への次郎が行く

カメラと地図を片手に気ままに出かけます。

秋の飛騨古川 大イチョウとモミジ

2021年11月08日 | 遠出

岐阜県飛騨市古川にやって来ました(2021/11/5)。

飛騨といえば、小京都の高山。古い町並みのある町として有名です。この高山のすぐ北に、もうひとつ古い町並みをもつ町があります。それが飛騨古川です。

 

朝早く、東海北陸道を一路北上。途中、ひるがの高原SAで、ひと休み。

そこから見た大日岳です。

もうすぐ冬って感じ

 

飛騨清見インターで下道に降りて、県道90号線を飛騨古川に向かいました。

茶っぽくなっているのは、カラマツとクヌギだね

ところがこの道、古川市街に入る手前が悪路。への次郎の愛車、泥だらけになりました。

高山経由にすればよかった

 

着きました。飛騨古川は最近、映画『君の名は。』の舞台になりました。

ひとつ行ってみるか

やって来たのは、JR古川駅の跨線橋です。

これこれ

 

つづいて、瀬戸川沿いの白壁土蔵街の散策です。まず観光マップで確認。

 

向こうにあった市役所駐車場から歩いて来ました。瀬戸川と円光寺のモミジです。

 

散策前に、近くの岡田屋で、ちょっと腹ごしらえ。

 

小腹も満たされ、散策開始。白壁土蔵街の入口付近です。

大イチョウとモミジ、 色が濃い! 

 

ここから、瀬戸川沿いに白壁土蔵街が始まります。円光寺は左です。

円光寺の境内から見た白壁土蔵街。

ここは『三寺まいり』が行われる寺の一つだね

 

三寺まいりは、親鸞聖人の遺徳を偲んで町内の3つの寺に人々が詣でたことが始まり。その後、男女の出会いの場、縁むすぶのお参りに変化したそうです。今でも毎年1月15日には、着飾った娘さんたちがお参りするそうですよ。

 

ちょっと先に行って、振り向くと、

大きなコイ

ここのコイ、寒い冬を避けるために、もうすぐ引越。それに備え、ただいま絶食中です。

 

白壁土蔵街を散策したあと、本光寺の前を通って八ッ三館(やっさんかん)へ。

八ッ三館は明治から大正にかけて、飛騨から信州に働きに行く女工さんが集められた旅館。小説『あゝ野麦峠』にも出てきます。

 

八ッ三舘から、荒城川越しに見た本光寺

ここも「三寺まいり」が行われる寺。境内に『あゝ野麦峠』の文学碑がありました。

帰省した女工さんたちも、三寺まいりをしたそうですよ

 

つづいて、古い町並みが残る壱之町通りを通って、大イチョウのところまで戻りました。

ここは三嶋和ろうそく店。創業240年、日本で唯一、全部手作りのろうそく店だそうです

右の茶色のろうそく、デカい

 

ろうそく店の先の通りです。

道の真ん中に、融雪水が吹き出すパイプ穴がありました。

寒いんだな、ここは

 

先に進み、ちょっと道をそれて、「三寺まいり」の真宗寺に。

ここの大イチョウも、見ごろだ

 

再び古い町並みに戻り、渡辺酒造店へ。お土産に、純吟蓬莱4号瓶を買いました。

         何の工程でしょうか、何かを入れた白い袋を天日に干していました。

あっ、石像。『もう一杯つげ!』と言っている

 

大イチョウが見えるところまで戻って来ました。

 

よく歩いたなぁ。ここいらでランチだ