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グランプリ・ファイナル2019、フリー「Origin」での4回転ルッツと4回転ループを完璧に、さらに4回転4種類5本を初成功、おめでとう羽生選手!25歳の誕生日の最難関の挑戦!

2019-12-15 | 羽生結弦選手のおススメ演技動画集

 こちらは、ISUが出した、フリー演技後の羽生選手の英語インタビューです。

Q. 今日の演技はどうでしたか?

「疲れました。とにかくハードでした。(笑)より強くなれたと思いましたし、大変でしたし、出し切って疲れ切りました。(笑)」

Q.  最後には疲れ切ったということですね?「はい。(笑)」

Q.  今日の演技の成果は?

「今日は特に、4回転ルッツについては、僕は音楽にとても良い気分で乗ってできましたし、4回転ループもそうでした。音楽に乗って(ジャンプを)できることは僕をとても幸せな気持ちにしますし、またホームリンクでも同じように練習できるようになります。これは僕にとって、本当にとても重要なテストだったと思っています。」

Q.  今日は、観客の方々とつながりを感じることはできましたか?

「ええ、4回転ループを跳ぶときに… もし4回転ルッツを2番目に跳ぶ予定でなければ、4回転ループを跳ぶ時にもっと神経質になっていたと思うのです。なぜならそれが一番難しいジャンプになるからです。だから、僕のファンたちや観客の方々は、4回転ループに対してもっとハラハラしながら見ただろうと思うのです。だけど今日は、もう少し挑戦的な気持ちで4回転ループをやれました。後ろにもっと難しい4回転ルッツが控えていたので、『よし、今日は4回転ループが軽い気持ちでできるぞ』と、でも4回転ルッツに向かう準備動作のときは僕も緊張して少し重い気持ちになりました、観客の皆さんもそうだったと思います。でも、これは僕にとってとても特別な瞬間です、観客の方々と共有している気がするので… だから僕はスケートをするのです。」

Q. 今日の素晴らしい演技をありがとう、残りのシーズンの幸運を祈っています!

「ありがとうございます。」

※ 修造さんとのインタビューでは、今回の4回転ルッツの時は、(ジャンプを跳ぶ時の)「空気が軽かった」と言っていましたね!(笑)

 

 

羽生選手は、4回転アクセルは子供のころからの夢なので、「できるなら」絶対にやりたいのです。でも、「できるかどうか」は、高いリスクと背中合わせなので、練習の段階から、選手生命がかかるわけです。

技術と芸術性を、練習段階で同時に引き上げることは普通は難しく、どちらかに集中して、どちらかを引き上げ、それを交互に双方繰り返しながら徐々に総合的にあげていくのが普通です。

だけど、ファンがノーミス・パーフェクト、優勝のみをいつもいつも期待していたら、それにもできる限り応えなきゃと思い、4回転アクセル挑戦をやめさえすれば実際に可能でもある羽生選手の葛藤は増すばかりです。また、羽生選手自身も、やるならもちろん優勝して金メダルを獲らなければ、という想いも強い。だけどそれにより、もともと現役続行した理由だった「4回転アクセル」への挑戦を両立させることは、非常に厳しくなってしまうわけです。

平昌五輪の時は、「金メダル」が絶対に最優先だったので、自分のやりたい技、などはやめて後回しにしてでも、勝つために確実になる方法を選択できたわけですけど、この先は、羽生選手が「小さい頃からの自分の理想」を追い求めていけるほうが、絶対に私は良いだろうと思っています。それは、羽生選手が後から振り返った時、自分の人生に納得してもらうためです。

報道ステーションの修造インタビューで羽生選手が言っていた、「ろうそくの最後の部分に油を注がれた感じ」というのは、「油」は聖書で、神様(イエス様)から注がれるものを意味しているので、羽生選手は、自分が何をすべきかを、「神様から」の使命として理解したものがある、ということを表現・意味します。(※「ろうそく」も「油」も、聖書で使われる有名な表現です。クリスチャンの方々には一発でわかる表現を羽生選手はあえて使っています。)

だから、心配ないですよ。(笑)希望をもって進んでほしいと思います…!

