おめでとう羽生選手!!感涙です!!
ついに夢だったオリンピック金メダル!本当におめでとうーーーー!!
近年ではずっといなかった10代での金メダリスト、19歳で五輪王者になってしまいました!!
写真:kiss&cry world facebook公式HP公開写真より
羽生選手がシニアデビューした年に見た、ものすごい才能の光り方から、必ずこの日が来るとは思っていましたし、昨日のショートの段階で既に金メダルに王手をかけていたので、その意味では特別に驚きませんが、練習では成功し続けていた4回転サルコウがなぜか転倒してしまったり、いつもは見られない小さいミスが出たために、祈りながら最後までハラハラし続けたファンとしては、本当に嬉しいです!!
天から与えられていたそのずば抜けた才能と実力、積み重ねてきた桁違いの努力、妥協しない意識の高さ、乗り越えてきた試練の大きさ、等からすれば、「ふさわしい人が、表彰台の立つべき場所に立っただけ」という感じでもあるのですが、チャン選手を下し、憧れのプルシェンコ選手に団体戦でもスコアでは勝つという、文字通りの世界一、フィギュアスケート界の王者となりました。
プリンス、王子、などとずっと言われてきた羽生選手ですが、若さはそのままに、ついに文句なしのオリンピック王者に・・・!!
グランプリファイナルでも優勝、全日本選手権でも連覇で優勝、そしてオリンピック金メダリストと、羽生選手には最高の1年になりましたね。
目指すべきところが非常に高く、今後はゴールドメダルラッシュになるであろう羽生選手にとっては、オリンピック金メダルさえもただの一通過点になるだろうとは思うのですが、まずは今日の、この記念すべき瞬間を喜びたいです。
東日本大震災という、本当に強烈な試練をも乗り越えてきた果てに、ついに掴んだ金メダル。
その情感溢れる、一生懸命な演技や前向きな発言で何度も何度も励まされてきたファンとしては、羽生選手には、
この3年間分の感動をありがとう!!そして本当におめでとう!!と言いたいです。
しかし、なんて心臓に悪い、男子フリーだったことでしょう。
パーフェクト・ノーミスの選手が全然出なくて、ものすごい緊張感で思わぬ失敗をする選手が続出して、見ていてハラハラしっぱなしでした。そして、金メダルへの期待がかかる羽生選手も例外ではなく、その緊張も相当なものだったようです。
見ている側にも伝わるほど、今までになく緊張していた様子で、何度も深呼吸していました。羽生選手でも、あんなに緊張するんですね。
(私まで、ものすごく緊張してしまいました。見るだけなのに、こんなに緊張して誰かの演技を見たのは、初めてだったかと…。)
超人技を繰り出し、そのメンタル面の強さから、心臓に毛が生えているなどと評されることもある羽生選手も、やはり生身の人間だと証明されたかのようでした。
その緊張感と戦い抜いた、勇気ある姿を見せてくれたことが、一番私には良かったです。
珍しいジャンプのミスが見られたせいもあり、羽生選手の実力からすると技術面は全く納得のいくものではなかったと思うのですが、
最後まで諦めずに心を込めて丁寧に演じていき、それが結果として金メダルに繋がったと思います。
技術レベルが非常に高い争いだったので、他の選手も皆、緊張からか普段はないような失敗が続出していき、チャン選手でさえも細かいミスを重ねていきました。結果として失敗をどれだけ抑えられたか、諦めなかったか、の戦いになった印象でした。
常に最高を目指している羽生選手にとっては、まだまだ自分なりに目標を残す演技内容での、金メダルになったようですが、10代の王者となった羽生選手には、そのくらいで良かったのかも知れません。目標を見失うとそこで終わっちゃうので…
表現・情感を込めて演じる部分、動作の流れの美しさも、その表情も、今シーズンの中では一番良かったし、全選手中でも、一番良かったと私は思いました。久々に、「技術の羽生」ではなくて「表現力の羽生」の姿だったと思いました。そこはちょっと嬉しかったです。
動作やポーズを細かくチェックして努力を積み重ねてきたのがよく解りました。改めてじっくり見てみたいです。
3月の世界選手権では、さらに納得できる演技を目指して、演技内容にも自分で満足できる世界王者に是非なって下さい!!
ここから、本当の王者としての新たなスタート。
フィギュア界の新・皇帝として、見ている側にも羽生選手本人にとっても、感動の日々の幕開けとなりますように・・・!!
Kiss&cry world facebook 公式HP公開写真より 拝借いたしました