曲がり角の向こうに・・・

毎日の暮らしの中でフと心に留まった人やもの、そして風景を描きとめています。 

春愁・・・?

2023-04-03 | 絵  ③アレコレ

 

春になったら会いに行こう・・・と

楽しみにしていた函館への旅は 思いがけない展開になりました

昨年の秋に『病院が経営する高齢者施設に申し込んだ 

入居は早くても春頃かも・・・』と

明るい声で決断を伝えてくれた

友の言葉をそのまま信じて

マスクも原則しなくても良くなりものみな萌え出る季節になったので

会いに行くわ~~と電話をすると

何とビックリ!

急に入居が決まってすでにホームに引っ越したと・・・😟

一言の連絡もなく・・・と思ったものの

いざ連絡が来たら引っ越しをはじめ色々俄かに忙しくなり

疲労も重なって大変だっただろう・・・くらいは

分かります・・・💦

でも

何度もスケッチに行ってお世話になった彼女の家で

いつものようにアレコレ他愛ないおしゃべりを楽しもう

と思っていたのに

広い平屋のあの家に行くこともなくなったかと思うと

本当に寂しい

それでも彼女が元気ならそれで良いのです

それが・・・

『何にもしたくない・・・ ご飯もまずくて食欲もない

冷蔵庫には美味しいイクラやたらこやホタテなどがあるけれど・・・

元気なうちは自由に行動できるはずだったのが

コロナで出かけてはいけないと言われて

困惑している

好きな小物づくりや水墨画や絵手紙も

全くやる気が起きない

引っ越しの挨拶状も書く気にならない』と・・・

いつも自信を持って行動していた

友の余りの変わりように

言葉もなく・・・

入居前にきちんと調べなかったのか・・・

体験入居もしないまま入ってしまったのか・・・

甥ごさんの紹介とかで

安心してしまっていたのか・・・などなど

胸のざわつきが収まりません

環境が変わる・・・これが高齢者にとって一番の問題なのだそうですね

単なる一時的な不適応を起こしているだけならいいのですが・・・

 

彼女も人生の最終章は安心安全の中で

楽しく暮らしたい・・との思いから

自分の老後を預ける場所を選んだはずなのに・・・

先輩の入居者たちからは1年経てば食事をはじめここでの生活に慣れるよと

聞かされているそうです・・・

 

私より7歳年上の彼女に別の施設を探す元気が残っているか・・・

それともそんな気など毛頭なく

このまま諦めてしまうのでしょうか

 

昨日彼女の好きな干し芋とお煎餅とゼリーを送りました

一緒にお茶する友人ができていれば良いと思います

長年絵手紙の講師として活躍していた人ですから

どんな人ともすぐに打ち解けるはずですが・・・

 

彼女と一緒に遊びに行った大沼

遠くに聳えるのは駒ケ岳

何度見てもカッコいい山です

彼女は函館からこの大沼公園近くのホームに入りました

部屋からきれいな夜景が見えるそうです

 

函館の立待岬からの眺め

 

見出し画像は函館山の中腹から見た函館湾です

 

コロナが収まり外出許可が出たら

一緒に湯の川温泉に行く約束をしました

一日も早く元気を取り戻して欲しいと祈る気持ちで一杯です

 

私の終の棲家探しも さらに慎重にしなければなりません (;´Д`)

 

               

 

今日は久しぶりにすっきりした青空が広がっています

秋には色づきが淡かったブーゲンビリアが

再び花をつけてくれました

夏が来れば真っ赤に燃えた花をつけて

元気を届けてくれることでしょう(^-^)

 

コメント (12)    この記事についてブログを書く
« おまけの?お花見 | トップ | 一つづつ幕が下りていく・・・ »
最新の画像もっと見る

12 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
リスク (いでのマネ)
2023-04-03 15:42:20
入所で環境から知り合いから全部変わりますもんね。描いていた棲家とのギャップが大きいんだと思います。いきなり孤独になりますからね。慣れないから認知症の魔の手が伸びてきます。
全て環境が変わるリスクです。慣れれば・・って逆に押し付けなんですよね。出るだけ、不安を感じない様にするためには、納得が一番大事です。比べていくとある程度の所で納得する物件が出てきますよ。自分が引き寄せた物件に出会えるはずです。
妥協は損しますよ。(^_-)-☆
返信する
マネさんへ (のり)
2023-04-03 16:34:49
たしかに、彼女が思い描いていた棲家と現実とのギャップが大きいのでしょう・・・ 環境が変わることのストレスは本人が気が付かないうちに大きくなって、無気力状態に陥っている・・・のでしょうか。 知らないうちに認知症の魔の手にからみとられないよう、何とか頑張って欲しいです!!

