羽生選手!4連覇おめでとうございます!!
いや~、本当に良かった!
本当に良かったね!! お疲れさまでした!
4連覇したのは羽生選手が史上初で、
4勝なら、プルシェンコ選手、イリーナ・スルツカヤ選手、浅田真央選手と並ぶ最多記録だそうです。
本当にすごいこと。
いつも必ずしも万全じゃなかった中で、これを成し遂げられたことは、羽生選手の半端なき真剣さ、真面目さ、真摯さ、粘り強さゆえの功績でしょう。
本当におめでとう!!
フリー演技「Hope&Legacy」
表彰式
演技内容や得点にはきっと納得いっていないだろうと思いますけど、総合結果にはホッとしたというところでしょうか。
前半はかなり良かったです! 冒頭の4回転ループと4回転サルコウは、軽く跳んでいましたし、ステップも…!
前半は美しかったし、途中でジーンと来ました。
あえていうなら、フリップの後の肩を回すところが、ちょっと固い感じに見えたので、かなり緊張しているのかな、と…
あの3回転フリップ後の肩回しのあたりの表現は、唯一前半でちょっとだけ何か気になるところかな…と。
何かをちょっと変えれば、もっと印象的になるか、ぐっと良くなるように思います。
最初に見た頃のほうが、良い意味で印象的だったような気がします。
後半のジャンプが全体にやや惜しかった印象ですが、(特に4回転サルコウと、ラストのルッツの抜けはもったいなかったですね)、
でも、とても丁寧に滑っている印象でした。
またきっと課題も見えたのだろうし、先に目標が出来て、やりがいありますね。(笑)
後半に力強さが出て盛り上がると、さらにこのプログラムは良くなりますよね。
表現面全般は、今回のグランプリ・ファイナルでの演技が一番良かったですし、特に前半は今まででベストでした。
総合得点では上だったNHK杯より、確実に今回の方が、姿勢も良かったし、表現面はうんと良かったです。
今回は後半の目立つジャンプミスが複数あったので、その分、演技構成点も、実際の「良さ」よりも引かれ気味の点になっただろうと思いますけど、NHK杯より、技術点のマイナスのせいで得点は出ていなくても、演技そのものは私は素晴らしかったと思います。
後半は、振付はとても良かったです。 スケートカナダの時の方が、後半の勢いがあって印象深かったので、あの勢いが出たら相当総合印象も変わると思うので、今後に期待したいですね。
ハイドロが、去年の「SEIMEI」と比べて、顔を上げていない分(わざとだと思いますが)、印象が弱lくなっているところがちょっと勿体ない気がしています。
衣装の色との関係で、顔が浮いて見える、と私は最初に書きましたけど、衣装の胸のあたりまで色がついている今回のような感じの衣装なら、最初の頃みたいに顔を上げても浮くことはないだろうと思うし、やはり顔が上がっているほうがカッコよいし印象深いだろうと私には思えます。
ただ、なんらかの意図があって、あえて顔を下げる表現に変えたのか、それとも顔を上げるほうが疲れるはずなので、体力の消耗を抑えるためなのか、理由はよくわかりませんが、せっかくのカッコイイ「ハイドロ」を、もうちょっとだけ活かしたほうが良い気がします。
また、今回、レイバック・イナバウアーの手の表現を変えてきた点は良かったと思うのですが、上で両手をクロスさせるタイミングを、ほんのちょっとだけ後ろにずらして、音楽にピタッと合わせたら、たとえ両手を横に広げている時間が短くなったとしても、印象が激変するだろうと思いました。
昨シーズンより難易度を上げ、新しい4回転も入れ、非常に高いリスクを負った上でのこの演技。
公式練習を見ている限り、表現面はかなり良くなっていると思うし、正直、私は練習見た時に涙が出たほどだったので、
公開練習を見た時は、羽生選手のもっている才能に改めて深く感動して、コメントするの一切やめようかと思ったほどでした。
毎日練習を公開してほしいと思いましたね。(笑)
羽生選手がまだまだ潜在的に備えているものは、本当に素晴らしいものがあると思います。
ジャンプの抜けは得点で痛かったと思うので、でも出ている得点よりもは演技の印象は良かったと思うので、
練習でノーミスできているそうですから、あとはジャンプの成功と表現と、両方が自信をもって本番で上手く発揮できるようになれば、素晴らしくなっていくと思いますので、楽しみです。
4回転サルコウは、フリー後半だとやはりかなり大変なのでしょう… あのコンビネーションが決まると、気持ちも得点も、かなり変わってきますよね。
今回も後半の4回転トウループは成功していたので、そこは本当に良かったです!
