今シーズンの羽生選手のショートの曲 Prince さんの「Let's go crazy!」(レッツゴー・クレイジー)の中で、
羽生選手のプログラムで使われている部分の、歌詞の和訳だけをご紹介します。
羽生選手、NHK杯での演技 ショートプログラム「レッツゴー・クレイジー!」
※ この歌は、プリンスさん本人が生前に語っておられたように、「GODの歌」=「神様の歌」であり、
日本で誤解されているような卑猥系の意味の歌ではありませんし、アメリカではそれが理解された上でのヒットです。
使われている言葉に、もっと遥かに深い意味があります。
「GODの歌だとストレートに言葉を使うと、メディアに乗せてもらえないから」という理由で、プリンスさんが意図的に表現を工夫して作ったそうですが、聖書を知っていれば、何のことだかすぐに意味がわかるようになっている歌です。
フィギュアスケートのショートの規定である、演技時間(2分50秒制限)のために、
本来の歌から、カットされている一連の歌詞がありますので、
その歌詞と、全体の解釈については、こちらのページを参考にどうぞ。
→ 解説その1
Dearly beloved
We are gathered here today
To get through this thing called life
Electric word life
It means forever and that's a mighty long time
But I'm here to tell you
There's something else
The after world
A world of never ending happiness
You can always see the sun, day or night
愛する皆!、( ※ 最愛の人へ、の意味ですが、ここでは聴衆一人一人への呼びかけの言葉: これは聖書にある表現です )
僕たちが今日、ここに集まっているのは、
「人生」と呼ばれるものを、生き抜くためなんだ。
「人生」という、しびれる言葉
永遠を意味し、それはとても長い時間でもある
しかし、今日 僕が皆に伝えたいのは、
この「人生」には、もっと続きがあるということ。
次の世界、と呼ばれるものさ。
その世界とは、もはや決して幸せが尽きることのない世界で、
昼も夜も関係なく、いつでも太陽を見ることができる世界なんだ。
(注: ここで「太陽」と表現されるものは、聖書にある表現で、イエス=キリストのことです(有名な表現)
したがって、この「次の世界」と表現されているのは、キリスト教における、「天国」または、
この世が滅びた後に来るとされている「新天新地」と呼ばれる、神様を中心とした天国的世界のことです)
※ また、世界の終わり(終末)が近い時代において、悪魔は自分の時が短いことを知っていて、
世界で大暴れするようになることが聖書に預言されています。
悪魔は、神によって、最後には「火と硫黄の池」と呼ばれる、いわゆる「地獄」へと投げ込まれることが確定しているからです。
その時代が、生きるのが最も困難になるわけですが、来たるべき天国的世界への希望をもち、
神との闘いで、最終的に敗北が決まっている悪魔なんかには決して騙されずに、こちらから勝利宣言をしてやろうぜ!
という挑戦的なニュアンスを含む勝利宣言の歌詞が、本来の歌詞では、途中でここに入ります
'Cause in this life
Things are much harder than in the after world
In this life
You're on your own
And if de-elevator tries to bring you down
Go crazy, punch a higher floor
なぜなら、今のこの世界では
物事は全て、次の世界で生きるよりも ずっと困難だからさ
今のこの人生では
すべて君の決断次第なんだ
だから もし 「悪魔の引き下げ専門エレベーター」に 下に連れて行かれそうになったなら
無我夢中になって、 上の階(=神様の象徴)へと、打破していくんだ!
If you don't like the world you're living in
Take a look around you
At least you got friends
You see I called my old lady
For a friendly word
She picked up the phone
Dropped it on the floor
(Ah, ah) is all I heard
もし君が今生きているこの世界が気に入らないなら
ちょっと周りを見渡してみな
少なくとも、友達はいるだろう
ほら、僕なんか なじみの長い女性 (または御高齢の女性)に
どう、元気?って電話した時
彼女は電話に出るなり
受話器を床に落っことしたんだ
その後に聞こえてきたのは、(息を切らせたような) 呼吸音だけさ
(※ 僕の体験した悲惨話です 落ち込んでしまう例として挙げられています
「決して笑えない、動揺するような状況」 をわざと挙げています
このmy old lady (=one's old lady )という表現は、「自分となじみの長い(親しい大事な)女性」の意味で、
俗語で、「自分の妻」、「自分の母親」、「自分の大事な(今の)彼女」、「自分にとって特に大事な存在」、の全ての意味になり得る表現です。 「元彼女」の意味ではありません。)
Are we gonna let de-elevator
Bring us down
Oh, no let's go!
僕たちは 「悪魔の引き下げ専門エレベーター」に
引き下げられちゃってもいいのかい?
いやいや、冗談じゃないぜ さあ行くぞ!
Let's go crazy
Let's get nuts
Let's look for the purple banana
'Til they put us in the truck, let's go!
無我夢中になろうぜ!
熱狂していこうぜ!
(君にとって大事で貴重な) 夢中になれるものを探すんだ! (救い主イエスを求めろ!)
僕たちがトラックに乗せられてしまう前にね、さあ行くぞ!
(=自分たちにも死が訪れ、死後の行き先を決められてしまう前にね、さあ行こう!) → 聖書に根拠があります 解説ページ参照
※ purple banana とは、ここでは第一には、この歌の主題テーマである神である、救い主 イエス=キリスト を指します。
第二に、その人に与えられた使命、夢中になれるもの(=生かされている意味)を探せ、という意味をも含み
第三に、その人にとって貴重な、大事な存在を見つけろ、という意味もあろうと思われます
C'mon baby
Let's get nuts
Yeah
Crazy
君も来いよ
熱中しようぜ
そうさ
無我夢中になろうぜ
※ 何に熱中するのかと言えば、パープル・バナナで表現された内容を指しますので、
第一に、救い主たるイエス=キリスト、すなわち、神様に熱中しようぜ、という意味です。
理由は、神様と親しい関係にあること(相思相愛な関係にあること)こそが、悪魔に対抗できる最高の状態となるからです。 悪魔が自ら逃げ出す状態というのは、神様との厚い信頼関係にあることであり、その状態が悪魔への最強の対抗手段となると、聖書は明言しているからです。
また、その人に与えられた「人生」を生き抜くために、大事なものや使命、大事な人を大切にし、
与えられている人生に無我夢中になろうぜ、真剣に生きようぜ、と、みんなに呼びかけ、誘いかけている言葉です。
Take me away!
僕を (天国へ) 連れてってくれ!
※ 神様に向けて 頼んで叫んでいる言葉です
その行く先は、歌の冒頭で歌われている、天国的世界であり、
キリスト教で言う、イエス=キリストの再臨・または携挙への希望を表しています → 解説その1ページ参照 )
羽生選手のNHK杯 エキシビションでのアンコール「レッツゴー・クレイジー」の最後の部分の動画です
(アンコールなので、衣装は白鳥のままです)