注目発言 その2 です。
ソチ五輪、団体戦のショートプログラムに、日本代表として出た羽生選手。
実はかなり緊張はしていたようですが、それでも、
素晴らしい演技をした憧れのプルシェンコ選手をも得点で大きく引き離す、貫禄のノーミス演技で高いスコアを叩き出しました。
その後のインタビューで答えている言葉の中から、この言葉に注目しました。
自信をもってジャンプを跳んでいるように見えたが、という質問への言葉です。( ← 確かに、そう見えました。)
「自信というと不安になったときに何もできなくなってしまうので、とにかく自信どうのこうじゃなく、いつも全力を出すことを心掛けています。」
インタビュー全文はこちら。↓
http://sochi.sports.yahoo.co.jp/column/detail/201402070003-spnavi
羽生選手は、「とにかく一生懸命」とか、「今できることを全力で」とか、そういう言葉を、最近は連発しています。
いつも全力投球だというのは、見ている側にも伝わりますし、羽生選手の素晴らしい長所の一つです。
スポーツ選手としては、応援のしがいのある、最高の精神ですね。
しかし、さすが羽生選手です。
「自信というと不安になった時に何もできなくなってしまう」 からだと、説明してくれました。
なるほど~、そういうことだったのですね。
「自信」に自分の気持ちを持っていくのではなく、「いつも全力を出す」ことを心がけ、「全力投球」「一生懸命」のほうが、結果が出る、と。
今の自分のベストを出せること = 自分に勝つこと、なのでしょう。
いわゆる「不安」との戦い方も心得ていて、しっかりとコツをつかんできているようですね。
しかも、それをまたきちんと的確な言葉でみんなに向けて説明してくれるのが、羽生選手のすごいところです。
参考になります。
今までも、肝心な大きな大会になるほど、結果をしっかりと出してきており、今回もまた、期待通りというか、期待を裏切らないほどの強さを見せてくれました。
たとえ失敗しても、その後に必ず挽回してくるような負けん気の強さを、羽生選手には感じるので、全くハラハラ感がなく、スポーツ選手としては、ただただ頼もしいの一言です。
そうやって周囲の人々をも驚かす強靭な精神力を発揮してきた羽生選手の言葉らしい、深い実感に満ちた印象の一言でした。
同じように、個人戦でも是非、頑張って下さい!!
結果がどのようになろうとも、羽生選手が納得できるベストの演技で、笑顔で終えられますように・・・!!