Zen禅

心理学に基づく坐禅の研究-心の風景を眺め、流れていく気持ちの音を静かに聴く(英訳)

The story of us『E=mc²』私たちの物語『相対性理論』

2019-04-22 | 人間関係

この絵のタイトルはE=mc²である。

Portrait the title of this painting is E=mc².


画家のしてんてん様(北籔和)から、

絵のタイトルは何にしますかと尋ねられた時、

迷いなくE=mc²にすることを伝えた。

When the painter, Mr. Kitayabu-waa asked me

what the title of this painting should be,

I told him “E=mc²”

without any of hesitations.

何故なら、この相対性理論が

私(Keiren)と夫(Eric Applebaum)の出会いを

導いてくれたからである。

Because this theory of relativity

led me (Keiren) to meet my husband (Eric Applebaum).


私が初めてアインシュタインを知ったのは14才の時であった。

I first learned about Einstein

when I was 14 years old.

カール・セーガンのコスモスのという本の

第一章に登場していたのだが、

同時は相対性理論が全く理解できなかった。

Einstein’s equation appeared

in the first chapter of the book『Cosmos』

by Carl Sagan,

but at that time

I was not able to understand it all.


私は何かが分からず納得できないと苦しむタイプなので、

それからずっと図書館を転々しながら

相対性理論について調べてきた。

Since I am the type of person

who suffers if there is something incomprehensible to me,

I was studying the theory of relativity at many libraries.


40代になってグーグル検索が一般化してからは

ほぼ毎日、相対性関連の物理学や宇宙学の記事を探して読んだり、

ユーチューブで観たりした。

In my forties, Google searching engine became general tool

so almost every day

I looked up articles related to relativity theory

in the realm of physics or cosmology

and often watched on YouTube.

ただ、私はアインシュタインが視た

時空間のイメージを捉えたかった。

I wanted to catch the imagination of space-time that

Einstein would have viewed.


相対性理論と宇宙の相関性の全体図を見たかった。

I just wanted to see the whole picture of the correlation

between the theory of relativity and the universe

we should know.

毎日新しい知識を求めて読むのが日常だったから

相対性理論がまともに分かっていないのにも関わらず、

大概の既存の知識に見飽きてしまった。

Such seeking new knowledge and

reading articles every day became my daily habit,

so began to run out of new information,

although I could not understand properly the theory of relativity.


その時にふっと、

他の人はどう考えているのかに好奇心が湧いた。

Suddenly, a curiosity hit my mind

how other people think about such knowledge.

他の人は何か私と異なる見方をしているのかも知れないと思い至って、

宇宙の歴史や物理理論に関する記事に

寄せられた人のなんか面白いコメントを探し始めた。

I came up to think that

other people might have a different view from me,

and I started to look for interesting comments

among articles on the history of universe and physics theories.


その中で『ExtremeTech』という科学サイトがあって、

ペンローズのサイクル宇宙(Penrose's cyclic universe)

に関する記事のコメント欄を読んだ時、

あるコメンテーターの話の構成力が魅力的に目立ってきた。

Among them, there was a science site called 『ExtremeTech』

when I read the comment section of the article about

Penrose’s cyclic universe,

a commentator’s writing composition stood out attractively.

その魅力的だったコメンテーターが

今の夫であるエリック・アップルバウムであったのである。

The attractive commentator was the one

who is now my husband Eric Applebaum.


私達の出会いの始まりを遡ると、

宇宙がどう始まったかついて分かろうとした好奇心に辿る着く。

When I trace back to the beginning of our encounter,

I reach to the curiosity that tried to know

how the universe began.

宇宙を理解するには、

アインシュタインの相対性理論も合わせて知る必要がある。

To understand the universe,

there will be a necessary of Einstein’s relativity theory

to get through it.


そのような必要性に応じて、

分かるための過程を着実に踏んだことで、

結果的には理想の夫に出会うことができた。

By steadily stepping up the process to understand,

followed up such requiring needs,

I was able to meet my ideal husband as the result.


私達の出会いの根源に

E=mc²があるわけである。

That is how our encounter

fundamentally has E=mc²



この絵は私達が宝石店で、

注文した婚約指輪を受け取った時に

店の店長が撮ってくれた写真をモデルにして、

画家の『のしてんてん(北籔和)』が

肖像画に描いてくれた作品である。

This painting of portrait is drawn by Kitayabu-Waa

who is an artist known as Noshitenten.

He drew this painting with our photo as the model

which was taken at the jewelry store

where we ordered my engagement ring

and the store manager took the photo on the day

when I received my ring.  


この絵を描いてくれたのしてんてん画家に出会った根源を辿っても、

宇宙の根源について知ろうとした好奇心が基になって、

それが彼との縁を作った経緯に繋がる。

When I trace back to the foundation of encountering with him

who drawn this portrait,

like the curiosity I mentioned above that

I tried to know about the fundamental universe,

and it is linked to the circumstances

which led to meeting him.


のしてんてん画家は鉛筆で極度に精密に描く画家だ。

The artist Noshitenten draws,

pencils employed with extreme precision.

