2011年11月18日(金)
翌朝は雨。しかも本降り。こんな日はまったりと過ごすに限ります。遅い目に起きて、遅めの朝食をとって、出発します。車を別府に向け、温泉三昧の一日にします。今日は、温泉10湯入浴<最低でも8湯!>と強気な目標を立てます。私は2009年、ブルトレ富士廃止直前に別府を訪問した際<別府八湯表泉家>のスタンプ帳を入手し、少しづつ温泉を巡る様になりました。それ以前より、温泉巡りはしていましたが、入湯数を意識しだしたのは、これがきっかけです。以後、別府を訪問する度、スタンプのある温泉を回っています。が、悔しい事に、後から参加した知人に追い抜かれ、私は遥か後方に置いて行かれました。私も道は遠くとも「別府八湯温泉道名人」の称号を目指して、ゴールの88湯入浴までがんばります。現在28湯で段位は3段!
11時前に別府市内に到着。天候市内の標高の高い地区は霧がかかり、市街地では湯けむりが地面を這っています。相当に視界が悪く、テンションは下がり気味ですが、入湯先数を稼ごうと思います。
別府ICから少し下りたところにあります。平成15年オープンした市営温泉で内湯の他に庭園風露天風呂があり楽しめます。湯の華たっぷりの熱い湯に浸かると、それだけで幸せな気分になれます。ただ本日の露天風呂は、大粒の雨が顔にあたり、あまり気分の良い入浴とは言えません。入浴後に、立派な休憩室で休みたい気分でしたが、先を急ぎます。
別の温泉を目指してていたら道に迷い、気が付けば目の前にあったのが丘の湯温泉。まさに薬師如来のお導きでしょうか・・・。小さな建物に小さな浴室。でも小さな木製の湯船に身を横たえて、何も考えない時間を過ごします・・・・。
第3湯 神丘温泉 泥湯?100円
丘の湯の隣に商店があります。昔、各地の街角にあった万屋といった雰囲気です。良く見ると<泥湯>との表示が・・・。この中に温泉があると言うのか?半信半疑で中に入ると、商店内で靴を脱いで室内に入れとの指示?ますます怪しい・・・・。カーテンで仕切っただけの脱衣所廊下に古い別府駅発着の時刻表が貼ってありました。その中ではブルートレイイン富士はもちろん2005年に廃止された彗星の時刻も掲載されています。少し昔にタイムトラベル・・・。階段を下り、半地下状態の薄暗い浴槽に身をゆだねていると、もっと昔の昭和に迷い込んでしまった様な感覚に囚われます。お湯がねっとり君で、底に沈殿物が少しあったので<ここの泥湯は、こんなものか・・・・>と思っていましたが、男湯、女湯とある普通のお風呂(私が入った湯船)の他に貸し切りのお風呂があって、そこがホントの泥湯だと家に帰って知りました。悔しい・・・・。でもさらに調べてみると2008年に泥湯が枯渇したため泥湯の浴槽が廃止になったとの記述があり、真偽を確かめるべく、この不思議な温泉に、もう一度行く楽しみが出来ました。
第4湯 照湯温泉 200円 硫黄泉
昔、来たことのある温泉です。スタンプを押すという邪?な目的もありますが、ここの雰囲気が気に入った事も再訪の動機です。森藩の御殿様が利用していた温泉だそうです。熱い硫黄泉に身をゆだねて殿様気分に浸ろうとしますが、高貴さが身に付いていないのでガサツな入浴になってしまった様な・・・
温泉ばかり入っていると、お腹も空いて来ます。ここは別府名物<冷麺>をいただきます。胡月とお店にやってきました。(別府駅近くに同じ名前で餃子店がありますが、別のお店です)<冷麺>をはじめていただいた感想は。<うーむ。麺にものすごいコシが・・・・。堅い・・・・。私の軟弱な胃で消化出来るのだろうか。>いろいろ心配しましたが、消化は良かった様で、杞憂に終わりました。これはいける。
お腹も膨れた事ですし、湯めぐり後半戦を開始します・・・・。
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