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羽生結弦選手、21歳の誕生日、おめでとうございます!

2015-12-07 | 管理人のひとり言

 

羽生選手! 21歳のお誕生日、おめでとうございます!!

 

何よりおめでたいのは、20歳の最後に、素晴らしい演技で歴代記録を打ち立て、世界中を感動させたことですね!

 

この1年は、手術等、大変なこともありましたけど、歴代最高得点の大幅更新&ショートとフリーのどちらもノーミスで終えるという、輝かしい形で20歳を終えて、きっとここからがまた、羽生選手にとっての素晴らしい20代の始まりになるだろうと、私はそう信じています。 

 

あこがれのプルシェンコ選手も、羽生選手と同じこの頃から彼の「絶対王者」時代がはじまり、「絶対王者」という言葉が生まれました。

 

最初に、絶対王者と呼ばれた人は、プルシェンコ選手です。

試合前からいつも優勝がわかってしまうほど圧倒的だった彼は、誰かと闘っているのではなく、技術面でも芸術面でも、自分が見せられる最高のものをどのように今回は提示できるのか、という真剣勝負を常にしていたように見えました。

 

だから、プルシェンコ選手の演技は、いつも私にはとても楽しみでした。

必ず、観る価値があると思えるものを見せてくれたからです。

(一部ぶっ飛んだエキシビションについては、まあ、まあ…(笑)極度のサービス精神の表れが、宇宙の果てまで行き過ぎるとああなるのかな、と。(笑))

 

 

昨年は、羽生選手の誕生日に、荒川静香さんの、非常に美しい、記憶に残る、トリノ五輪のエキシビション動画を載せました。

あの頃は、いつか男子選手の中から、負けないくらい印象的なレイバック・イナバウアーを見せてくれる人が現れるなんて、本当に想像もできませんでしたけど… (笑)

 

今年は、そんな羽生選手の憧れであり、大きな原動力であり続けた、プルシェンコ選手の演技の中でも、今の羽生選手と同じ年齢の頃の演技動画を、贈ってみたいと思います!

 

羽生選手がとてもあこがれたという、プルシェンコ選手特有の「凄みのある存在感」、「崇高さ」、「芸術性の高さ」、「ほとばしる挑戦心の凄さ」、「訴えかけてくる迫力」等を、感じて楽しんでみて下さい。

  

 

まず、プルシェンコ選手20歳の時の演技。 

ソルトレイクシティ五輪の翌年、2003年の世界選手権の予選で見せた、「カルメン」。

(以前ご紹介したものとは違う時の演技です。)

 

画像が悪いですが、ここでは、「4回転トーループ+3回転トーループ+3回転ループ」、という、非常に高難度の、3連続のコンビネーションジャンプが見られます。

 

同じく20歳の時の、このブログでは初紹介となる、2003年の世界選手権のショート「アダージョ」。

プルシェンコ選手は、迫力のある曲はもちろん、こういうしっとりとしたクラシックも沢山見せてくれました。 

その多彩さと守備範囲の広さ、変わらぬ芸術性の高さは、当時も他の選手を圧倒していたと思います。

 

次も同じく2003年の世界選手権の、フリー。こちらも、当時の日本語解説版を拝借します。

タイトル「サンクトペテルブルク」は、プルシェンコ選手のスケートの原点となった故郷の名前。

彼のために作られた曲です。 旧採点法・6.0点満点時代の、最後です。 

 

プルシェンコ選手は、技術はもちろんのことですが、それ以上に非常に高い芸術性・表現力で評価されていたのが、得点からもよくわかるかと思います。

 

こちらも、初めてご紹介する、プルシェンコ選手が21歳の時の演技。 

2004年世界選手権のショート「タンゴ&フラメンコ」。 

 

いつか、羽生選手にもこういうのをやってほしいですね! 楽しみにしています。(笑)

 

2004年世界選手権フリーでは、「ニジンスキーに捧ぐ」で、表現もさることながら、ジャンプ技術でも

「3回転アクセル+1回転ループ+3回転フリップ」という、非常に高難度の3連続をやってみせたプルシェンコ選手は堂々の優勝、

その後のエキシビションが、これです。 

コミカルにやっています。 終盤で見られる片足のステップが凄いです。

 

 

 

 

プルシェンコ選手の演技は、いつもそうなのですが、どれをベストとして紹介したら良いのか、本当に迷ってしまうのです。 

今回も、どれにしようか探しているうちに、またもや楽しくなっちゃって、迷いに迷って、本当に困りました。(笑)

ですので、技の成否や結果、芸術性におけるベストかどうかに構わず、彼が最も高評価を狙って勝負に出たはずの、世界選手権の演技だけを今回は選んでみました。

 

 

未来においていつの日か、羽生選手の演技も、「どれがベスト?」と聞かれて、

「ありすぎて困る!」「決められない!」「あれもこれもベスト!」と答える日が、きっと来るだろうな、と確信しつつ… (笑)

(私は今でもすでにこの状態ですが。)

 

 

 羽生選手にとって充実した、楽しく、幸せな1年が待っていますように…!

 あらゆることが、守られますように。

 

プレッシャーも楽しめちゃう 1年となりますように…!

 

心よりお祈りしております!