いつもありがとうございます。本日はお気に入りの詩を紹介します。
愛犬かかりつけの病院の受付に貼ってあり少しずつ書きためてやっと書き写しました。
ぼけたらあかん長生きしなはれ
大阪道頓堀古本屋 天中新一郎作(94歳)
1.年をとったら出しゃばらず
憎まれ口に泣き言に
人のかげ口ぐち言わず
他人のことは褒めなはれ
聞かれりゃ教えてあげてでも
知ってる事でも知らんふり
いつでもアホでいるこっちゃ
2.勝ったらあかん負けなはれ
いずれお世話になる身なら
若いもんには花持たせ
一歩さがってゆずるのが
円満にいくコツですわ
いつも感謝を忘れずに
どんな時でもヘエおおきに
3.お金の欲をすてなはれ
なんぼゼニカネあってでも
死んだら持って行けまへん
あの人はええ人やった
そない人から言われるよう
生きているうちにバラまいて
山ほど徳を積みなはれ
4.そやけどそれは表向き
ほんまはゼニを離さずに
死ぬまでしっかり持っていなはれ
人にケチやと言われても
お金があるから大事にし
みんなベンチャラ言うてくれる
内緒やけどほんまだっせ
5.昔のことはみな忘れ
自慢話はしなはんな
わしらの時代はもう過ぎた
なんぼ頑張り力んでも
体がいうことききまへん
あんたは偉いわしゃあかん
そんな気持ちでおりなはれ
6.わが子に孫に世間さま
どなたからでも慕われる
ええ年寄りになりなはれ
ボケたらあかんその為に
頭の洗濯生きがいに
何か一つの趣味持って
せいぜい長生きしなはれや
この歌のように長生きして下さいね
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