マラソンやマラニックは大好きだけどトレイルは苦手・・・
なぜ苦手で好きではないトレイル大会に出るのか・・・
5年間伸び悩んでいるマラソンでPBを出したいから。
霧島えびの高原エクストリームトレイル
kirisima ebinokogen EXTREME TRAIL
えびの高原で
大会前日に受付をし、
コースの下見がてら近くの白鳥神社で完走祈願をしました。
説明会と前夜祭にも参加しましたが、雨が凄く狭いテント内に人がぎゅうぎゅうづめ。
一通りお料理を頂いてからはやめに会場を後にしました。
雨対策をしていなかったので、町に降りビニール袋を購入。
ショートコースなのでビニール袋で済ませたけど、ロングコースならウインドブレーカーが必要かも。
2015年7月19日
霧島えびの高原ストリームトレイル大会
kirisima ebinokogen EXTREME TRAIL
5時スタートのロング（６０ｋｍ）の部を見送り、
1.5リットル以上の水を携帯しているかのチェックを終え
スタートゲートへ入ります。
スタート前にドローンが撮影にやってきた。
皆ドローンに向かい手を振っています。
6時ショート（３０ｋｍ）の部スタートです。
カウントダウンが始まりました。
10.9．８．７・６・５・４・３・２・１・GO
前日の雨で足場はかなり悪い模様です。
当日も雨が降り、コンデションは最悪
。
このうえなくエクストリームな
最上級の洗礼を受けました（笑）
始めは上りロードなので皆についていけましたが、林道に入ってからは
走ることが出来ず抜かれまくります。
上りのロードが楽に感じたのは初めてです（笑）
マイペース・マイペース。
山道は雨の影響でグジョグジョで滑りやすく、下りも怖く走って降りられませんでした。
私の場合はトレイルランニングというより
登山もしくはトレッキングというほうが合っている。
だが、
こんな日に登山する人はいないだろう・・・。
登山者には合わなかった。
めっちゃ滑るので足に力が入ります。トレランシューズでこれだけ滑るのだから
普通のランニングシューズならもっと滑るのだろうな～。
泥濘に脹脛まで浸かった足を引き上げるのに何度も難儀し、体力は消耗する。
何度も転びましたが、お尻から転んだので怪我はしませんでした。
お尻が大きくてよかった（笑）
白鳥温泉下湯１８ｋｍのエンド＆関門には9時50分頃つきました。
関門時間は10時30分なので40分前です。
この先は地獄の上りです。場所によっては1時間に２ｋｍ程しか進めません。
残り１２ｋｍを3時間10分でゴールにたどり着く自信はまったくありません。
リタイヤするならここです。
この先は林道や山道なのでリタイヤしたとしてもエイドまで戻るか、ゴールまで行くしかない。
この時間帯はリタイヤする人もいて、迷いましたが、ゴールを目指すことにしました。
一歩ずつ前に進めば
必ずゴールにたどり着くことができると信じることはできました。
頭から水をかぶり気合を入れて出発しました！
エイドを出発するとき、そこでリタイヤする、おじ様に
「この先は前半の10倍キツイよ！」
と言われたが、
キツさは前半の3倍くらいでした。
「な～んだ3倍ジャン（笑）」
10倍と脅されていたお陰で3倍のきつさでも10倍よりマシだと思えた。
脅してくれたおじ様ありがとう♪
ロングコースの人とすれ違います。
道を譲らないといけないのに足場が滑るのでもたもたしてしまう私。
先を急ぎたいの筈なのにごめんなさい
「滑るときは真ん中・真ん中！」
向こうから走ってくるロングコースの人が叫んだ。
試しにぬかるんだ真ん中をズボズボいってみた。
真ん中はグジョグジョするけど滑るより前に進みやすい。
それからはズボズボ真ん中を行くことにした。
泥はねが顔までかかり泥まみれです（笑）
制限時間との戦いが始まりました。山道を走れる人ならまだ制限時間に間に合います。
私は走れないけど、まだ走れそうな人には
「走れば（制限時間に）間に合うよ！」
と声をかけました。
余力が残っている人には完走してもらいたい。
前を行く女子についていったらコース間違え20分くらいロスをしてしまいました。
早く気がつけばよかったのにごめんね。
「余分に走って得したと思えばいい、ゴールしたら自慢しよう」
と言い合いコースに引き返しました。
残り３ｋｍで１３時の制限時間となりました。
やはり間に合わなかったか。
完走賞はなくともゴールするぞ！
ラスト２kmは下りです。
ゆるやかで走れそうなところはゆっくり走りました。
最後のロードに出てからは全力で走りました。
えびの高原が見えてきたときには泣きそうになりました。
「１２０７番、MASAMIさん、お帰りなさい！」
制限時間を過ぎてのゴールなので
完走賞はもらえませんでしたが、
わたしにとっては完走です。
崖から滑り落ちそうになる恐怖、泥濘から抜け出せない恐怖、遭難の恐怖、
先に進めない恐怖、大怪我の恐怖、沢山の恐怖を味わいました＾＾
霧島えびの高原の大自然と関わったすべての人に感謝です。
まさにエクストリームな大会でした
心残りは悪天候で素晴らしい絶景が観れなかったことです。
もう出たくないけど、絶景観たさに出るかも＾＾
ありがとうございました
次の大会は8月2日
制限時間内に完走目指します
いつもありがとうございます
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