バレエは気や線を描く瞬間芸術だと思う。
Ballet is a pinpoint art that draws lines and energies, I guess.
マスターレベルに達したバレリーナの動きを見ると
動き全てが一枚一枚の絵のように完璧である。
Looking at the momentum mechanics of a ballerina
who has reached a master level,
all the movements she makes are as perfect as each picture.
バレエは人間の体で描く最も美しい空間芸術でもある。
Ballet is also the most beautiful spatial art
that can create with the human body.
最近、やっとバレエの稽古が楽になった。
Recently, ballet practice became easier at last.
3時間のバレエレッスンが終わっても
後何時間受けそうな余力を持てるようになった。
Even after the three-hour ballet lesson,
I still have some extra stamina to take another hour.
2ヶ月か前に腰を痛めて、立ち座りも激痛はあるが、
それでもレッスンは受けている。
Since I have been having pain in my back for around 2 months ago,
and still having severe back pains when standing up and sitting,
even though I keep taking lessons.
私は死ぬほどの激痛でない限り、
痛み止剤などの薬は飲まない。
Usually, I do not take any medications
such as painkillers unless the pain is deadly.
どこか体に苦痛や痛みがあると、
その痛みで私の精神がどう反応しているかが観察できるからだ。
Because if there is any pain or distress in my body,
I can observe how my mind reacts to that pain.
切り傷や火傷などの外傷による痛みは医療の対象になるため、
私個人が扱える範囲ではないので、ここでは言及しない。
Such pains that caused injuries by cuts and burns are subject to medical treatment
and it is beyond the scope of my personal management,
so I will not mention them here.
医療の対象になる痛み以外の体の痛みに直面してみると、
大概は考えや想いによることが多い。
When faced with physical pain
except for subjects of medical treatment,
we can find that most pains driven by thoughts and imagines.
痛みそのものよりも、その痛みによって、
やるべきことができない悔しさとか、
思うほど動けない不自由さとかの
動作が制限されることに苦痛の度合いが増す。
Rather than the pain itself,
it gets more painful with thoughts such as chagrin feeling
and stuck in a limited movement situation
with unable to do what should be done,
or inconvenience that being immovable as expected.
それらの当然のようにできるべきことが
ある痛みでできないことに集中してしまうと、
二次的に精神的な苦しみが生じる。
If we focused on inabilities that unable to be done because of the pain
as a routine course expectedly to be done,
it causes secondary mental suffering.
だが、できないことへの悔しさやできないことで被る損とかの
打算的な考えを一旦休止させると、
そこには純粋な痛みだけ残る。
However, once you can pause the circle of a frustrated mind
of being unable to do something
or calculated thoughts of demerits and disadvantages
that might be caused by the pain,
then there only remains a pure pain.
その痛みだけに直面すると案外、
大して苦しくない場合が多い。
If you can face the pain only,
there you can find the pain is not such a big deal as to be seen.
つまり、痛みそのものと
二次的に派生される損得勘定を分別するのである。
In other words, separating pain itself
and accounting of secondarily derived profit or loss.
そうすると痛みによって、
精神まで支配されないで済むようになる。
Then, the pain no longer controls the mind and body.
その余計な考えを断ち切ることで、
痛みは中の筋肉が何かの原因で傷んだサインを示唆できるようになる。
By cutting off such extra thoughts,
pain can implicate as a sign that
inner muscles in the body have been damaged for some reason.
皮肉にも腰の痛みが原因でバレエの稽古が楽になった。
Ironically, the pain in my back made me feel easier for me to practice ballet.
痛みは痛むそのままの状態にしておくことができるようになった。
I became to handle that let a pain as it is.
痛みは悪くも良くもない。
Pain is neither bad nor good.
痛みはただどこかが正常な状態でないと訴えているサインにすぎない。
Pain is merely a sign that something is not a normal condition.
だから、私は痛みのサインを読み取ろうとしている。
So, I am trying to read what is the meaning of the sign.
