大阪市北区で行政書士・海事代理士・マンション管理士を営んでいる原田行政書士法務事務所の駅ブログ

主に学生時代から撮り続けている全国の駅の写真等をブログで毎日公開しています。

神戸電鉄粟生線 市場駅!

2020年05月27日 | 

兵庫県小野市池尻町にある市場駅は、鈴蘭台駅から粟生駅までを結んでいる神戸電鉄粟生線(29.2km)の電鉄市場駅として、1951(昭和26)年12月28日に開業しました(開業時は神戸電気鉄道)。

4両分の有効長をもつ単式ホーム1面1線のみの無人駅で、かつて貨物線があった場所に保線基地と車両搬入所があります。
ホームの粟生寄りにプレハブの駅舎があり、改札機が1組、乗り越し精算機と券売機が1基ずつ設置されています。

2018(平成30)年度の1日の平均乗降客数は206人で、これは起終点駅を含む粟生線の全20駅中16位です。

市場駅が属する神戸電鉄粟生線は、鈴蘭台駅~木津駅間の急峻な50‰の勾配を越え、神戸市西区から三木市を中心に広がる住宅地と神戸市の中心部を結ぶ通勤・通学路線で、1990年代初頭までは輸送人員が伸びていましたが、1990年代後半から路線バスとの競合などが影響して輸送人員は激減し、2000年代に入るとついに路線の存続が困難な状態に陥りました。 その後も慢性的な赤字を抱えて状況は悪化の一途を辿り、危機的な状況が続いています。

  <市場駅の年表>

 ・1951(昭和26)年12月28日:神戸電鉄粟生線の電鉄市場駅として開業
 ・1988(昭和63)年4月1日:社名が神戸電鉄に変更され、同社の駅となる
 ・1988(昭和63)年4月1日:駅名が市場駅に改称される
 ・1990(平成2)年11月1日:駅構内の保線基地及び車両搬入所が竣工
 ・2007(平成19)年4月1日:ICカード「PiTaPa」の利用が可能になる
 ・2011(平成23)年3月1日:喫煙コーナーを廃止し、駅構内終日全面禁煙化
 ・2014(平成26)年4月1日:駅ナンバリングの導入
 ・2015(平成27)年3月3日:IC乗車カード全国相互利用開始によりKitaca、PASMO、Suica、manaca、TOICA、nimoca、はやかけん、SUGOCAが利用可能になる

 
(駅 名 標)

 
(粟生方面を望む)

 
(鈴蘭台方面を望む)

 
(市場駅駅舎)

 
(駅舎内にある自動券売機)


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