曲がり角の向こうに・・・

毎日の暮らしの中でフと心に留まった人やもの、そして風景を描きとめています。 

渋っています・・・ 一年前の記事です・・・・

2019-12-13 | あれこれ
12月も半ばとなりました。 実は歯科の定期検診に行か
 
なければならないのですが・・・ 気が進まず・・・
 
虫歯ではなく、単に口腔ケアなのですが、ズルズル引き

延ばしていたのには、人に言えば笑われてしまうような

ワケが・・・
 
それでもようやく新年を迎える前に済ませなければ、と
 
予約を入れる気になった矢先に、1年前の記事が
 
goo事務局から届きました~~ 引き延ばしていたワ

ケのお笑いの一席です。
 
お時間がございましたらどうぞ笑ってやってください

 
アア^o^あ~~また外れた~~

改装工事のためしばらくお休みしていた歯科医院に行って、治療再開をしてもらって来ました。 もともとは口内炎で受診したのですが、ついでに右上の奥歯が時々痛む、と言うと、レントゲン撮影の......
 

 

下の作品はお台場のホテルに宿泊した時に部屋からスケッチした夕景です。 夕日を受けた富士山を背に東京のビル群が徐々に夕闇に沈もうとしていました。 これも、10年前の今頃の作品です。 (記事とは関係ありません💦)

             

                 

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笠間へ

2019-12-10 | 絵  ②スケッチ

NHKの朝ドラの「スカーレット」の話がいよいよ面白くなってきました。 八郎さん、いいですね!! カッコイイデス  今後の展開が楽しみです。

ドラマの舞台は信楽ですが、こちらには信楽焼ならぬ笠間焼きがあります。 笠間焼はちょっと泥臭い焼き物が主流でしたが、最近はセンスの良い作家さんがどんどん生まれてきて、作品も洗練されたものが多く作られるようになりました。 春と秋の陶炎祭には、笠間焼の作家さんが一堂に会してそれぞれ各自が小ブースに自分の作品の展示販売をしていて、見るだけでも楽しいイベントになっています。

笠間はまた、日本3大稲荷の一つで、創建は西暦651年という笠間稲荷神社があることで知られています。 本殿は国の重要文化財に指定され、他にも東門や間殿などの歴史的建造物があります。 菊祭りや流鏑馬で知られていますが、私は菊祭りの時に何回か行きました。 今回は菊祭りは終わっていましたが、参詣客は比較的少なく落ち着いて、ペンスケッチを楽しむことが出来ました。

お昼は笠間ならではの、中身がお蕎麦の「そば稲荷」を頂き、スケッチの前面に入れてみました~~ほんのお遊びです この辺りは美味しい常陸秋そばが有名ですが、個人的にはこれまで食べた中で、出雲そばと戸隠そばが好きです(^_-)

10年ほど前に、筑波山麓でのそば畑をスケッチしましたので、ついでにご覧ください。 これが永沢まこと教室での最後のスケッチとなりました(この後ムサビに入学しましたので・・・) これが最後だからと、気を入れて描けばよかったのに、今見ると、気が抜けて、かなりいい加減・・・(;'∀')、 永沢先生に失礼でした・・・ 

            

 

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レフレッシュタイム➃ プレミアムアウトレット巡り

2019-12-07 | 暮らし

ちょっと気軽に気分転換したい時、阿見プレミアムアウトレットに出かけます。 家から17キロ位の雑木林を造成して作られたアウトレットは、畑と田んぼと山しかないど田舎に忽然と姿を現した夢のスペース(言い過ぎか)と言った趣きです。 そして・・・平日はゆったりとウインドショッピングが楽しめるのが嬉しい。 洋服や靴、カバン、ベッドや食料品、陶器や家庭用品、そしてカフェにレストラン等々・・・ 日本だけでなく海外ショップがそれぞれ趣向を凝らした店造りで、人々を誘っています・・・ とはいえ、ここは茨城の田舎の町・・やはりどこか泥臭さが感じられるところがまたいいのです

先日も午後から行って来ました~~ お気に入りのショップからセールのお知らせが届いたので・・・ 今度は歳末セールに加えて、お誕生日月セール!!(12月生まれなのです、ワタシ) お買い得情報があれば大体(必ず)出かける・・・と言うおば(ぁ)さんが向かった先は、先ずお値段そこそこでチョッと流行ものの服をいろいろ置いてあるお店。 値段の付け方が独特で、半額セールに時間限定セールなどをやっていて、ゲーム感覚で ”安物買いの銭失い” を楽しめます。 しかし・・これでお商売が成り立っているのでしょうか・・・ 型番落ちで在庫整理なのかしらん・・・??