皮肉なことに痛みがどんなサインを送っているかに集中したことで、
バレエの振り付けを覚えるようになった。
Sarcastically, by concentrating on what signs the pain was sending,
I began to remember well the ballet choreography.
レッスン中に先生から修正された部位や場所に集中できるようになり、
直されたことを体で覚えるようにもなった。
During the lesson, I became to concentrate on my body parts
which corrected by my ballet teacher
and can keep them in the right position and angles
that she made me reformed.
もし、私が痛み止剤を飲んで、
その時だけ楽になることを選んでいたら、
痛みが原因でバレエのレッスンを続けることはできなかったかも知れない。
If I had taken painkillers and chose to be comfortable only for the moments,
I might not have been able to take ballet lessons due to those pains I had.
ある日、レッスンの前に先生が私の腰の痛みを案じて、
どんなに痛むかきいてくれた。
The other day, before the lesson begins,
my ballet teacher asked me how my back pain is going on
as she worried about me.
私は、苦痛はあまり気にしないと答えたら、
彼女はロシアのモスクワバレエアカデミーで
習っていた時にあった怪我について話してくれた。
I answered that I do not care about the pain that much,
she told me about the injuries she had
when she was studying at the Moscow Ballet Academy in Russia.
ある日、彼女のバレエの踊り中に
誰かが床に水か飲料水かをこぼしていて
彼女はそれに気づかず踏んでしまったらしい。
One day, seemed someone spilled water or drinks on the floor
while she was dancing, and she accidentally stepped on it.
彼女は滑って床に倒れたようだが、
特に折れたところもなかったので
そのままレッスンを受けたようだ。
She slipped and fell to the floor
but found that there was no bone broke,
so she kept taking the lessons.
だが、家に帰宅してブーツを脱ごうとしたら、
どうも抜けなくて、彼女はブーツが小さくなったのかなと思ったらしい。
But when she got home and tried to take off her boots,
she could not pull them out
so she thoughts that the boots suddenly got smaller.
どうかして彼女は母の力を借りてブーツを抜いたようだが、
なんと足がアザだらけで紫色になってパンパンにはっていたらしい。
Somehow, she seemed to pull out her boots with help of her mother
but found that her legs turned totally purple with bruises and swallowed bigger.
エクスレイ検査をしてみたが、
骨も折られてなかったらしく、
彼女は痛みのままレッスンを受けていたようだ。
She had an X-ray examination but there was no bone broken
so she kept taking lessons even though her legs in pain.
何ヶ月間痛みはあったようだが、気にしなかったらしい。
She had pains for a few months but she did not care about it.
彼女曰く、痛みは全て頭の中で起きるんだと言って、
二人で痛みを笑い飛ばした。
She said that all pains made in the brain,
so we laughed off the pain together.
痛みは私達に体の特定な部位が正常でないか、
或いは通常でない状態であることを示してくれる。
A pain indicates to us that
a certain body part is not having a normal condition or unusual.
それだけのことである。
That is all about.