あしたのジョー発言は、「おとといのジョー談」ってことにしてください。(笑)でも、羽生選手も今後の挑戦を続けることによる、そういう「怖さ」(主に身体的な怖さの方だと思います)が自分にもあるよ、ということを言いたかったんですよね。だけど、引退すべき日はいつか来るとしても、羽生選手は絶対に燃え尽きないですよ。だって、プルシェンコさんの後継者ですから…!(笑)

 

今頃ですが、NHK杯後の羽生選手のインタビューの詳細が改めて公開されました。こちらのNHKニュースWEB記事より 映像ごと出していただけると、多くの人がより信用すると思うんですけれどもね…!

NHK杯のエキシビションの最中の、生中継だった「静香の部屋」で羽生選手は重要なことを沢山示唆していたので、(試合に行く前に先に沢山泣く、こととか…) 少なくとも、衣装についての酷い誤魔化しと嘘は、もうこれ以上は一切やめていただきたいですね。

衣装が「動きやすいこと重視」なんて、アスリートなら、誰でも当たり前のことですよ。そのわずかな点の積み重ねで、得点はどんどん大差になってしまうのですし、怪我に直結したら、選手生命が終わりかねないのですから。それがわからないトップレベルの選手なんていません、絶対に。

ショートも、動きにくい衣装を望む選手なんていません。


 

「4回転アクセルをやれってことなのかな」と思った羽生選手の発言が入っていて、

4回転アクセルの成功の秘訣を分析されたニュース動画はこちらです。

 

報道ステーションの修造さんとの対話インタビュー動画はこちら。

またいろいろ混乱させかねない記事が出てきているので、書きますけど、

羽生選手は、もしネイサン選手がいなかったら、順位としては、3月で優勝出来ていたことになるので、あそこを自分の限界だと思ってやめていたかも、ということです。羽生選手はOriginにものすごくかけてくださっていたので、「負けは死も同然」発言のあと、衣装のこともあって、(衣装をおかしくされてきたのはこれで4年目でした)あんな酷いことをされるなら、もうこれ以上無理しないでいい、と私は言いました。でも、逆に羽生選手は、やる気を燃え上がらせました。

私は、再び衣装で(おかしなことを)やられる可能性は高いと思っていたので、今シーズンも再びやられるようなら、シーズン最初から衣装のおかしい点を明らかにしていく、と決めていましたし、そう約束していました。

被爆者のBさんのことは、羽生選手に託して、羽生選手の胸にだけ秘めていて下さればいいと、私はずっとそう思っていましたけど、神様の御計画は違っていて、さらに先があった、ということです。ファイナルが始まる前に出した、広島・長崎についての「第2回」のページは、当初はシーズン初めの、オータムクラシックより前に公開する予定でした。だけど、衣装がどんなものになっているのかをご存知で、とても問題視された神様(イエス=キリスト)により、第2回のあのページをオータムの前に公開することにストップがかかりました。羽生選手にはもちろん、被爆者の方たちにも、あまりにも残酷で失礼な衣装だったからです。 

そして、「悪魔的なものを喜んでいるかのように」誤解を招くことは、羽生選手にとっても、「日本にとっても」 何一つ良いことがないということは、強調しておきたいと思います。

 

 

Every ニュース動画 (UP感謝です!)

「ネイサンがいなければ学ぶことが出来なかったと思いますし」「すごく感謝しています」

「今回金メダル獲れなくて、すごく悔しいですけど」

これはこれで良かったといつか言えるようにしたいですね、はい」

…必ず、このグランプリ・ファイナルこそが、未来を良いものに変えたと思える日が必ず来ます…!(笑) お身体をお大事に、全日本に向けて大事に過ごして下さい…♪

 

フリー後のインタビュー、最後に地上波では切れていた「怪我しなかった!よし!」が、BS版には入ってました。こちらからどうぞ(up感謝です!) ←すみません、リンク張り直し。

 

「今年の一文字」について聞かれ、「壁」と「扉」と答えた羽生選手の、さらに長く語っているニュース動画。

「壁もあったんですけど、扉もあったなと思ってて。扉のついてた壁もありましたし、逆にそれを取り付けた壁もあったし、でも扉がなかった壁はいまだに…今自分の目の前に高い壁があるので」 (このあとの部分がカットされていますね)

「『壁』と『扉』がある1年間だったかなって思います。(笑)」

 

こちらは羽生選手の25歳のバースデー祝いのところのニュース動画

「今年の羽生結弦の1年は?」と聴かれて、「壁」と「扉」と答えました!