棲家は妥協せず、納得の行く物件に出会うまで粘り強く・・・探し続けたいと思います。

貴重なご意見を有難うございました🙏
返信する
Unknown (ゆっくん)
2023-04-03 17:01:02
こんにちは。
よく絵手紙をいただいていたお方ですね。
急に入所となり、心の準備も出来ないままで、入所されたのでしょう。

母も最初の施設はあわなくて、帰りたいと施設の方を困らせました。
次の施設は、いつもニコニコしていましたね。
感じるものが、違うのでしょうね。

難しいですよね。就職も入っていないと分からない事があり、
転職となります。
やる気ご、出ないのが心配ですね。一年したら、慣れるのでなく、
諦めるのでしょうね。でも、難しい事ですね。
友とも、会えない事(コロナの事もありますが)寂しさを感じたのでしょう。
加齢と共に、人と話す事が大切と思います。
昔の話でも、脳の活性化に繋がると思いましたね。
なんか?話が評論になってます。ヤバい(^◇^;)💦
返信する
終の棲家 (イワセアグリセンター)
2023-04-03 17:24:02
こんにちは。
実は昨年、妻の母が老人ホームに入居しました。
居室は広くスタッフも多く環境の整ったホームですが、母は半年くらい馴染めず、早朝でも夜中で電話口で泣かれ、妻を大声で馬頭したり、それはそれは大変でした。
最近になって急に慣れたのか、ホームの庭を歩行器で散歩したり、友達ができておしゃべりしたり、妻への電話も激減しました。
100%満足の行く施設はないと思いますが、何度も足を運びスタッフと面談の上、お試し入居して選ぶのが良いと思います。お友達もその施設に馴染んで、楽しく暮らせると良いですが・・・きっと時間がかかるのでしょうね。
返信する
Unknown (syaanelo123)
2023-04-03 18:40:06
こんばんは🌙😃❗
お疲れ様です😆🎵🎵
いつも有り難うございます✨
コメントありがとうございます🐱
素敵な夜をお過ごし下さいにゃり🐱🚩😃🚩
感謝‼️にゃり🐱
返信する
ゆっくんへ (のり)
2023-04-03 18:51:00
こんばんは(^^♪
そうです、絵手紙を描いてくれていた友人です。 もう一人福島にも絵手紙の友人がいます(^-^)

ゆっくんのお母様も施設に入所なさったのですか~~ 最初の施設は合わずに、移った先の施設で落ち着いて笑顔で過ごせた・・・本当に良かったです!! 施設との相性は結局は人だと思っています。 良いスタッフと仲間に恵まれたのでしょうね。

人生の選択はどんなに考えて選んでも、どこか賭けのようなものがある点が厄介です。 彼女が今後どのように考え過ごしていくか・・・じっと見守っていくしかないないのが切ないです。 満足のいく生活を見出し行って欲しいと思います。

函館には彼女の友人たちが沢山います。 外出がOKになれば、これ迄通り友達とのランチやお喋りを楽しむことができるのに・・・ こちらで見学したホームでは、自立の方々は自由に外出していたようでした。 何故、北海道は未だに厳しい制限を設けているのでしょう??? 孤独が一番怖いです。 心が蝕まれますから・・・

温かなコメントを有難うございました♡
返信する
イワセアグリセンターさんへ (のり)
2023-04-03 19:08:00
こんばんは(^^♪
奥様のお母様のお話を有難うございました。 ホームに馴染めず不安な気持ちを、娘さんご夫婦にぶつけ、それをしっかり受け止めて下さったことで、気持ちが楽になったのかもしれません・・・ 大変でしたね。 お疲れ様でした~~ でも、比較的短い期間にコロリとホームに馴染んで下さって、本当に良かったです!(^^)! そういうこともあるのですね。 

そうですね、これはと思えるホームが見つかったら、スタッフの方とよく話し合い、お試し宿泊もさせて頂いてから、納得の上決めたと思っております。

函館の友の事はしばらくの間様子を見ていこうと思っています。 ホームに馴染めればいいのですが・・・ ご心配頂き有難うございました<(_ _)>
返信する
syaanelo123さんへ (のり)
2023-04-03 19:13:39
こんばんは(^^♪
お仕事を替わって初日でしたのに、コメントを有難うございます♡ いろいろ気を遣ってさぞやお疲れのことでしょう。 新たな出発に乾杯🍻 頑張ってください!!
返信する
Unknown (ベル)
2023-04-03 19:54:27
こんばんは
せっかく早く入れてよかったのかなと思ったら
ちょっと違ってますね
自分の家ほどの自由度は無くなってある程度縛られてくるのでその分は息苦しくなってくるのでしょうね
何処まで馴染んでくるかなのでしょう
慣れるまでに病んでしまわないように周りの人のフォローも必要な時期なのかもしれません

湯の川温泉に行く約束楽しみにされて一緒に行けるといいですね
早く楽しみが見つかる生活になれると楽しい場所になるのかもしれませんね
返信する
ベルさんへ (のり)
2023-04-03 22:44:02
こんばんは(^^♪
そうなのです・・・ 慣れるまでに病んでしまう(鬱病とか認知症とか)・・・それを一番心配しています。 今すぐにでも、スタッフをはじめケアマネさんや入居者の方々の温かなフォローの手が望まれます。

湯の川温泉は彼女の自宅に近い温泉なので、一緒に行けばホッと心が和むかもしれません・・・ かえって心寂しくなってしまうでしょうか・・・?

とにかく一日も早く外出制限がなくなって欲しいものです。

ご心配いただき有難うございました(^-^)
返信する

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

絵  ③アレコレ」カテゴリの最新記事