品質が良い品物を流行に左右されることが少ない定番商品ということで買ったりした時期もありましたが、年を重ねるにしたがって、似合う色や型が変わってきて、結局資源ごみに出すことが多くなったので、リーズナブルな価格で今似合う色でさりげなく流行の服を・・・と変わってきました~~

着るものを変えるだけで、気分も変わります。 私にとっては一番手っ取り早い気分転換方法です。 美味しいものを食べるより、洋服が上のようです。 友人とのおしゃべりも洋服と同じくらい気分転換になりますが、今は残念ながら友との約束が出来ません(-_-;) 夫の状態がいつも安定しているというわけではありませんので・・・

見出し画像のセーターは半額の上に、2点以上買うと更にそこから20%引き!というめちゃくちゃ有難い話に乗って買ったもの。 縄編みが好きでゆったり着られて暖かいセーターとラベンダー色の方はカシミアタッチで肌触りが優しい・・・。  そして、輸入食品のお店ではトルコのイチジクとデーツを挟んだクッキーとイタリア産アカシアの有機蜂蜜と、ついでに日本の養蜂家の蜂蜜漬けショウガ・・・などなど・・・

セールのハガキを送ってくれた、そこそこ良い品物を扱っているお店は、いつもいろいろアドバイスをしてくれる店員さんがその日はお休みで、なぜか相性がいまいちの男性店員さんだったので、そこでの買い物は次の機会にしました~~(セールは今月いっぱいですから・・・) 
 
お財布に優しく、気軽で楽しい気分転換もできたところで、年末に向けてのあれこれに気持ちを切り替えていこうと思います。

 

 

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リフレッシュタイム➂ 美術館と画材店巡り

2019-12-05 | 絵  ③アレコレ

山種美術館で開催中の「東山魁夷の青 奥田元宋の赤」展に行って来ました。 恵比寿からダラダラ坂を登って山種美術館へ続く道は、現代建築と昭和の香りが残る八百屋さんなどの小売店とフラッと入りたくなってしまうセンス良く素敵なたたずまいにのカフェが並んでいて、楽しい道です・・・

私は、魁夷の「道」から魁夷ファンになりました。 端正で品が良くどこか高潔な感じの作品と、読みやすい随筆も好きでほとんどの作品を読んでいると思います。 今回の企画展では魁夷の青という企画ですが、私は魁夷の緑もいいなぁと思っています。

         

                     「白い嶺」

     

魁夷と対比されている元宋は、自分としては余り馴染みが無い作家さんだと思っていましたが、奥入瀬の鮮やかな紅葉作品は記憶にある作品でした。

       

                 「奥入瀬(秋)」部分

 

今回の企画は、「特定の色が画家の名と結びつけられ、代名詞のように語られることがあります。絵画の中の色は、作品のイメージや画家本人の世界観を伝えるうえで、重要な役割を担っています。・・・今回山種美術館では、近代・現代の日本画から、印象的に色が表された作品を取り上げ、画家と色との密接な関りをひもとく展覧会を開催いたします。」との趣旨の展覧会だそうですが、一点一点の作品が大きなショーケースの中にではなく、壁に直接掛けられていたため、間近に筆跡を見ることが出来て、大変参考になりました。

今回、魁夷や元宗だけでなく、他の作家さんの印象的な色の作品も観ることが出来た中で、一番心惹かれた作品は、下に上げた作品です。 初めて見た作品ということもあって、大胆な構図と技法に驚きました。 この網にくるまれて、どこか遠くへ投げてもらいたい・・・なんて妙な考えが浮かんできて、我ながらおかしくなってしまいました。

       

            「水花火(螺)」 宮廽 正明  (絹本・彩色)

 

館内では、オープンカフェの横のスペースで、簡単な日本画入門講座のビデオが流されていて、何人かの人達が熱心に見ていました。 私もカフェでコーヒーを飲みながら、一緒にお勉強。 横山大観の緑の出し方の工夫や竹内栖鳳の猫の毛並みの描き方等々・・・ 自分がな~んにも分かっていないことに改めて気付かされました・・・

        

 

美術館の次は、谷中の日本画材店の金開堂へ。 ここは芸大近くの老舗画材店ですが、セール開催ハガキが届いていたので、新作のための雲肌麻紙と岩絵の具を買う予定にしていたのです。 恵比寿から地下鉄日比谷線で日比谷まで。日比谷で千代田線に乗り換え根津で下車して、金開堂へ。 膠や岩絵の具、水干絵の具などがずらりと並び、ムサビの友人達とあれこれおしゃべりしながら欲しい画材を選んだことが自然と思い出されました。 すべて20%引きでしたので、雲肌麻紙は2,000円近く安く買えて大満足。 できれば根津神社にも行きたかったのですが、さすがに疲れ、カフェで一服。 コーヒーとケーキ3種盛り合わせセットを美味しくいただきました~~