「乗り越えた部分と、開ききった部分もあったので、『壁』と『扉』がある1年間だったかなって思います」だそうです! …笑顔で言えたのが良かったですね ♪ 壁だけじゃなくて良かったです!(笑)

 

「今に見とけ!」をチェン選手に向かって羽生選手が言ったかのようにとらえてあれこれ苦情を言っている人たちがいますけど、羽生選手のこの試合での「今に見とけ」っていうのは、全然そんな意味じゃないですよね。 

羽生選手が何と闘っているのかわからない人たちが大勢いて、本当に…

羽生選手は、わかっていない人たちにあれこれ言われたり、マスコミに一部カットされた言葉で、真意と違うことであれこれ言われるのも、もう気にせず、やるべきこと、やりたいこと、使命と理想を追求していってください…!

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グランプリ・ファイナルの2019、羽生選手が、フリーの「Origin」で、

久しぶりに4回転ループを完璧に、そしてさらに、4回転ルッツも、試合では過去最高レベルで美しく完璧に決めました!! おめでとう!!

あれは凄かったですね…!私も見ていて、あまりに軽々ときれいに跳んだので、思わず震えました!

助走があまりなかったように見えたのですが、よく跳んだと思います!

 

さらに、羽生選手としては初めての、4回転を4種類(トウループ、サルコウ、ループ、そしてルッツ)の合計5本を成功させるという、

今までに経験したことのなかった、

まさに最高難易度への挑戦プログラムで、本当にすごかったと思います!

あれでラストの3回転アクセル+3回転アクセルが決まったら、本当はどのくらいスコアがいったのか、凄かっただろうと思いますけど、でも十分すごいプログラムでした…!

 

 

後半の4回転のコンビネーションが、4回転トウループからの後ろを3回転をやめて2回転にしたのは、妨害モコモコ衣装だから、ショートみたいにならぬようにやめて正解でしたね!得点では失ったものはそれなりに大きいので本当に残念ですけど。

3連続ジャンプも、最後の3回転フリップがちょっと着氷乱れましたけど… ああいうところ一つ一つで、GOEが下がってしまうので、だからこそ、衣装は本当に余計な「妨害」要素がないネイサン選手みたいなほうが、圧倒的に有利になるんですよね。その積み重ねが大差になっていく。羽生選手はインタビューでハッキリ言っていましたけど。

ラスト以外はほぼ完ぺきに決まっただけに、出されたスコアは少し低いと思いましたけど、

「芸術性」を重視するなら、プログラムの意味を破壊するような衣装は、「芸術作品」としては全く評価されなくなるので、本来よりもスコアが低めに出されるのは、当然ということになります。

 

いまだに私が書いていることの意味が全然わからないで文句つけてくる人がいますけど、

「仏陀」というタイトルで、「魑魅魍魎(ちみもうりょう)」の衣装を着て出ていたら、

あるいは、「うさぎ」というタイトルで、「へび」の衣装を着て出てきたら、その作品は正しく評価されなくなるのは当たり前なのです。

あなたはそれを高く評価できますか?っていう話です。

 

それでジャッジに文句を言うのはおかしくて、訂正すべきは、まず「衣装」なんですよ。

じゃあなんで衣装を変えないのかというと、変えられない事情があるというだけのことです。

それを「汚い」と私は指摘しているのです。

大量のコサージュつけて、氷の上で、危険の伴うリスキーな高難度技をやりたいアスリートなんて、絶対に世界中に一人もいません。 

まして、プログラムを破壊する要素をねじ込んだ衣装なんて、得点を失うだけですから。

 

 

さて、後半での、連続ジャンプが苦戦しましたけど、あの衣装ではそんなのは当然だと思うので、本当によく頑張ったと思います…!

本来ならば一番得意中の得意の「アクセル」で、抜けてしまったのは本当に残念でしたけど…余計な緊張や、余計なコントロールをしなければならなかった羽生選手は、体力の限界だったようで、ラストが力尽きてよろけるという、珍しい光景になりましたけど、

最後のほうは本当に、涙が出ましたね…!

余計な消耗をしないように、さらには、軸がぶれないように、演技中、スピードをあまり上げずに、体力を消耗しないように滑っていたのが、見ていてよくわかりました。

練習着だったら、全く違った結果になっていたことでしょう。

 

こちらが、フリー終了直後の羽生選手のインタビュー動画です。

 

羽生選手、でも、とても良い表情をしていましたね!清々しいというか…!

