大阪市北区で行政書士・海事代理士・マンション管理士を営んでいる原田行政書士法務事務所の駅ブログ

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今日はラッキーゾーンの日!

2020年05月26日 | 今日は何の日

5月26日はラッキーゾーンの日です。

ラッキーゾーンは、野球場でホームランを出やすくするために意図的に外野フィールドの内側に施した柵と、その柵から本来のフェンスの間の空間のことです。そして、柵の外はプレイングフィールド外として扱われ、打者が打ったフェアの打球が地面に着くことなくラッキーゾーンに飛び込めば、ホームランとなります。

1947(昭和22)年の今日(5月26日)、阪神甲子園球場に日本で初めてラッキーゾーンが設置されましたが、このことにちなんで5月26日は「ラッキーゾーンの日」に制定されました。

1945(昭和20)年8月の太平洋戦争の終戦後、甲子園球場は進駐軍に接収されていましたが、1947(昭和22)年1月にスタンドの一部とグラウンドの接収が解除されると(球場全体の接収解除は1954年)、球場が広すぎて野球の華であるホームランが出にくいことを危惧した管理者の阪神電気鉄道(阪神電鉄)が、同年5月26日に外野の両翼から左・右中間付近にかけて金網のフェンスを設置してラッキーゾーンを設け、両翼を91mにすることでホームランが出やすいようにしたのでした。
ちなみに、ラッキーゾーン内は、投球ブルペンが設置されていました。

それ以後、阪急西宮球場・西京極球場・鳴海球場・明治神宮野球場・倉吉市営野球場にもそれぞれラッキーゾーンが設置されましたが、選手の体格向上やバット・ボールの品質改良などによって打球の飛距離が伸び、ホームランの数がしだいに増加したため、甲子園球場は1991(平成4)年12月5日にラッキーゾーンを撤去しました。


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