おでかけ大好き

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京都旅行2日目 清水寺 春の夜間特別拝観

2014-03-19 11:12:46 | おでかけ
先ほどは五条坂を登り、途中でお昼を食べ、

清水坂を下りました。

今度は途中から、茶碗坂(清水寺への近道!と書いてあったので!!)を登りました。

観光地的な食べ物や雑貨のお店が多い、五条坂や清水坂と違って、

茶碗坂は陶器屋さんなどが並ぶ、落ち着いた大人な通りです。

以前は八坂神社や高台寺のほうから、

二年坂や産寧坂(三年坂だと思ってた)を登ってきたんだったわ。

あそこもわいわいして賑やかだった。


と言う間に、清水寺前へきました。



昼間の拝観は17時半で一旦閉園し、18時半から春の夜間特別拝観をするそうです。

昼は300円、夜は400円。夜のほうが高いんだ!?

白いテントで、チケット購入できます。


清水坂を立ち塞ぐ、ぽんさん。



1時間ほど時間が空きました。

おでぶさんは坂登ってノド乾いたので、お茶します。


18時過ぎたので、いざ。

混雑を避けるためか、時間より先に入場が始まったようです。

清水は高低があるので、夜は足元注意ですぞ。

そういえば、こどもや、あまり年配はいないかも。

タクシーで上まで来れないしね。




人波について、隋求道胎内めぐり100円をしてきました。

善光寺のお鍵巡りみたいなのですよ。

真っ暗な中を行くと・・・ぽっと癒されるらしい。

後ろの外人はんがぶつかるたびに、「sorry・・スミマセン」と礼儀正しい。

みんなが平和な気持ちでないと、

こんな不安な真っ暗闇の中、大勢で辿っていけないか。

胎内巡りをして出ると外は春の宵。




清水の舞台から市内を望む。

桜は蕾が膨らんできていたから、来週末は咲き始めるかも。

春休みも始まるし、混みそうですね。



脳内で枯れ木の桜を咲かせませう。



この木組みこそが、清水。



清水の舞台は、上から見たときより、

下から見上げたときのほうが高さを感じますね。

どうやってのこの土台の柱を組んだのでしょう?


ライトアップした鏡のような池が、不穏な静けさで、すべてを映していて、

長くのぞいていると、引き込まれそうでした。

あの水面の向こうは別世界に通じている。


帰りは茶碗坂に、花灯篭が灯り、風情がありました。



が、

しーさまのダーリンと習い事のゲイ先生との不思議な関係について、

深~く考察していたので、よく覚えていません(爆)


そういえば、タクシー運転手さんオススメの地主神社に御参りできなかったな。

お願いごとは二つまでだそうですよ。


東大路通りにでて、タクシーでホテルへ。

いよいよ終わりが近づいてきてしまいました。

ホテルで荷物を受け取って、新幹線の時間を確認し、

駅ビルで食事をしていくことに。

あまり時間がかからなそうなところで、洋食屋さんに。



タクシー代の清算とお別れの乾杯(お小遣いをねだっているのではない)



(なぜか)トルコライスにしました。

食後は、もう少しだけ売店でお土産みて、

一応こどもたちにも消えものでないお土産や、ともだちに頼まれた匂袋を買い、

とりあえず安心。


もう1泊し、翌日、新幹線&電車で帰るぽんさんが、

入場券210円?を買って新幹線ホームまでお見送りしてくれました。

ありがとう!!

と思ったら、停車中の新幹線のヘッドを写真に撮ってニヤニヤしてたり、

そっちがメインか!!


静岡組は先にひかりで、私は寂しくこだまで。

たった1泊でしたが、丸々2日楽しみましたので、大満足。

おまけにこうして振り返ってみると、

観光も有名店でのグルメもたいしてしていないのだけど、

この充実感。

何度来ても楽しめる京都。そして思いの外近いし。

観光地のわりに、こどもが少ないのもいいですなぁ。

大人の街です。京都。

2年に一度くらいは来たいなぁ。

そして日本っていいなって明るい気持ちになりたいね。

お疲れ様~。また一緒にでかけましょう。


PS 今日は小学校終業式。午前中に帰ってくる。

明日から地獄の春休み2週間。

春休み挟むと、心労で記憶が消えるから、

春休み前に書き終えてよかった~~~。


















京都旅行2日目 甘春堂 和菓子体験

2014-03-19 10:05:13 | おでかけ
清水は車も人も多くごった返していて、これぞ京都!!

なんといっても京都ナンバーワンは固そう。

五条坂の途中でタクシーを降り、人の多さに辟易しながら、

目についた清坂亭へ。

茶碗坂とも繋がっていて、

陶器屋さんが何軒か集まったクラフト村の一角の茶寮のよう。

どおりで、こんな方たちが。



信楽焼きも近いのかしら。

よく目にしました。

ぽんさん、連れて帰ると親子と間違えられると心配。

確かに。通販でも買えるよ。




私と晴れさんのおばちゃん組は、冷たいにしん蕎麦を。

冷たいにしん蕎麦は初めて。

でも好き、おなか空いてるからなんでもおいしい。

男前組は、京のランチセットと天丼を食べてました。やっぱり飯。


食事は待ち時間もあるので、時間とりますね。

午後は和菓子作り教室を予約しているので、

前日の轍を踏んで、いや踏まぬよう?に早め移動で。

1週間前、テンさん親子も同じ会場で体験した、

甘春堂の東山・清水寺会場となっていますが、

なんと、豊国神社そばじゃないの??

おまけに本店じゃなくて、東店・・。

鴨川沿いまででて、すっかり遠回りしてしまった・・・。悔しい。

清水から20分は歩いたでしょうか。

まあカロリー摂取前の腹ごなしだと思えば。

早め行動で珍しく、時間に余裕を持って会場入りできました。やればできる。






店内は、干菓子の型でいっぱい。





干菓子を作って味見を勧めてくれた職人さんが、

私が読んで和菓子体験を知った「めづめづ和文化研究所 京都」で、

和菓子体験で登場した方。たぶんお顔や雰囲気、イラストとそっくり。



これ作れるのかなぁ。





棚いっぱいの干菓子。

文房具っぽくてかわいい。


和菓子体験は一人2千円(干菓子と生菓子3つ、お抹茶つき)。

手ぶらでオッケーです。

人数が20名ほどと、多かったためか。

試食を含め1時間半くらいかかりました。


荷物を置いて、エプロンを着て、2階へ。

手を洗っておしぼりを持ち、スタンバイ。



お道具の数々。



季節の和菓子ということで、

私たちは右側の写真、4品です。

干菓子は、桜。

上生菓子は同じように見えますが、材料が全部違い、

ういろ 胡蝶

練りきりの 宴

きんとん うららか。

製作中は、写真撮影不可とのこと。

確かにそれどころではありません。

味に違いはないのですが、見た目に個性がでるというか、とても楽しい。




干菓子は、ほとんどお砂糖でできた、赤と白の生地を一緒に延ばして、

赤3白2の割合で桜のクッキー型(木枠は抜きにくいので)で抜きます。

途中で赤白の割合なんて忘れて、OH!白ちゃけた桜に。

乾くと固くなるそうです。




左の胡蝶は、餅で白餡を包む要領ですが、

白餡が餅からはみ出して、まさに「あんちら」な感じに。

蝶からというよりUFO(未確認飛行物体)のような新作が。


右は、桜。

練り切りは色がついた餡の粘土みたい。

これもピンクの間に白を挟んで中央から白の生地が透けて見えるような、

繊細な造りです。まさに芸術。

三角の棒のようなもので、線をつけました。

なぜに5等分にならないのか自分でも不思議。

花弁は網で裏ごししてクシュクシュっとした餡?を載せます。


最後は、



きんとん用の餡を、竹の笊で押し出しにゅるにゅるっと出たものを、

箸でつまんで、黒い餡玉にくっつけていきます。

力を入れすぎるとにゅるにゅるが潰れてしまうので、

適度な圧で、満遍なく貼り付けたつもりですが。

円形にならない・・。

向かいの晴れさんのに、ハゲ発見!