インタビューで開口一番、「最後まで怪我がなくて良かったです」というコメントが出てきたのが、何よりも羽生選手の本音と、今回の一連のことの真相を表していると思います。

 

こちらは、表彰台の3選手の、記者会見動画です。

 

 

ネイサン選手のいいところは、羽生選手の置かれている今のおかしな状況を、きちんと理解できていて、そういうところをきちんと全部分かったうえで、羽生選手をリスペクトしてくださっているところですね! 

プルシェンコさんも、よくわかってくださっているし、今回はさらによくわかっただろうから、羽生選手はそういう意味ではとても嬉しいですよね…♪ 

 

羽生選手、お疲れさまでした!

 

こちらは、テレビ放送されたフリー演技後の羽生選手のインタビュー。(こちらの日刊記事より)

「(力を)出し切れたとは思います。点数はしょうがないんですけど、最後までけがしなかったのは大きいなと。(2年ぶりに封印を解いた)4回転ルッツにはかなり思い入れありますし、跳びきれたのは大きいと思います。理想の形ではないですけど、ここまで来られて、今できることはやりきれたんじゃないかと思います。

もう練習したいです、早く。最後のポーズがちゃんとできないくらい疲れましたけど、これが世界最高に向かっていかなくてはいけない課程。もうねえ、楽しむしかないですよ。旧採点の時の記録まで抜かれて、今に見とけって感じです」

 

フリーの前まで、ジスランコーチが来られなかったのは、フランクフルト(ドイツ)まで来たときに、ジスランコーチがパスポートを盗まれ、入国できず、1日かかってなんとかしようとしたけど無理だったため、再びトロントにまで戻ってパスポートを取得しなおし、それから再びイタリアのトリノまで戻ってきたから、時間がかかって遅れてしまった、という事情でした。

羽生選手は、ショートのコンビネーションの失敗を、コーチ不在のせいではないと明確に否定しています。 

羽生選手は、自分の背後にどんな闘いがあってこうなっているのか、わかっていたから、ショートの時に怖い顔をしていたのですよ。 

プルシェンコさんが言っていたように、皆さんが思うより、羽生選手は本当に戦士です。

聖書でいうところの、「神の国の戦士」なのですよ。 以上(笑)

 

 

 

 

こちらはスポニチ記事から一問一答

「かなり実りのある試合にできた」「楽しみながら強くなっていきたい」と語ったそうです!

【ミックスゾーンでの羽生との一問一答】
 ――結果について
 「まあ、こんなもんだろうと思っていました。ルッツ跳べていますし、ループも跳べてるから、まあ4回転も後半3本入れてみたいな感じで印象は強いんですけど実際、点数を取れているものがやっぱ少ないなという風に思っているので、まあこんなもんですね。まあ、でも、かなり実りのある試合にできましたし、たぶんこうやって挑戦しきるということは、ネーサンがああいう演技してくれなかったら僕はこういう風になっていないですし、コーチが来られなかったことはもちろん残念だったかもしれないですけど、僕はそれのせいで跳べなかったとは思わないですけど、ただ、そういう意味でも成長できた試合でしたし、SPのミスがあってこその今回のフリーの挑戦だったっていう風に思いますし、いろいろと考えさせられることと、いろいろと必要なものが見えているので。世界選手権の時は“もうかなわないなあ”って思って“もっと強くなんなきゃな”みたいな感じで笑えてたんですけど、今回は勝負には負けているんですけど、自分の中の勝負にはある程度、勝てたので。ちょっと試合として一歩、強くなれたんじゃないかなっていう風に思います」

 ――頭の体力を使った感じか
 「まあ疲れちゃいますよね。この構成で滑り込んでいるわけではないので。まあ試合で使う構成っていう風には、まあ使わないでいられるようにという風に思っていましたし。でも、まあこれが前半にかんしてはできたので。これからこれは必要になってきますし。試合で、こうやって、トレーニングとは言いたくないですけど、結果としてトレーニングにはなったと思っているので。すごくこれからまた強くなれる一歩になったんじゃないかなとは思います」