こんにちは。
はじめてコメントいたします。
実は今日、鍼の先生から痛みに対して守りの姿勢ばかりでいるのは良くないとアドバイスを受けたばかりで、ブログを拝読して共感いたしました。
そして
私はバレエにはとても憧れていて
美しい空間をつくるという意味でも
バレエと書とカヤックの漕ぎと
私の中では共通しています。
実は、腰と膝から痛みのサインがあって、サインはきちんと受け止めながら、身体を動かして生きたいな、と思いました。
ありがとうございます。
見方が新鮮だと思っていたところなので、
コメント頂き嬉しいです。
ここ私が住んでいるグランビーは
鍼治療ができるクリニックが無いのです。
4時間ドライブしなければならないNY市に
韓国系の鍼治療士がいると聞いてますが、
このパンデミックでいけないでいます。
近所のカイロプラチッククリニックに通っていますが、
あんなに通って何も好転しないので
もう辞めました。
だから、何とかストレッチングして
自分なりに痛みに付き合っています。
カヤックの動き
白鳥の動きに似てますよね。
水面から見ると
全く動いていないように見えますが、
水中だと
必死に漕いでますよね。
その動きの品格に憧れています。
同程度の者同士、上位者と
また、指導を兼ねて下位の人と
竹刀、棒、薙刀等を手に取り組みますが
とくに下位との稽古では
上位者は「寸止め」を
逆では止めれずに当てられ
防具を付けていても、やはり痛く響きます
体術では
投げられた時に体を丸くして転がる
「受け身」と
手足を使う受けと「躱す」体捌きを主に
鍛錬しますが「線」の動きではなく
「円」の動きを目指します
「能」の足さばきが武術に通じるとされ
興味深く思います
妹も長年、バレエで手足や体幹の柔軟性を維持し
動きはスムーズ、
でも武術では男性とは「力」とは争わず
男女ともに「争い」を避けるのが武術の基本なので
「捌き」を主に逃げる事を伝えています。
私は内蔵系の疾患とは
ほぼ無縁で打撲、骨折、切り傷、擦り傷などの
外傷とは永い付き合いで「青あざ」が日常だった事も
やはり下手の横好きかも知れませんね
私は武術を習いたいですが、
ここで道場を探すのは難しいです。
隣町のSimsberryにテッキョンドウを習えるところがありますが、
車で30分以上かかるし、
時間帯も合わないので、武術系は習いたくても習えないです。
榮久さんに武術を学ぶと想像してみたのですが、
夢のようでファンタジーですね。
私がイメージする榮久さんの教え方は
教え方が落ち着いて
冷静かつ、問題をテキパキ把握し、
基本を考え方から理解させて、
説明は短く、だが要点はずばり、
力学を手本として見せ、
習い手の習える範囲を見極めて
無理なく習っていけるように教える、、、かなと思えますね。
バレエを習って思ったことは
稽古は『習う者が完璧に受動態でいられるようにさせる』力量があるかどうかが習う者の才能を定めていく、と思えてきましたね。
完璧に受動態でいられることが楽になると
習うことだけに集中できますしね。
最近、やっと私は先生に質問し始めました。
以前は分からなくても
質問する前に自分で調べる意思でしたが、
ある時点で、もう調べ尽くした感がありましたね。
で、今は調べても分からなかったことを質問しています。
月に一回だけでもいいので
ズームかなんかで
榮久さんに武術を習いたいです。
うちの夫も大喜びで習うでしょうね。
けど、まあ、榮久さんも私も人付き合いが苦手なタイプだから、ありえないかも。
15年間塾をやってて
毎日人達に囲まれていた時、
人と会わなくて済むことのできる人がどれほど羨ましかったか、
だから、今は昔願っていた願望が全て叶った生活を送っていますけど、まあ、この理想像もいつか飽きる時がきますかね。
円を描く
これは線を描くより
内筋の筋力を要しますね。
細身で軽重量のようですから
合気道での「棒」を
ネット上で検索して
ご自分に合うような師を探し
画像で動きを真似て
始めるのが良いのでは
次に体術を真似てみては如何でしょうか
武の練習にも始めは
バレエの稽古場に在るような
全身を映す鏡とモップ柄のような
握り易く、長さが自身の胸の位置程の長さほど
それと、筋肉を付ける必要は無いので
最初は軽いものから重たい物へと変えて
自在に操作できるように練習します
でも大切なのは
「争い」は避ける、逃げる、が基本で
どうしてもの時は体重差を即判断し
手近な得物、例えば室内だと新聞紙、雑誌
を投げたり目を狙い突き出したりし
逃げるチャンスに逃げます
武も「反復練習と逃げること」と心掛けて下さい
変換機能で文章化し
読み返さず投稿しました
ごめんなさい
そういえば、棒持っています。
どっかにあるはずだから探して
棒振り、やってみます。
腰の痛みが治ったら始めてみようかなと思っています。
ところで近況の話ですが、
以前住んでいたメッサチューセッツの家のまむかえの家族は
(夫ともう30年以上友人宅ですが)
4人中3人がコロナ陽性になったと
フェイスブックで投稿してました。
夫の知り合いの弁護士、裁判官、何人かが
コロナで死んだらしいです。
法定関連の人が死ぬと
知らせが全員に届くので、
結構数人亡くなっています。
ワクチン接種されたとフェイスブックで投稿した人も結構多いのですが、
うちらはまだ知らせが届いていないです。
家は常にコロナ用の殺菌剤を使っていますが、
それでもスーパーとか買い物先で
誰が陽性か、分からないから怖いですね。
榮久さんの周りは大丈夫ですか?