彼の絵を初めて肉眼で見た時、

その完璧なほどの精密度に圧倒された覚えがある。

When I first saw his painting with my eyes,

I remember being overwhelmed

by his perfect precision.


この私達の肖像画にも

完璧な精密度で

エリックと私が5年前に視ていた未来図が描かれている。

In this portrait also depicts the figure of future

Eric and I had five years ago,

and he has drawn with perfect precision.  


当時の私達の心的状況が見事に再現されている。

Our emotional status at that time also superbly represented.


私達が5年前に視ていた未来像、

過去に歩んできた道が誠実に描かれもいる。

The path we stepped in the past,

the vision of the future

we prospected five years ago are faithfully depicted.


初めて依頼した絵を受け取った時、

彼ほど極度に精密に感情を描ける人はいないと

信じてたことが確信になった。

At the first moment

when I received this painting

which I requested; I became convinced that

no one could ever draw emotions as precisely he could.


夫との縁、

彼との縁、

他の人々との縁も循環が輪になっていて、

その輪の中には、

カール・セーガンとアインシュタイン、

坐禅と心理学、

インターネットとFacebookが

各構成要因の対になって

過去・現在・未来を結びあげている。

The bond with my husband,

the bond with him,

other relationships with people

they became a cyclic ring

and in the middle of the ring,

Carl Sagan and Einstein,

Zen and Psychology,

Internet and Facebook are paired

component factors.

And the pair bonds to past, present, and future.

 

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19 Comments

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (通りすがりの者)
2019-04-23 08:32:40
いい絵ですね。

私は愚かですので難しい論理とは縁遠い者ですが、縁の不思議、偶然と必然がこの一枚になったであろうことは、直感的に感じました。

お身体の具合は如何でしょうか?
御身大切に。
返信する
Unknown (Keiren)
2019-04-23 09:06:46
通りすがり様

何回も配慮に満ちたおことばを頂いて
誠にありがたく受取りました。

調子は回復に向かえた感じがします。
私の人生の中で
正当な理由無しで
あんなに重く沈んだ時は無かったと思います。

ですが、
寄せられたコメントをじっくり読んだら
不思議に起き上がる気力が湧きました。

無理強いされてない優しい手で
連れられた感じも受けました。

多分、今週末までには
以前の精力を取り戻せると思います。

心配かけて頂き、深く感謝します。
返信する
Unknown (toita)
2019-04-23 09:44:33
回復されたご様子。何よりです。
返信する
おはようございます (のしてんてん)
2019-04-24 07:11:31
拝読いたしました。
人は互いに、相手を映す鏡だという思いにひたっております。

まずは心よりお礼を言わせて下さい。この結びつきはあなた様の投げかけられた心のEからでした。

Eが私の心に及んだとき、それはmcという私の体感に変ったのです。

私の中でmcは新たなEを作りだして絵画に変ります。

そして決定的なことが起こりました。
それはあなた様からやって来たcに他なりません。

この絵はまさにE=mc2なのです。

あなた様からそのタイトルをお聞きしたとき、そのcがやってきました。

そして御礼申し上げたいのは、それが私の心の中にある五次元思想を完成に導いて(これは言い過ぎかも・・)頂けたということです。

E=mc2は私達の間で実現したように、人のつながりの方程式でもあったのですね。

絵をお送りして同時に、自分の想いをあらためてE=mc2から出発しようとブログに記事を書きはじめました。

cによって互いを映しあい、己の中のmcを育てる。

するとそこに宇宙に姿が完成する。

E=mc2に乾杯いたしましょ^う^

体調の回復!よかったです。
返信する
数式と、それにまつわる縁が交わった記事を見て…Good!と (人生の素人:折師)
2019-04-25 21:57:33
 ”この絵のタイトルはE=mc² ~ 私達の出会いの根源にE=mc²があるわけである。 ~ それが彼(のしてんてん様)との縁を作った経緯に繋がる。”

 …この絵のバックグラウンドを見て、タイトルに込めた想いを見て、
 「記事に想いが宿っている…素晴らしい記事」と。(with sentiment…表現として近い…?)

 ”…との縁:The bond with”から文を見て
ふと…
 「”E=mc²”は
 人と人の交わり(C×C)は、掛け算以上(m>1として)のエネルギー(E)となる”」
 そんな事を考えてました…
※科学は無視して…、です!笑い