 ――ルッツは自信になったか
 「ルッツはすごいきれいに決まったんですけど、やっぱりセットポジション長いですし、もっともっとつめられると思います」

 ――朝の公式練習は4回転ルッツを跳べなかった。手応えはあるか
 「もちろん、なんだろ、手応えは感じましたけども。スケートは全部跳べて全てきれいにプログラムとしてまとまってなんぼだとやっぱり思うので、その点は悔しいですし、これからはこの構成で滑り込みができて、またつらい練習ができるって思うとちょっとワクワクしています」

 ――自分の中での勝負に勝てたのはルッツのところか
 「まあループ、ルッツですね。ループも久しぶりにきれいに決まりましたし、やっとという思いも強いですし、もちろんトランジションの部分は4回転5本の構成にして、ルッツ入れて、やっぱり抜けている部分は多々あるので、そこは何とか滑り込みをしながら、全部跳べる状態に、全部滑り込んだ上で全部跳べるようにっていう風にはしたいなと強く思っています。それができてこそのフィギュアスケートだと思いますし、やっぱりジャンプ大会ではないので。そこにかんしては今回、ちょっと捨てていた部分もあるので。とりあえず、ループ、ルッツ跳べたということはかなり点数以上に、かなり自分の中で進めたなという感覚はあります」
 
 ――チェンとの点差をどう受け止めているか
 「あの、点数ほど大きくないなと思っているんですよ、僕の中では。この採点方法自体が細かいミスを続ければ続けるほど、差はどんどんどんどん開いていきますし、ただ降りたジャンプは数多くありましたし今回。特にループ、ルッツにかんしてはかなり加点もらえていますし、なので、あとはきれいに降りるだけっていうか、そういう感じは持っているので。思ったよりもそんなに差は感じていないです。ただ、ショートにかんしてまだトーループの方がまだちょっと不安なので。そこをどうやって変えていくかっていうのをちょっと考えきらなきゃいけないなというのと、あとはまあ、ショートでももっと、もしかしたらループとかルッツとか、このまま確率が良くなってくれば入れられる可能性だってあると思うので、いろいろまた、へへ、楽しみながら強くなっていきたいと思います。まあ全日本まではまだ無理ですけど。全日本はたぶん、また調整していっぱいいっぱいだと思うんですけど、でも、とりあえず今回、点差はすごいですけど、もちろん自分もそういう風な点差をつけて勝ったこともありますけど、でも、今回の点差はそんなに自分が思っているように遠くないと思っています」

 ――25歳をどんな年にしたいですか
 「勝ちます!」 

 

 

こちらは、フリーから、一夜明けた後の一問一答(スポニチより

 

――一夜明けて、満足感や悔しさは

 「まあ、いろんな気持ちはやっぱりあります。正直言って、この構成にできればなりたくなかったんですけど、まあ一応練習しといては良かったなという風に思いますし、まあこの構成を練習した回数といったら、たぶん通しは1回くらいしかできていないですし、もちろんノーミスはできて…まあアクセル、アクセルにするつもりはなかったですし、トー、フリップでやるつもりもまったくなかったですけど、一応ノーミスはしていたんで頑張れるとは思ったんですけどね。ただ、うん、やっぱり試合は大変だったなという風にも思いましたし。あと、4回転ループと4回転ルッツが跳べるようになったっていうのは、すごく大きな一歩だったと思うと同時に、やっぱりもっとつなぎの部分であったり、音楽であったり、表現であったり、そういったものをやっぱり、なんて言えばいいんですかね、感じてスケートしないと、なんか自分スケートをやっていて、ふに落ちないな、という風にちょっと昨日、考えながら夜を過ごしました」

