駄楽器駄日記(ドラム、パーカッション)

ロッキンローラーの打楽器日記

樋口氏のドラムの音色

2009年05月12日 | ドラム&パーカッション
5月12日(火)
毎日の長い通勤の行き返りには、ケイタイに取り込んだ好きな音楽を聴いているけど、さすがに同じ音源ばかりでは飽きてくる。
なので、安くなったマイクロSDカードをいくつか買って、時々カードを入れ替えて聴いている。
オレは古い人間だから古い音源に大好きなアルバムが多くて、ジャズやラテンや、オールディーズと呼ばれるアメリカンポップスやビートルズはもちろん、ジミヘンとかツェッペリンとかパープルなんかのクラシックなロックもよく聴いている。
とここまで書いて、じゃあ新しい音楽は何を聴いているかと考えたら、新しくCDを買ったとしても昔持ってた古いレコードのCD版だったり、復刻アルバムとかオムニバスばっかりじゃないか。
あらま、オレのオツムは時代が止まったまんまだった。
昔の音楽でも今の音楽でも、良いものは良いしいつまでも新鮮だから、何も最先端を追いかける必要も感じない。
だいいち、「最新」なんてものはあっという間に「陳腐化」する運命なのだ。
そういえば、「最新型のパソコンがあるのでインターネットしたい」と言う人がいて、聞いてみると7~8年前に2~30万円で買った「最新型」のパソコンやプリンタのセットを箱から出しただけで未使用だという。
懐かしのでかい本体とブラウン管モニターはカバーが掛けられピカピカでまるで新品だけど中身はWin95だか98でメモリが64だか128じゃ、陳腐化して使用に耐えられないのは考えるまでもない。
おっと、どうでもいい話にそれてしまった。

今日聴いていたアルバムは、1995年のSLYのアルバム、ドリームス・オブ・ダストでした。
樋口宗孝の抜群のドラミング・センスが光る1枚だ。
彼のドラムテクニックは言うまでもないけれど、何より自分が好きなのはドラムの音色。
バスドラ、タム、スネア、シンバルと、どの音をとっても「ハード・ロック・ドラムとはこの音なんだぞ!」とまるで樋口さんが言ってるように素晴らしい。
自分はヘヴィ・メタル系のドラミングの経験は少なく、ドラムの音作りはもちろん、普段はCDを聴くこともあまりないのだが、樋口氏のドラムに対する情熱には昔から惹かれていて、彼の作り出す音色は大好きだ。
こう書いていて、改めて樋口さんの遺作のアルバムの数々を聴きたくなった。
またCDショップでも行って探してみようか。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする