駄楽器駄日記(ドラム、パーカッション)

ロッキンローラーの打楽器日記

ドラマーとベーシストの関係

2008年05月08日 | バンド
ちょっとコアな内容ですけど、バンドマンにとってはとても気になる題材かなと思います。
オレみたいに何10年もバンドやってると、ベーシストとの出会いも結構ありまして、たくさんの人と一緒に演奏させていただく機会がありました。
これは宝だと思いますねえ。実に。
いろいろなドラマーがいて、いろいろなベーシストがいますね、当たり前田のクラッカーですが。
そんな中、いろいろな人と演奏ができるって嬉しいねえ。シアワセを感じます。
プロのバッターなら、2,000本安打には程遠いけど2,000試合出場だけは到達可能だ、みたいなね。

先日、飲む席でこんな会話がありまして、記憶にこびりつきました。
「ドラマーから見て、理想的なベーシストとは何ぞや。或いはベーシストから見て、理想的なドラマーとは何ぞや。」みたいなテーマでしたが、理想的なドラマー(ベーシスト)とは、便利なドラマー(ベーシスト)じゃないよねえって話になりました。
便利なドラマー(ベーシスト)というのは、相手が合わせる事が楽なリズムを刻んでくれる人のことです。
それによって、相手は楽にリズムをキープできるわけですが、そこには合わせる側の自主性はあまり感じません。
たとえば、ドラマーのバスドラを踏むリズムにピッタシ合わせてくるベーシストは理想的なベーシストかと言えばそうではないと思いますし、逆もまたしかりで、ベーシストのリズムパターンに全てバスドラを合わせたら、きっと鬱陶しいと思うんじゃないかなと思います。
でも、もしそれをするとなると、バンドのリズム自体のまとまりは一見はとても良くなると思います。
しかし、ドラマー或いはベーシストが、どちらかに頼り切ってリズムパターンをなぞっているだけなら、そのバンドのリズムは一つしかないことになって、面白みにかけるリズムになるでしょう。
キメの部分ではそうでなくちゃいけませんが、遊び心を持てる場面では個別にリズムを刻むことがあったほうが、音楽に緊張感を醸しだしてメリハリが出てきます。
そこの遊び心が、理想的なリズム屋になる決め手じゃないかなって思います。

楽曲をマルコピーする場合は別として、どんな曲でも演奏者としての手癖や足癖(ドラマーはある)は個性なので出すべきでして、それがバンドとしてのオリジナリティを生むわけです。
それを包み隠して、相方のリズムの傘に隠れるようではもったいないですよね。
でも、逆に個性のぶつかり合いで喧嘩しちゃうとバンドのリズムがバラバラになってしまう。
そこのさじ加減が難しいんだけど、それがバンドのリズム隊の要になってくるわけなんだな。
要するに、聞く耳を持って合わせることもでき、リーダーシップを発揮して自己主張もできる、っていうのが理想的なドラマー(ベーシスト)の資質かなというところですわ。
何だかどこかの企業のリーダー育成講座みたいになると嫌なので、このへんで止めますけど。
書いているうちに、すごく酔っ払ってきました。(いつもと同じ)
また明日読み直して添削しようっと。
言いたいことの1割でも書けていたらラッキー!みたいな。。。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする