道の駅信濃路下條でそばを食べたあと、桜の古木を求め、再び国道151号を南下しました。
しばらく走って右折し、すれ違いが難しい細い山道をゆっくり登っていくと、やがて眺望が開けました。
奥さん 「ほら、下の方。広い駐車場があるよ」
への次郎 「めざすお寺は、あそこのようだね」
寺に下りて行くために車を進めたら、寺への誘導路の角に大きな桜!
ガイドブックによると、鎮西家の桜です。樹齢300年、胸高周囲2.5m、高さ15m。
しばらく鑑賞したあと、坂道を下りて行き駐車場に入りました。
広い駐車場の端に、大きな見事な桜がありました。が、木の下に、
無神経な車! 桜を撮りに来ていた人が日陰を利用し止めていました。
そこから振り返ると、もっと大きな桜が見えました。
龍獄寺(りょうがくじ)の清浜桜(きよはまざくら)です。
寺に近づくと、立派な山門。
石段をとんとん上がって、山門をくぐると、
二階部分に鐘があるのが見えました。再び山門をくぐって戻って来ると、
山門の屋根越しに清浜桜。
ガイドブックを見ると、鎮西家と龍獄寺の大桜はともに、鎮西清浜が1730年に京都から持ち帰ったエドヒガンザクラでした。
奥さん 「南信州には、一本桜の古木がたくさん残っているね」
への次郎 「山国だから、台風の被害が少ないかな」
天気のすぐれない日でしたが、満開の一本桜の古木を堪能しました。
国道151号を高速道のインターに向かって車を走らせていたら、空にチラチラ桜の花びら。南信州の桜の見ごろは、終わりを迎えていました。