北朝鮮の「宣戦布告」発言ですが・・・・
1994年3月19日に板門店で開かれた南北会談では、北朝鮮側代表による「ソウルは火の海」発言により緊張が高まった。同年6月13日のIAEA脱退時は、北朝鮮外務省が「国連の制裁は宣戦布告とみなす」という声明を発表し、さらに緊張が高まった。:2018.5.16
「追加圧力あれば宣戦布告とみなす」北朝鮮大使:wowKorea 2006/10/16 10:03
先日、韓国のPSI(大量破壊兵器拡散防止構想)への参加で北朝鮮側は「宣戦布告」とみなすと警告、特に領有権紛争が起きている西海上の圧力が高まっている。:2009年5月30日
米制裁は「宣戦布告」、最も強硬な報復手段講じる=朝鮮中央通信:ロイター 2016年7月8日
金正恩の“爆発”間近? 北朝鮮VSアメリカ「仁義なき戦い」勃発:日刊大衆 2016.07.26 07:30
トランプ氏の発言「明白な宣戦布告」 北朝鮮外相が声明:朝日新聞 2017年9月26日01時10分
過去の北朝鮮による「宣戦布告」宣言ですが、すでに伝統的ともいえる状況です。
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- 今の時代に「宣戦布告と見なす」と言え、それが実質的に効果なく、すでに歴史的「迷言」になってしまったのは、北朝鮮だけでしょう。
- それにひっかかる国があれば「ほら見たことか」になるし、いつものように北朝鮮が仕掛けることになれば「何回も言っただろう」と、どっちに転んでも、「屁理屈」には、なります。しかし開戦しなかった場合、その「屁理屈」は「偽装」となります。この状況が今も続いており、すっかり韓民族は「偽装の民」になってしまったようです。
- 離脱マニアのトランプですが、各種離脱をしながら、北朝鮮の宣戦布告に備える目的で駐留費を4~5倍に上げようとしており、「自分勝手に準備想定した費用」を他国に要求していて、きっとそれでも安いと見ているのでしょう。
- 「自分勝手」な北朝鮮と、「自分勝手」なアメリカが、「宣戦布告」を巡って対立している構図です。
- すべては、邪悪な領土欲望をもち世襲王朝の存続を願う全体主義の弾圧「中国~北朝鮮」に、そしてそれらに無批判なまま寄り添う「韓国」に、その根源的な問題があります。
- ボルトンが「日本は、米国と朝鮮半島が仲良くなるのを邪魔している」という韓国の理解は間違いで、「無批判に北朝鮮へ接近しつつある韓国を非難している」のです。もう一度言うなら「韓国の無批判な姿勢」を非難しているのです。
- 尤も韓国人は、ボルトンの回顧録のうち「日本が、米国と朝鮮半島が仲良くなるのを邪魔している」部分だけを正しいとし、「それ以外をウソだらけ」としているのは、文在寅が普段から反米的で、日常の日本を敵視する風潮にヨイショしているのと符合するようです。
そのご米朝会談があり
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- 2018/06/12 シンガポールで会談
- 2019/02/27 べトナムでの会談は決裂
- そして今(2020/06/26)、南北関係は北朝鮮が一方的に韓国を非難しており、韓国が押しかけ女房のようにひたすら北朝鮮に無批判にとりいっている点を除いて会談前に戻り、米朝関係も元に戻ろうとしています。
北朝鮮は韓国と同様に
イソップ寓話『嘘をつく子供(オオカミ少年)』になりそうだ、と私は考えています。
そう、南北は共に「偽装の韓民族」なのです。
私としては、北朝鮮の「宣戦布告」が実現せずに「偽装」で終わる、よう願っております。
さてさて、皆様はどう思われますか。