昔から風邪に薬なしと言われるほど
風邪と一概に呼ばれるが未解明部分も多く
例えばインフルエンザにしても分析機器の発達で
種類別けが出来始めたのが
1940年代にA型、B型と、またイタリア風邪
1957年のアジア風邪がその後香港型(A型)に
更にH1N1,H2N2,H3N2ウイルスと変化し
抗原変異やトリから人になど様々なことが
解明途上でしかなく
やはり一概に「風邪」と呼ばれていても
その対処療法にしても個別対応ワクチンの
見極めの困難さや各人の持つ体力や
自然治癒力の幅とか
薬なのか個人の対応力なのかと
さらに全ての人は病で無くても
確実に100%「死ぬ」が待ち受け
死生観の在り方も影響され
私自身は新聞、TV
世間の噂話には興味もなく
出不精で家に居ることが好きで
「コロナ風邪」も感染したら
受け入れるしかないと
気楽に暮らしています
ただ図書館が便利に使えないのが
「コロナ感染症」の被害かな、と。
で、昨夜それを肩の上にかけて
腰を回したら
激痛はありましたが、
いくらか良くなりました。
提案、ありがとうございます。
今日はバレエの3時間レッスン日ですが、
夫が明日大事な審問会をひかえているから
行く時間が取れないらしく
行けなかったです。
通常なら今の時間は帰宅の車の中ですが、
返事書いているからちょっと変な感じです。
学校サボった感じみたいで
後ろめたい気持ちかな。
コロナ、ここではCOVIDと呼んでいて
異変した種類が増えています。
因みに、ここでコロナを風邪の一種のように
話したら、
トランプ支持者か共和党員にカウントされる可能性高いです。
風潮の差ですよね。
日本はコロナで死んだ人が少ないから
気楽に構えているかも、
ここの死者数は致死率高いことを証明してましから
国の政策によって
扱い方が変わるのですよね。
そういえば、私はインフルエンザの時も
病院も行かなかったでしたね。
全て、自力で、薬なしでしたね。
その経緯から考えると
コロナ感染しても
自宅で何とかするかも、
でも夫はコロナに対して本当に恐怖があって、
一歩も外へ出たら
除菌対策が半端ではないです。
スーパーに入る前は全て除菌して
出る時も除菌して
車に入った時も触った全てを除菌して
徹底しています。
知り合いが多く死んだからでしょうね。
榮久さんは滅菌状態に(外部内部的に)住んでいるようで、私は安心しています。
けれど、何日間かコメントとか無いと
少し、何があるのかなと心配しちゃいますね。
収納や練習場所、新たにピアノを
等などの物品購入要望で
京都や東京方面へと
適当なものを探し出かけていました
慣れない買い物で時間効率と予算と
早くにホテルに帰り即休息
そしてベッドの計画でしたが
やはり慣れない買い物で予想外に
疲れてしまい深酒して思考停止し
予定消化のみの何日かでしたから
P.S.
合気道の棒術で痛くなる動きは
身体が未だ慣れていない証ですから
徐々に師の動きを真似て
少しづつ負荷を掛けて行けば
バレエと同じ様に理に適った動作に
「急がず弛まず無理をせず」で
コロナ対応や体術にしても
「修証一如」と、期待せず継続する
お互いに道元の教えを思い出しながら
過ごして行きましょう