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羽生選手が見据える「真・4回転時代」と挑戦、様々な選手たちのそれぞれの取り組み

2017-02-11 | プロアスリート羽生結弦・羽生選手関連ニュース

いよいよ、4大陸選手権が来週となり、平昌五輪からもちょうど1年前となりました。

羽生選手が、1年前からこの4大陸選手権に出たいと思ってピークを合わせたいと思っていたことや、今の「真の4回転時代」が来たことを楽しいと思っていることなどを語って下さっているニュース番組の動画がこちら。

皆様の安全が守られ、政治状況とは関係なく、良い大会になりますように…!

 

さて、中国のボーヤン・ジン選手が、やはり4回転ループを新たに入れて、アメリカのネイサン・チェン選手をさらに上回る高難度構成の予定で挑んでくるらしいことが判り、(実際に試合でどうなるかはまだわかりませんが)、→練習の様子の動画

宇野選手も4回転ループを今回新たに導入する予定だそうで、

羽生選手もきっと予想していただろうとは思いますが、すごい試合展開になってきましたね…

でも、落ち着いて頑張ってほしいと思います…!

本物の争いと違って、スポーツの試合における技の高難度争いなんて、それそのものは、本来は清々しいくらいのものですから。

 

こちらは、今の羽生選手にとっての壁とは、過去の自分自身が出した記録だという、平昌五輪へ向けての羽生選手特集の番組動画

 

そしてこちらが、他の選手たちの様子を出して、「前代未聞の極限バトル・真4回転時代」と名付けられた番組特集です。

 

 

 

さて、アイスジュエルズ の最新号「Vol.5」が、発売されていますが、

Ice Jewels(アイスジュエルズ)Vol.05~フィギュアスケート・氷上の宝石~羽生結弦インタビュー「進化の方程式」(KAZIムック)
舵社
舵社

このアイスジュエルズは、羽生選手が、その時点での本音をかなり語ったロングインタビューを毎回のように載せて下さっているので、

羽生ファンならぜひ読んでおいた方が良いと思いますし、出来れば読んでもらいたいな、と思います。

 

この間のグランプリ・ファイナルで、実は氷の質がかなり良くなかったこと(整氷機が壊れていてリンクの氷がちょっと融けていたり、波打っていたことなど)や、

スケート・カナダで負けて悔しい思いをした銀メダル3個を、わざわざベッドサイドに置いてあることなど、(なんて自虐…いや、あまりにも前向き過ぎて、思わず笑っちゃいました)、

他ではなかなか語られないエピソードや想いなども、率直に語って下さっています。

 

海外にいらっしゃるファンの方々などは、読めていない方も多いかと思いますが、前回のVol.4では、昨年春の銀メダルに終わった世界選手権の後、安静にしていなくてはならなくて動けなかった間、羽生選手は、

「試合後の2週間くらい、毎晩、毎晩、試合の夢ばかり見ていました。夢の中で毎回試合に負けるんです。でもどのような演技をしたかは覚えていない。それでも、毎回負けて、バンケットに出て、ホテルの部屋に帰って泣いている、そんな夢をずっと見ていました。」

…という状態だったことなども、語って下さっていました。

 ↓

Ice Jewels(アイスジュエルズ)Vol.04~フィギュアスケート・氷上の宝石~羽生結弦インタビュー「進化の予兆」(KAZIムック)
舵社
舵社

 

また、毎回のように興味深いインタビューのコーナーがあって、

前回は6人のスケーターにインタビューが行われていましたが、

今回は、「3人のコーチに聞く 彼らの流儀」という形で、今世界で活躍している選手たちのコーチ3人にインタビューをとってあるのですけど、

日本の女子で今大活躍中の選手たちを指導されている、濱田美栄コーチと、

あのネイサン・チェン選手などを指導されている、ラファエル・アルトゥニアンコーチ(旧ソ連出身)らのインタビューが載っていまして、大変興味深く、楽しく読めました。

 

アルトゥニアンコーチは、浅田真央選手のファンにはおなじみのコーチですが、あまりよく知らないという羽生ファンはもちろん、浅田真央ファンならぜひとも読んでほしいと思える、そんなメッセージの入った記事内容になっていました。

 

いろんな方の、色々な人生や、個性の多様性が垣間見える、そんなインタビューです。

特に、フィギュアスケートの世界で、名コーチや、名振付師と呼ばれている方々というのは、必ずしも自分が選手として高い実績を出した方々ばかりなわけではなく、むしろ逆だったりするケースも結構あって、でもそれこそが活かされる形で、今がある、という方が非常に多いのはとても興味深い点でもあり、多くの人の希望につながる点ではないかと思います。

 

こちらは、今回の4大陸選手権に共に出場する、羽生選手と同期の、田中刑事選手の特集

 

そしてこちらは、羽生選手と同じ仙台出身で、かつては勝山スケートリンクで一緒だったこともあり、現在は北海道大学在籍中で頑張っているという、鈴木潤選手の特集記事。

途中で、可愛い笑顔で表彰台の1位の場所に立つ、羽生選手の写真も出てきます。(中学の頃)

私が思わず注目したのは、記事の中で、彼が札幌での練習拠点確保に苦労し、車で片道1時間かけて苫小牧(とまこまい)市のリンクにまで通っていた(いる?)ことが書かれてあったところです!

と、苫小牧のリンクですって?! 

…も、もしかして、「白鳥王子アイスアリーナ」のことでしょうか?! (笑)

 

こんなところで大喜びしている私もどうかと思いますが、

いや、もちろん本当の注目はそこではなくて、(笑) グランプリシリーズにまでなかなか出てこられない選手たちというのは、世の中に沢山いらっしゃるわけです。

でも、文武両道を目指しながらもスケートを頑張り続ける鈴木選手の苦労や葛藤、人生が良く伝わってくるような、なかなか丁寧で素晴らしい記事だったと思いましたので、今の羽生選手を刺激や目標にしながら頑張っている一人の元リンク仲間として、ご紹介してみました。

 

 

いよいよ始まる来週からの4大陸選手権は、まだ世界選手権でもないのに、本当にすごい選手たちの揃った前代未聞のハイレベルな闘いで、周囲からは色々な煽りもあったりするかもしれませんが、五輪会場でもあり、本番に近い感覚が味わえるチャンスでもありますし、そんな緊張感も含めて大いに楽しみつつ、

羽生選手は、今やるべきことをしっかりと頑張っていってほしいと思います!

心から応援しております!!