 改めて、想い・科学・縁に…素晴らしい記事に感謝を!
返信する
Unknown (月のような者)
2019-04-26 08:29:14
私にとっては数学は鬼門と言っていいほど苦手なものなので、相対性理論はちょっとした表面的なことしか理解できないです。
しかしアインシュタインの頭脳は神をどのように解釈していたのかが気になって調べてみると、これは合気道の藤平光一師範が言っていた「天地には心があるとしか思えない」ということと似ているのではないかと思いました。正直なところ、私も凡人ながら宇宙に関しては同じような感想を持っています。
人智を超えたものに助けられた!と言いたくなる体験が何度もあったからそう思うのですが、世の俗物でない善良な人々は、助けられた者と助けられなかった者の落差に煩悶しているのだと思います。まさに理不尽な、善良な人々の不幸が存在しているはずです。さらに我々を「生かすために」常に我々を追い立てているその野蛮なエネルギーの「土石流っぽさ」にも言葉をなくしているのでしょう。そういった善良なモラリストのことを常に考えています。
でも彼らも本当は分かっているのだと思います。我々が生きたいという欲求を持ち得るのは、まさにその煩悶が終わらない環境のみであるという事実を。我々は宇宙に関する正答に直撃しないという条件に依存してのみ生きていけるのです。答えが曖昧さを突破せず、直接与えられないことは、我々を生かすための天佑なのです。
アインシュタインが仏教に期待する、と言った正確な真意は分かりませんが、少なくとも仏教徒には論理的な処世術が与えられているはずです。宇宙の実体は分からなくても、我々自身の反応が「苦」をベースにしていることは嫌でも分かります。プラス思考か解脱への道…実際的な手法はその二つが残ります。
返信する
Unknown (sure_kusa)
2019-04-26 09:37:24
折師さまの・・

>”E=mc²”は 人と人の交わり(C×C)は、掛け算以上(m>1として)のエネルギー(E)となる

この言葉に癒されますよん ♪
返信する
コメンテータの方々に (Keiren)
2019-04-26 14:26:21
私は記事をアップした瞬間から
私の記事であることから離れてしまいます。

自分が書いたとしても
書いて、公に発表し終えると
そこから、完璧に
心を放すようにしています。

ブログを始めた初期には
それができなかったのなかったのでしたが、
去年、コメンテータ方々と極限的なまで
真剣に関って
着くべきところに着いてしまった感が持てたので、その後からコメントに引きずられなくなりました。
否定的な批判にも尊重できるようになり、
肯定的な援助にも心が躍らなくなりました。

しかも、先月ブログを辞めようかと思っていた時に
多くの激励のコメントをもらって
沈んだ気分が救われ、
まだ辞める時でないと気が引き締まったきっかけにもなりました。

それらのことが入れ混ざって
ブログ記事を私の現在の心境を切り離したのです。


これからは
コメントに個々宛てに返事はしないかもしれませんが、
気が向くままに
コメントに宛てを明確に返答しなくても
毎日、新たな気持ちで
感謝の念で読んでいることは
分かってもらいたいなと願っています。

皆様も
気が向くまま、
気が向かなかったら素通りなさって
その時に思ったことを書いて下されば、
その気が私の力になって
諦めず、目標に向かわせると期待しています。



返信する
keiren様 (のしてんてん)
2019-04-27 09:29:10
Keiren様のこの声明に心から敬意を表します。

ここに集まる様々な声は、少なくとも互いに苦悩するために集まってきたものではないということですね。

互いの言葉はすべて己を映す鏡として見ればいいということですよね。

こちらのブログは、真摯に生きる意味を問う記事でいっぱいで、だからこそたくさんのコメントが寄せられると、私などは思っておりました。

それゆえに、マイナス面を考えたら、管理者のkeiren様は多方面から鏡を見せられて錯綜する自分の姿に心を疲れさせられてしまうのではないかと・・・

そのマイナス面を乗り越えられた達観に私の心は深く同調しております。

共に真摯に、E=mc2 を体験していきましょう。

これからもよろしくお願いいたしま^す^

返信する
Unknown (りひと)
2019-04-27 10:13:29
感情が絵に宿る素敵な絵ですね。
鉛筆で精密なのも本当凄い技術ですけど、それ以上に作者とモデルの心の波長がバッチリあった瞬間なのでしょうね。

目的がある方の軌跡にはその時々でお邪魔やみちくさも味として感じますし、それこそが更に前へ進む原動力になると思う事があります。

今回心と身体の復活の為には必要な小休止になった事が嬉しいですね。その時間は、本人だけが決める特権もありますので記事アップはとても嬉しかったです。
そうお返事もいらないですよ、ただただ心が少し前向きになった時に記事が現れる。それこそいい記事が現れる条件のように思いますよ。

何よりも人の為にやらなきゃいけないしがらみにより質が下がってしまうのが芸術家の辛い所。日本でもお店がお客の事考え過ぎて疲弊していたりしていましたが少しづつ改善されてもいます。学校も保護者の為じゃなく子供の為に視点変更されてくると質が上がるでしょうね。日本のおもてなしってかなり今後怖い事になりそうですよね、甘やかしじゃない教育的なおもてなしが世界に広がってくるために変わっていかないといけないとも思います。視聴者はその質により自然に代わってもくるでしょう。

温かいコメンテーターさんに囲まれて、ご自分の目的の為に気持ちが動く時に自分の為に記事にしておけば軌跡も後世の為に残ります。なんか素敵ですね。
また覗きに来させて頂きますね。いいご主人との写真よりも更に感情がこもった素晴らしい作品見せて頂きありがとうございます。心がほっこりしましたよ。
いつまでも素敵なお二人でいらっしゃると思いますので心も身体も安心して調子を整えて下さいね。
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