曲がり角の向こうに・・・

毎日の暮らしの中でフと心に留まった人やもの、そして風景を描きとめています。 

国分寺の街歩き(2)

2025-02-15 | 散歩

しばらく家籠りの日を過ごしていました

何日間か寒くて風が強い日々が続いていましたので 

部屋で折雛を折ったり本を読んだり・・・

さすがに外の空気を吸いたくなって

暖かく穏やかな日となった昨日

ロコモ体操に参加した後 午後から出かけることにしました

半日となると 先月回りきれなかった国分寺が良いと決め

今回は西国分寺駅から出発しました

先ずは「東山道武蔵路跡」から

「東山道武蔵跡」とは

駅制に基づいて7世紀後半から8世紀前半にかけて整備された

都と地方の国府を結ぶ官道の支路だそうです

道幅約12mの広大な官道が長さ400mに渡って保存 整備されています

左側に都営の高層住宅が並び向かい側は国分寺市役所です

国分寺市役所の脇から「都立武蔵国分寺公園」へ

広々とした公園の周りには桜の木々がたくさん植えられていて

お花見の時期には多くの市民がお花見を楽しむのでしょう(^-^)

こもれび広場では陽だまりの中をワンちゃんと散歩したり

ベンチで語らったりする人々が目に付きました

胸広がる思いのする気持ちの良い空間でしたヽ(^o^)丿

この広場の小径を辿っていくと

薬師堂が見えてきました(西側入口)

建武2年(1335)新田義貞の寄進によって

僧寺金堂跡付近に建立されたと伝えられており

現在の場所には宝暦年間に建て替えられたそうです

ここでは平安末期頃に制作されたとされている木造薬師如来坐像が

見られると期待していたのですが

御開帳は毎年10月10日ということで

(案内書にはその記載はありませんでした・・💦)

見ることが出来なかったのは残念です

寄木造の漆箔仕上げの像高は約1.9mあるそうです

戦乱に巻き込まれて武蔵国分寺が焼失した際

自ら逃げ出し無事であったという逸話も残っているそうです(*^^)v

見出し画像は正面から見た薬師堂です

仁王門

細かな格子で中の阿吽の仁王様が良く見えませんでした

国分寺本殿

境内には万葉集に詠まれた160種の植物が収集されていて

市天然記念物指定の植物園になっています

この時季はやはり梅

未だ姿は見えませんがツボスミレ

そして私の旧姓がついたあべたちばな

ミカンの花のようですが親近感が湧きました

 

御朱印を頂けることになっていたのですが

昨日はお休みで頂けませんでした~~

 

国分寺の前に立派な楼門

これも薬師堂と同じく市重要有形文化財に指定されています

前沢村(現東久留米市)の米津寺(米神事)の楼門を

明治28年(1895)に移築したものだそうです

3間一戸の楼門で2階には十六羅漢像が安置されているそうです

写真の3人はオレンジの上下を着た方がボランティアガイドさんで

2名の方が説明を聞いていました

『少ないのでどうぞ一緒に』と声をかけて頂き

「金堂跡地」までご一緒しましたが

前回見て回った所でしたので

ここでお別れしてお鷹の道を辿って国分寺駅へ

途中お鷹の道沿いに流れる小川は

蛍が生まれる川とも言われていますが

昨日はアオサギに出合いました🎶

1m位近寄っても動かずにじっとしていました

離れたところにシラサギも憩っていました

国分寺駅南口に建つ母子像

「かがやき」

「子育てし易い街」に・・との思いを感じました

久々に一万歩越えのウオーキングとなりました(約13,900歩)!(^^)!

 

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