駄楽器駄日記(ドラム、パーカッション)

ロッキンローラーの打楽器日記

離れちゃいけません

2008年05月22日 | ドラム&パーカッション
5月22日(木)
今夜はバンド練習でした。
そのバンドとは、“POWDER”改め“CHIPS”という名前で今月30日に浜松銀座ライオンでライブデビューする新バンドであります。
とは言ってもメンバーはPOWDERの新旧メンバーの集合体なんですけどね。
ま、新バンドなのでデビューに間違いはないわけでして、自分も新人ドラマーのつもりで頑張る所存であります。
ライブまであと1週間ということで、今日の練習はどのくらい気合が入ったかというと、案外フツーでした。まあ、そんなもんです。昔から気の知れたメンバーですし。
ただ、練習なりライブなり、メンバーが揃って音を出す大事さというものを、このところ実に真剣に感じております。
しばらくライブを離れますと、メンバー間でのライブ勘が如実にずれてきます。
曲のキメですとか、イントロ、エンディングの阿吽の呼吸は、実戦のみで培われるものです。
ですから、バンド活動が活発であれば全体の出る音の動きが揃っていますし、とっさのハプニングにも対処できてきますね。
バンド全体の音がガチッとスクラムを組んでいるというようなイメージかな。

それに対し、バンドになっていない場合は、当たり前ですが危うい。
ライブハウスなどで流れで始まるセッションで、演奏で一番怖いのがエンディングです。
特にブルースコードでグルグル回っている曲などは、同じようなフレーズでダラダラしてしまいますし、そろそろ潮時だという信号が流れ出した時がドラマーの力量或いは経験値にかかるところなんです。
絶妙のタイミングで「ここはオレに任せろ!」と、エンディングのお約束フレージングをメンバーにアピールできると、無事に曲はまあるく収まるという訳です。
更にベーシストと、ギタリストやキーボディストなどメロディ楽器のソリストが経験豊富の百戦錬磨なら苦労しませんね。ドラマーのエンディング信号に、うまく乗っかってくれるからです。
全く知らない相手同士でセッションする場合には大抵、相手がベテランのミュージシャンならうまくいくでしょうし、腕はあっても経験のないミュージシャンですと空回りすることが多いですね。
そこの呼吸が、お互い離れすぎると狂ってくるのです。
旧知のメンバー同士であっても、呼吸が合わずにお互いに足を引っ張り合ってしまうという事態が起こる場合もあるのです。
ハコバンで毎週2~3回は顔を合わせて練習をし、ライブをしていた頃はそんな心配したことはありませんでしたが、この頃は週1回の練習すらなかなか難しいというのが実態ですから仕方がないですけどね。若くないので。。。
これからはできるだけ練習時間を作り、できるだけライブ回数を重ねていくのが大事かなと思います。

とにかく、オレ達は新人バンドですから、これから一からはじめるつもりで頑張っていきますので、皆さんよろしくお願いします。
コメント (4)
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