ただ、本番で失敗が続いてしまっている後半の、4回転サルコウ+3回転トウループは、練習時はいつもノーミスだったそうです。確かに公式練習でも成功が沢山見られるのですが、本番ではサルコウの転倒により後続ジャンプがつけられなくなって、得点ではかなり大損していることが続いてしまっているので、
多分、私以外にも思ったファンは大勢いると思うのですけど、コンビネーションにするのを、前半の2番目の4回転サルコウの後ろにつけたらどうなのだろうか、とは思いました。
そうすれば、最初に成功すれば安心で、その後の表現面により力が入れられるだろうし、仮に失敗しても、後半の4回転サルコウの後ろにつけるチャンスをまだ残しておけるし… ということで、大ダメージを逃れられやすくなり、どちらにしても、得点は大幅に上がってくると思うのですけど、どうなのでしょう。 (もちろん、後半ジャンプとして成功した場合の、1.1倍というのはなくなりますけど。)
ちょっと興味深かったのが、この失敗について、城田監督は、「練習ではノーミスできているので今回はたまたまだと思うので」とコメントされていて(ある意味、前向きですが) 羽生選手は、「ちょっとした原因があると思うのでそれが何なのか」と答えています。(笑)
羽生選手が良く言うように、「この世に偶然はない」「失敗にも意味がある」ことを思えば、それは「ここが問題だよ、気づきなさい」という意味で、問題を発見するためのきっかけのこともあれば、「これは変えなさい」というメッセージのこともあると思うので、さて、そのどちらなのか見極めて、より良いプログラムにすべく、頑張っていってほしいですね!
どちらにしても、羽生選手にとって、未来にとって、ベストな選択ができますように…!!
今回は全体に、繊細さの光る演技でした。
ショートとのこの対極な雰囲気のプログラムを、一人の人が両方、同じ大会で的確に演技で表現していくというのは、
本当はものすごく大変なことだと思います。
それでも、どちらも、ちゃんと羽生選手らしくなってきていると思いますし、確実に良くなっていると思います。
衣装は初めて見た色に見えましたけど、とてもきれいな配色でした。
グラデーションの微妙な色違いのものを、何種類も持っているのでしょうか。 (光や画像の質のせい、ではないと思うのですが、どうでしょう。)
やはり、タイトルの「Hope&Legacy」からしても、少しでも明るいイメージに映る色の衣装のほうが、圧倒的に、より効果的になると思えます。
個人的には今回は、見ていて、とても気持ちが良かったです!
今回、羽生選手に続いた、後ろの「滑りの上手いベテラン2人」(チャン選手とハビエル選手ですが)に、かなりジャンプミスが多かったので、氷が跳びにくいのかな?とも思ったり。
チャン選手は特に、あれだけジャンプをミスしていても、そのほかの表現面がグンと良くなったので、見ていて驚きました。その分、ジャンプが成功した時には、うんと得点を伸ばしてくると思うので、侮れないですね。
やはり4回転が多いと、ちょっとした成否で得点の乱高下が激しいので、結果が波乱気味になり、選手たちは大変ですね…
羽生選手は悔しいだろうけど、でもここでピークだと、ファンとしてはちょっと困りますので(笑)、
4回転ループも決まっているし、無事に優勝も出来て、本当に良かったです!!
滑りも表現も、ジャンプの難易度もそれぞれ非常に優れた選手が揃ったこのハイレベルなメンバー、
この超のつく高難易度のリスクの高い構成で、激しい争いの中で優勝したことは、文句なしに凄いこと、
誇りに思って良いと思います!
お怪我等がないことを祈りつつ…
まだ全日本も控えているし、
お疲れを少しでもとって、無理なく、エキシビションは楽しんでほしいと思います!!
楽しみにしています♪
今シーズンのあれこれを思えば、ここまで無事にこれたこと、今こうして元気に滑れていること、
羽生選手の素晴らしい演技が見られること、
ましてや、こうして優勝まで出来たこと、優勝してくれたこと、本当に本当に感謝です!!
とにかく、優勝おめでとう~~~!!
こちらは、優勝確定後、エキシビション前の、日本人選手3人への、織田さんと松岡さんからのインタビュー番組です。
まず、表彰台に上がった時に、4回手を上に突き上げて、(同時に一本指で天を指しています)、
1位の台に上った時のことを、質問されています。
手を突き上げたのが4回だったのは、特に意識したつもりはないそうですけど、結果的には4回やっていた、という感じだったそうです。
ま、4連覇で4回目の優勝でしたからね。 良かったんじゃないでしょうか。
それから、羽生選手が、試合の直前に、「ありがとう、ありがとう」とか、「できる、できる、できる!」と言っていることについて、
松岡さんと織田さんが質問しています。
「ありがとう」 については、試合の前に毎回言っていると羽生選手は語っていますが、
応援しているファンの皆さん、テレビやインターネットで見ている、世界中の人たちをも含めて、感謝を込めて、だそうです。
その感謝の気持ちこそが、自分にとって一番大事だと思っているから、だそう。
「できる、できる、できる!」については、今回それだけ緊張していたからこそでもある、とも自分で語っていますね。
あとは、ショートのプログラムで、皆も楽しんでくれたし、自分もとても楽しく滑れたそうですけど、
「表現者としては、その楽しさが、見ている人に伝わること、が一番大事だし嬉しい」と語っています。
確かに、伝わることは、とても大事ですね!(笑)