        

 

この辺りはまだまだ古い建物が残っています。

         

 

こんな、手焼きせんべい屋さんも現役で頑張っています。

       

 

根津神社や老舗の日本手ぬぐいの「丁子屋」さんでスケッチした懐かしい街を歩いて、良いレフレッシュが出来ました。 

約10,000歩のショートトリップ。 元気でまた明日から頑張ろうっと        

 

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衝撃の出合いから・・・

2019-12-02 | 絵  ③アレコレ

世界100か国を超える国々を訪れ、世界の街角をはじめ、日本各地の心に留まった街や神社仏閣などを、簡潔な言葉でしかも温かい語り口で紹介されている、TV-CMおよびTVドキュメンタリー番組の、ディレクター&カメラマンである、JFKさんのブログを毎日楽しみに拝見しております。

 https://blog.goo.ne.jp/fujikuma-jun/e/18c54839a71c45fc86bd96e340f92a8c

その中で時折、フランス人の画家、マークエステルさんの絵と活動をUPされていました。 最初の頃はあまり興味は惹かれないまま、拝見していたのですが、ある時マークエステルさんの明るく豊かな色遣いの絵に出合い、すっかり心惹かれたのです。 それ以降、それまでにJFKさんがUPされたマークエステルさんについての記事を読んで、その衝撃の日本と絵との出合いを知り、「本当にこういうことがあるのだ~~」と、人生の不思議に打たれました。

マークエステルさんはフランスの名門貴族の家系に生まれ、コートダジュールでご両親が経営するリゾートホテルで育ち、画家のシャガールとも親交があったそうです。 ご自身は外交官として活躍されていたのですが、1970年に来日し、「大阪万博」を訪れた際、京都の清水寺に詣り、そこでなんと運命の出合いをしてしまったということです。

清水寺で和紙に描かれた水墨画の「にじみ」を見た瞬間、「全身に精霊が降りてきたことが分かった」のだそうです。 その衝撃的な出合いは、マークエステルさんにこれまでの外交官の道を捨て、画家になることを決意させたというのですから、驚きと言うほかはありません。 「天啓」とは、こういうことを言うのでしょうか。 凡人には到底分からぬ世界ですが、以来50年近く日本に住み、ご自分で油絵具で日本画の「にじみ」を出す方法を考案され、日本語を勉強なさって、日本の神話に基づいた絵を描き続けておられるそうです。

  https://blog.goo.ne.jp/fujikuma-jun/e/5cb4f19e0a7b6297a6bfac51e2c7f30b

私はマークエステルさんが、油絵具で日本画の「にじみ」の効果をを出すための技法を研究された、ということに興味を持ち、作品の中でその技法を見たい・・・と思ったのでした。 油絵具で岩絵の具や水干絵の具と水で作る日本画の「にじみ」を作るのはやはり難しいのではないか・・・と思ったのです。 マークエステルさんの原画を見る機会はなく、沢山出版されている画集を探し、やっとAmazonで見つけることができたのが、見出しの絵が描かれた「日本の神話 天地創造」でした。 この絵の中の波の表情に「にじみ」の手法があるのではないか・・・と見たのですが・・・ 日本語を勉強され日本神話を描こうとなさったなら、日本画を学ぶことも選択肢の一つだったはず・・・など、余計なお世話を考えたりしますが、マークエステルさんは西洋画と東洋画を融合させた独自の世界を確立なさったのだそうです。 

若き日にシャガールと親交があったというマークエステルさんの絵はどこかシャガールに似ている気がしますが、明るく大らかな画風を学びたいと思っています。

日本を日本人をこよなく愛するマークエステルさんは、日本人の精神文化の根底である日本神話を末永く後世に語り継いで欲しいと願い、絵本を描き、また日本神話の絵を1966年の伊勢神宮への奉納を始めとして、神話にゆかりのある226社への最終奉納を目指して半世紀もの間奉納活動を続けられているそうです。

ライフワーク の「日本の神話」を描いた作品114枚をブルーレイとDVDに制作中とも聞いています。(JFKさんはその制作にも携わっておられるそうです。)

ところで、私は神話の世界には疎く、ファンタジーも弱いです。 JFKさんは『エンタテイメントがある神話が好きだ。 比喩の世界なので空想が広がり、好奇心が掻き立てられる。 何より「しなやかさ」がある。』と仰っておられます。 

これを機に、神話の世界をちょっとのぞいてみようか・・・なんてチョッピリ思ったりしていますが・・・

 

★  文中のリンクはJFKさんから了解を頂いております。

 

 

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