おでかけ大好き

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読書の秋

2013-09-30 16:08:43 | 本に暮らす
おでかけ記事続いたので、

本領?のインドア、読書のほうで。

最近読んで記憶に残ってるのは、

久しぶりにコミックスで「ぴんとこな」

ドラマ化もした歌舞伎もの。

いかにもな少女漫画設定にやや引き気味でしたが、

歌舞伎自体のリズミカルさ、強弱の表現に洗練された魅力が。

歌舞伎界の御曹司のオーラにも興味あるし。

「ちはやぶる」や「ましろのおと」とか、

特に和モノの世界は一般的なイメージがあるだけで、

実情を知る機会もないので、新鮮。

二次元から三次元の世界への壁は厚く高いのであっても。

ちょっと調べたけど、「ぴんとこな」ってのはキリっとした男前のことで、

「ピンとこない」とは語源が別みたいね。

残念。

以前書いたけど、最近では「へうげもの」や「信長のシェフ」

その昔から信長くんのでてくる漫画、小説、ドラマは多い。

やっぱりヒーローオーラがでてるんだよね。

でも信長くんが志半ばにして倒れず、天下をとってしまったら、

現代の和モノ文化が熟成された江戸時代はなく、

歌舞伎も、狂言も、文楽も、落語もなかったかもしれないよね。

そんな単純なものでもないか。

でも信長くんは、南蛮カブレだったから、

今頃日本は英語・・じゃなくスペイン語!

日本文化もラテンの影響を受けなかったとはいえないよね。オ~レッ。


今頃ですが、やっと村上春樹の「1Q84」を読み終えました。

タイムスライドなSFものなんだけど、

そこに村上春樹テイストの愛のカタチが。

感動も共感もしにくいけど、やはり彼独自の世界があるといわざるを得ない。

それは不確かで曖昧で混乱の淵を頼りなく辿りながらも、

生きているというはかない手ごたえ。

しかも、女性主導で。

3冊ですからね~なかなか読み応えもありましたよ。

中途ですが、また改めて。