「晩秋の見本林」のつづきをお話しましょう
10月14日、三浦綾子記念文学館の館長 三浦光世さんの「ちいさな講演会」がありました。
この日は開催中の『泥流地帯』展示に関するお話が中心。
以前は三浦光世さんお一人でお話しをされていらっしゃいましたが
今は学芸員さんと対談形式で「綾子さんとの創作活動」についてのほか
綾子さんを支えてこられた、ご主人ならではのエピソードも語られました。
来館者からの質問にも答えてくださる時間もあります~♪
1926年(大正15年)5月24日の十勝岳大噴火より被害に遭われた
開拓農家(三重県から入植した団体)の方々の遺族の体験の聞き取り
被災地となった上富良野町を1975年(昭和50年)に
訪れた取材当時の展示資料は臨場感溢れておりました。
『泥流地帯』は苦難に対する考え方を書かれた作品とのこと。
この連載小説を道新に書くことになったことについて
「北海道新聞から声をかけていただいたときは、心から喜んでいました…」
綾子さんの言葉を感情こめてお話ししてくださいました。
『泥流地帯』は人生の試練とは… 大切なことを教えてくれる小説です。
想い出話しのなか、綾子さんがお好きだった童謡「赤い靴」を歌ってくださり
嬉しいひとときになりました~♪
♪毎月・第二水曜日は三浦光世さんの「小さな講演会」が開かれております♪
ふかふかの松葉に野鳥… 秋ですね。
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