さかづき広場から幸兵衛窯にやって来ました。
ここが入口。
白壁の倉庫に絡まった蔦、しばらくすると紅葉するんでしょうね。
見えてきました幸兵衛窯の建物です。
まず、開窯二百年の横断幕が掛けられた建物に入って行きました。
ここは即売会場です。
これは、幸兵衛窯の伝統的な焼き物群です。
こちらは、モダンな絵付け。
最近力を入れている?青釉です。いい色ですね。他の窯元では、出せません。
今年、一番目を引いたのが、これ。への次郎、イチ押しの作品です。
直径6、7センチの黄色い丸い焼き物。写真では分かりにくいんですが、何とも言えない、上品な黄色です。息がかかるくらい近づいて見ていたら、気になったのか社員の方がおいでになりました。
への次郎 「この色、いいですねぇ」
女性社員 「はい。発色がむずかしく、厚く塗って出しています」
への次郎 「どのように使いますか」
女性社員 「薬味入れですね」
中国では、黄色は皇帝の色といいます。実に上品、いいものを拝見できました。
即売会場から出てきました。
この建物は、隣りにある古陶磁資料館です。
この裏に、桃山様式の半地上式穴窯があります。煙突の右のあたりです。行ってみると、
もみじの葉が3枚、紅葉していました。
煙突の下を左にのぼって、下を見ると、
落ち葉がのっている左の屋根の下に、穴窯があります。右は古陶磁資料館。穴窯の焼きの様子を見ながら、ここで抹茶をいただくことができますよ。ほら、縁に座布団が敷いてある。
下におりて、穴窯の近くに行ってみると、
職人さんが火の具合を見ながら、一服していました。
表に出てきました。
この建物には、ミニギャラリーがあります。
ここが入口です。入ると、
古代エジプトの神様が迎えてくれました。
その奥は、
壁に、案内葉書にのっていた陶額が飾ってありました。
ここの作品も展示販売されていました。
表に出てきたら、いいにおいです。誘われるようにそちらへ。
そば屋さんがお店を出していました。
急にお腹が空いてきました。
メニューを見ると、ざるそば(800円)と天ぷら(600円)のみ。で、その両方を注文。
お店をやっていたのは、そば道場の人たちです。
かなり待って、出てきました。
そば粉は、北海道美瑛の新そば。天ぷらは、海老・オクラ・イカのげそ・サツマイモに竹輪の五種盛りでした。
いい作品を鑑賞できたし、お腹も膨れました。
「満足、満足」
いい気持で坂道を下って行きました。
公道におりたら、近くで富有柿を発見。
その時、赤い車が一台、向こうに走って行きました。
秋らしい光景をパチリ。
「秋の市之倉、よし!」