 ――アクセルの完成度を見せてもらった

 「すいません、全然完成してないんですけど~、恥ずかしい」

 ――世界選手権あたりにはというプランはあるか

 「はい、頑張ります。そのつもりで。本当は正直な気持ちを言ってしまうと、ショートが終わった後に割と絶望していて、やっぱりまあ、サルコーと4回転トーループのコンビネーションの構成でオトナルがあまりにもはまらなさすぎて、なんではまらないんだろうってひたすら考えてはいたんですけど、まあでも13点差っていうのはジャンプ1本増やしたからとか、4回転にしたからっていって、縮まるものではないということは、すごく分かっていましたし、彼自身も5回跳んでくるだろうということはすごく分かっていましたし、まあこんなプレッシャーでは絶対つぶれない強さをすごく感じてもいたので、やっぱ難しいだろうなという感じはありました。だからこそ、やっぱここで何か爪あとを残したいという気持ちがあって。いろいろ考えたんです。なんか、なんで今回コーチが来られなかったんだろうとか、どうしてショートでミスをしてしまったんだろう、とか。あんまりそういう運命主義者ではないんですけど、僕は。でも、何かしらの意味がそこにあるんだろうなって考えて、で、もしそこに意味があるんだとしたら、ストッパーがいない今だからこそ、自分だけで決められる今だからこそ、ここでやってもいいんじゃないかなってちょっと自分を許してしまって。だから、ある意味、あの4Aの練習すること自体が本当に1カ月以上ですかね、やっていなかったんですけど、やっぱスケートカナダからNHK杯までの間も1、2回くらいしかできなかったですし、もちろん、NHK杯からこちらまではもちろん無理でしたし、それでもやりたいって思ったのは、ここで何かしら何かを残したいっていう風に思ったからであって、結果として跳べなかったですけど、あの練習はかなりいろんな覚悟を決めて。やっぱりアクセルの練習をするのは、まあ毎回そうなんですけど、いろんな覚悟は決めていて。やっぱり回転がまだ足りきっていないジャンプの方が多いので、いつどこか痛めてもおかしくない着氷だったり転倒するっていうのもリスクはありますし、あとは試合の公式練習だからこそ気合が入りすぎて、やっぱいつもより浮くだろうと。そうなった場合に前に怪我したのと同じような状況になって、大きな怪我をしてしまうリスクもある。で、もちろんこの時期に怪我してる確率も高いので、そういう意味でも怖いな、って。あとは最後は、ほぼ試合を捨てるような覚悟でいっているんですよね。ここで無理をして、力を出し切ったらやっぱろフリーまで持たないのは分かっていたんですけど、調整はしなきゃいけないはずなのに、ショートでも跳べなかったくせに、やっぱりそこでやるっていうことは、捨てるという言い方はふさわしくないかもしれないですけど、試合ごとそこにかけるくらいのつもりで、そこのアクセルの練習にかけるくらいのつもりでやらなきゃいけないっていう、なんか覚悟があったんで。まあ、そういう意味でも、いろんな覚悟をしながらこの試合過ごせましたし、だから先ほど誕生日のお祝いをしていただきましたけれども、そういう意味でも、やっぱここは一生に一度しかないところですし、ここの舞台がきっかけでいろんなことが回って、スケートができて、やっぱり憧れの地になって、オリンピックで優勝できてという風に全てがつながってきていると思うので。跳べはしなかったですけど、ある意味、ここがまた自分にとってのきっかけの地になったなと思います。すいません、長くて」

 ――コーチが一緒だったらアクセルの練習はしなかったか

 「しなかったですね。たぶん止められたと思います、やっぱり。やっぱり何が大事なんだって話になった時に、絶対に試合の方が大事なので。それは自分でも分かっていたんですけど、でも、この絶望的な状況の中でここで何かを残さなきゃいけないという使命感がすごくあったんですね。それは、前に言っていた理想の形の幼い頃の自分が見た時にそれを胸張って、自分がここで何かをやったかって言われたら、たぶん試合だけに合わせていたとしても、どっちにしろ、あの構成で完璧なノーミスをすることはたぶん不可能に近かったと思うんですよ。たぶん、うん、10%もなかったと思うんですね、やっぱり確率的には。それにかけるんだったら、それにかけて勝てないんだったら、だったら、ここでホントやるべきことやろうと。で、その中で思ったのが自分の中でやるべきことは、ここで4ルッツをしっかり跳びきることだったし、ここでアクセルを完成させたいっていう気持ちでした」

 

【羽生との一問一答 2】

 ――自分なりに絶望から這い上がるためのモチベーションを上げる作用もあるのか

 「あ~、う~ん、なんていうんですかね、なんか跳びたい気持ちがすごい強かったので、降りたいっていう気持ちがすごい強かったので。なんか、試合だとノーミスしなきゃいけないって気持ちが常につきまとっていたんですね、今シーズン。まあ、いつもなんですけど。ただ、それがないじゃないですか、練習だと。この時間までにとりあえず跳べるようになればいい、何回でも挑戦できる。その過程をやっぱり見てもらえるっていうのもまたモチベーションになりますし。やっぱそういった環境の中で、降りてやるっていうのは、試合とは切り離して考えられたからこそ、なんか吹っ切れたっていうか。うん、もう、練習、4回転アクセルだけに集中しきれていたなという風には思います」

