山形夏旅、二日目はここに泊まりました。河北町のひなの宿です。
向かいに、源泉かけ流しの天然温泉施設ひなの湯があって、無料で入れました。
三日目の朝、部屋のカーテンを開けたら、雨。
奥さん 「こっちに来たら、毎朝、雨ね」
への次郎 「予報では、11時には上がるって」
雨で予定を変更し、午前中は道の駅で買い物をすることになりました。
おかげで、定食形式の朝食をゆっくりいただきました。
■道の駅 寒河江
雨の中、隣り町寒河江(さがえ)にやって来ました。ここは道の駅寒河江。
地元では、チェリーランドと呼んでいるようです。
広い店内には、地元だけじゃなく、県内各地のお土産が置いてありました。
への次郎 「そういえば、この旅で食べてないなぁ」
奥さん 「そうね、山形の郷土料理の王様よ、これ」
■慈恩寺テラス
いも煮などを買って、道の駅から慈恩寺テラスに移動して来ました。
向かいの山の上に、かつて慈恩寺を中心に巨大な寺院群が存在していました。
入場無料の館内では、展示物や映像で、慈恩寺の歴史が紹介されていました。
慈恩寺の歴史を学んで出てきたら、お土産コーナーの向こうに、
奥さん 「レストランがあるよ。寺そばだって」
への次郎 「そばは、別のところを予定してるんだ」
■慈恩寺そばや
そばが食べられる慈恩寺そばやにやって来ました。
内部は、土壁むき出しの農家風。通路側の土壁に、古い農具がぶら下がっていました。
奥の囲炉裏のところ、実は浅野ゆう子さん主演の『農家の嫁は弁護士』が撮影されました。
ほら。真ん中左奥の顔を上げている人が浅野さんです。
浅野さんたちは、普通にすすっていましたが、それはかなり難しいですよ。なぜ?
ほら、こんなに太い田舎そばなんですよ。(中板1050円税別)
箸ですくって口に持っていき、むしゃむしゃ。しっかり噛んで、ごくん。
への次郎が注文したのは、月山雪かぶりそば。(※中板1250円税別)
田舎そばの上に、大根の細切りがのっているだけでした。
※長い板の上に盛り付けた板そばは、山形県の内陸部で食べられていたそばです。
手こずりながら、やっと田舎そばを平らげて出てきたら、予報通り、雨は止んでいました。
つづく