私のも「裏がハゲだよ!」と。

みんなでいびつ&ハゲ自慢。




上生菓子2種と干菓子は箱に入れて、お持ち帰り。

その場で、最後につくった上生菓子(銘ハゲちゃびん)と

お抹茶をいただきます。

黒文字は、お茶会などでは、その日付などを入れて持ち帰るのだとか。

なんの木なんだろう?香りがします。

これもお持ち帰りです。

黒文字で切って、刺して食べるのもなかなか難しいですね。

この柔らかなものを崩さずに、

美しい所作でいただけたら、大和撫子だよな。




小学生くらいから体験していました。

テンさんち娘ちゃんも楽しんだって。

カッパくんも和菓子教室行ったことあるからな、やりたそう。

季節毎にお菓子も替わるそうで、リピートしたいものです。

空きがあれば当日申し込みもOKのようですよ。

お持ち帰りの和菓子は、できれば当日、

遅くても翌日午前中にはお召し上がりくださいと。

翌日こどもたちと分け合って食べました。


3時からの教室だったので、終えると4時半過ぎ。

まだ清水寺には、辿りついていたのでした。

徒歩で清水に戻ります。

途中、焼きそばのよい香りとめっちゃ盛り上がってる地元のお店が。

非常に気になりました。











































京都旅行2日目 二条城

2014-03-19 08:48:42 | おでかけ


タクシーで二条城へ到着。

お着物の方、入場料無料だそうで。600円。

二条城なら段差が少ないので、お着物でもOK。


修学旅行で必ず来る二条城ですが、

「ウグイス張りの廊下」くらいしか覚えてないかも。

1603年、徳川家康が京都御所の守護と京都での宿泊のために造営、

1626年、三代将軍家光が、絵画、彫刻などを完成させたそう。

1826年、最後の将軍、15代慶喜が大政奉還を発表したお部屋も(人形で再現)。

徳川幕府が始まり、終えた場所でもあるのですね。

明治元年には、現在の内閣がおかれ、のちに宮内庁の二条城離宮となり、

昭和になってから、京都市に下賜。

平成6年に、ユネスコの世界遺産に登録。


そんな歴史があったとは、中学生の私、まったく知らず。

きゅこきゅこ廊下に喜ぶばかりであったことよのぉ。




日光東照宮とか久能山東照宮っぽい。


二の丸御殿(国宝)





中は撮影不可。

脳内参考資料は「大奥」。

廊下の幅も広くこれなら、

裾をびろびろさせて歩きつつ、余裕ですれ違えただろうなと。

ちなみに部屋数は33、畳みは800畳だそう。

障子や襖の絵は、狩野派の方々によるものだそう。

お部屋によって、桜の間やなんちゃって虎(毛皮からの想像図)、鳥などなど色々。

400年も前に造られたものが、こんなにしっかりしてるなんて、

ビバ木造!!ビバ日本建築!!


二の丸庭園(特別名勝)へ向かいます。

散策日和なうららかな日。



二の丸御殿の側面かな?



池の中央に蓬莱島、左右に鶴亀の島を配した書院造庭園(庭園にも書院造ってあるんだ!)小堀遠州作。



なにやら?守護?呪いの塔?



蘇鉄の養生だそうで。


梅林にでました。



年齢もあるのか、桜よりも梅に心惹かれるようになってきました。

まだキリリと寒い、暗い冬景色の中に、

ぽつぽつと咲き始める丸い梅の花をみると、

地味ながらも逞しさの中に可愛らしさを感じます。大人だ~。


本丸御殿を囲む内堀の外側を巡って、西橋まで出ました。



石垣といいお堀の雰囲気といい、

見慣れた駿府城のお堀を思い出します。



橋を渡り、天守閣跡には登らず、

庭園側の内堀を巡って、本丸御殿(重要文化財、内部非公開)は見なかった。

パンフを見る限り、小ぶりの落ち着いたお屋敷です。

現在の本丸御殿は、京都御所内にあった旧桂宮御殿を移築したものだって。

二の丸御殿が公的スペースに対して、

本丸は、二重の堀の中だし、将軍のプラベイト居室だったのね。


北側の清流園もばっちり見逃してますね。

和風庭園と洋風庭園をがある、近代的なお庭のようです。

国賓を招いてのお茶会などもするところだそうで。

機会があったらまた。


二条城初の大型修復のための募金を募っておりましたよ。

修復に200億だか400億だかかかるそうで。

二条城一口城主募金だって。

一日城主(抽選)ってなにができるのかしら?

大奥体験とか!??

書類に花押押し体験だったらイヤだな。


午後の予定に合わせて、お昼は清水寺付近で。

このときのタクシーが自分大好きおじさんで、

京都よりも自分語りが長く、しーさまお相手ありがとう。


途中何度か通った京都市役所の建物は、

おどろおどろして年季ものですね。

建築家の武田五一氏の、昭和初期の建物で、80年ほど現役だとか。

写真撮ればよかったな~。


市役所のある御池通りに沿ってずっと巨大な地下駐車場があり、

車で来たら観光の人はここに停めて、タクシーやバスを利用したほうがよいと、

タクシーの運転手さん。

観光地の駐車場は、台数も少なく、値段も高い。

周辺道路混雑緩和のために、土日は閉鎖してしまうそうで。

普通車千台って・・・どこに停めたかわからなくなって1日潰れそう。

でもまあ、桜シーズン前とはいえ、車の多いこと。

特に清水周辺。

これは本当に慣れない車観光は遠慮したほうが、スムーズだろうな。

京都、一方通行が多いみたいだし。


清水は次に。