 ――納得するスケートと4回転アクセルの両立は厳しいのか

 「と、思います。それは僕も重々、承知です、やっぱり。でも、やんなきゃいけないと思うんですよ、それは。やっぱりここまできて、もちろんPCSはそんな上がったとしても、頑張って5点くらいだと思いますし、ノーミスして頑張って。5点の差だったら、もしかしたらコンビネーション難しくしたら、もっと高くなるかもしれないし、でも、そういうこと含めても、なんだろ、なんていうんですかね、つなぎの部分もっと増やしたりとか、スケートもっと丁寧にやったりとか、なんだろ、表現をもっと丁寧にやったりとか、やったとしても、そこは5点くらいもらえるかもらえないかの世界の中で、そこまでこだわりを続ける必要があるのかって言われると、もしかしたら今回みたいにジャンプに集中して、全部GOEをちゃんと稼げるようにした方が、点数的にはおいしいのかもしれないです。やっぱ、うん、それじゃ僕の中でスケートをやる意味になれないんですよね。なんか、前のインタビューっていうか、終わった後の囲みの時でも、ジャンプ大会じゃないんでって言ったんですけど、今回の自分の演技は完全に一生懸命なだけ。ただただひたすらジャンプ大会みたいな感じが自分の中で、自分の中ではすごくあって。もちろん、それに対してやっぱりみなさんが見てくれる時に、いろんな背景があるから、それに対してやっぱ感動したって言ってくださる方もいらっしゃりましたし、それに対して応援してくださった方もすごいいらしゃったと思います。そこに応援の気持ちが入っていたからこそ、最後のポーズまで何とか絞りきった上で、やっぱり、それが良かったって、それが作品だったっていう風に言ってもらえるようなものだったとも思うんです、自分の中で。ただ、競技としてどうなのって話になった時にやっぱり、それはフィギュアスケートじゃなくてもできちゃうじゃんっていう気持ちはあるんですよね。だから、やっぱり自分にとっては、4回転アクセル、4回転半っていうのは、やっぱり王様のジャンプだと思いますし、それをやった上で、ジャンプだけじゃなくて、スケーターとして、フィギュアスケーターとして完成させられるものにしたいって気持ちは強いです。ただ、前提として、それがかなり難しいことは自分でもかなり分かっています」

 ――4回転半を初めて人の前でやって感覚をつかんだか。飛距離よりは高さに持っていった印象があった

 「自分の中ではまだ高さ足りないなと思っています。まだスピードをつけきって跳ぶということができないですし、実際いろんなことをやったんですけど、スピードをつけきってやった場合、え~、頭から落ちる可能性もあるというのと、あと、回転にかからないです。ディレイドアクセルと同じになっちゃうんですけど、やっぱりどんだけ高く跳んでも、軸に入る速度が遅くなってしまうので、回転がかかる速度が遅い。だからどれだけ回転を速くかけるか。あとは、器械体操みたく、軸をちょっとずらした上で、それから戻すことによって遠心力とか使えるので、そういったこともいろいろ考えてはいます。ただ、現状としてやっぱり、回りきって降りてくるのが精いっぱいなんで、もうちょっとだけ、あの、降りる余裕がないといけないなと分かるんです。ただ、それをつかむためには1週間、2週間のトレーニングでは無理だということは分かっているので、もうちょっと、いろいろと模索しながら、で、また体も作りつつ、変えていければいいのかなっていう感じですね。まあ、今回はそれを、あの、体が動いているからこそ、いけるかなと思ったんですけど、それが結局できなかったので、だから余計それを感じました。」

 

4回転アクセルの練習はかなり難しいから、それをやろうとするとリスクが生じて、

試合本番でももちろんリスクと隣り合わせだから、他の人たちが要求するような、芸術性の高い演技やノーミスやパーフェクトの演技をいつもいつも続けることは不可能になってくる、という葛藤があるということを言いたいのですよね。

 

あまり心配しないで、一歩一歩、着実に「誠実に」進んでいけば、大丈夫かと思います!(笑)

 

そうそう、私は羽生選手の誕生日の日に、思わぬプレゼントを神様からいただきました…♪

だから、とても楽観的でいますよ♪

 

 


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