6月22日(火)
和歌山県太地町のイルカ漁を批判する米国のドキュメンタリー映画「ザ・コーヴ」。
どうやらこの問題の映画、来週から順次、全国ロードショーらしいですね。。。
まあ、確かに米アカデミー賞長編 ドキュメンタリー賞受賞作品であることは間違いないし、内容については賛否両論、話題沸騰で怖いもの見たさに観に行かれる方も多いことでしょうから、ヒット間違いなし?
折しも、今夜のニュースでもクジラ漁を巡る国際捕鯨委員会(IWC)の年次総会での捕鯨国と反捕鯨国の考え方の相違が相変わらず大きく、2日連続で協議が休会して、「決裂」を危ぶむ声が強まっているらしい。
反捕鯨国のニッポン叩きの激しさは言うまでもない。
まあどこの国でも自国の国益を守るために、ニッポンなどというどうでもいい他国を陥れることは当たり前である。
例の反捕鯨団体「シーシェパード」による卑劣な暴力による攻撃的抗議行動は、怪我人も出て多大な損害を被っており、この事件については明らかなテロ行為であった。
ニッポンの新聞やTVなどのマスメディアは、例の事件についてはかなり冷静な大人の対応をして、「事実を正しく伝える」ことだけにかなりの神経を使っていた。
しかし、今回の「ザ・コーブ」上映に関しての、ニッポンの利害関係にある団体が上映反対行動を起こしたことに関しては、社説などでかなりヒステリックともいえる反応をしていたことが気になった。
例えば、中日新聞では「イルカ漁映画 議論はまず見てから」という社説を載せていた。
“意見や情報を発信する自由がしばしば妨げられ、異論が封じられるようでは民主主義が危うい。公的機関はもとより市民一人ひとりにも、「表現の自由」を支え、守り抜く責務がある。
いつまで同じことを繰り返すのか。自分と違う意見を無理やり葬り、脅された側もあっさり屈してしまう。和歌山県太地町のイルカ漁を批判する米国のドキュメンタリー映画「ザ・コーヴ」をめぐる事態はそういうことである。”
と、手厳しい。
がしかし、この映画って、「オレたちの愛する可愛いイルカを殺して食ってやがる野蛮な国民を叩け」という意図のもとに、ニッポン叩きのために構成され、普段は見せない現場を盗撮し、血の海を強調したりと悪意を持ってグロく編集された映画なんだろうし、これは一種のプロパガンダなんだろうと思う。
いくらクジラやイルカを食わないからって、悪趣味そのものじゃないか?
オレたちだって、肉も食うけど場の牛肉や豚肉や鶏肉の血の海なんか見たら食欲なくすよ。
普通は関係者以外には見せないもんなんだ。
これを「表現の自由を脅かす」と口角泡を飛ばして論じられても説得力が感じられない。
なんで、ニッポンのマスメディアって他国の利益について、とことんお人良しなんでしょうか。
他国からの攻撃については同調して政府を叩き、理不尽に国益を損なうことに関しては、国際社会に言いたいことがあってもぐっと我慢し口を噤む。
一体、誰のためのメディアなんだろうか。
オレはこの映画、見たいとは思わない。
グロいのは嫌いだから。
ちなみに、イルカは体長が大きいものはクジラと呼ばれるらしい。
先日、TVで劇団ひとりが言ってたような気がする。
和歌山県太地町のイルカ漁を批判する米国のドキュメンタリー映画「ザ・コーヴ」。
どうやらこの問題の映画、来週から順次、全国ロードショーらしいですね。。。
まあ、確かに米アカデミー賞長編 ドキュメンタリー賞受賞作品であることは間違いないし、内容については賛否両論、話題沸騰で怖いもの見たさに観に行かれる方も多いことでしょうから、ヒット間違いなし?
折しも、今夜のニュースでもクジラ漁を巡る国際捕鯨委員会(IWC)の年次総会での捕鯨国と反捕鯨国の考え方の相違が相変わらず大きく、2日連続で協議が休会して、「決裂」を危ぶむ声が強まっているらしい。
反捕鯨国のニッポン叩きの激しさは言うまでもない。
まあどこの国でも自国の国益を守るために、ニッポンなどというどうでもいい他国を陥れることは当たり前である。
例の反捕鯨団体「シーシェパード」による卑劣な暴力による攻撃的抗議行動は、怪我人も出て多大な損害を被っており、この事件については明らかなテロ行為であった。
ニッポンの新聞やTVなどのマスメディアは、例の事件についてはかなり冷静な大人の対応をして、「事実を正しく伝える」ことだけにかなりの神経を使っていた。
しかし、今回の「ザ・コーブ」上映に関しての、ニッポンの利害関係にある団体が上映反対行動を起こしたことに関しては、社説などでかなりヒステリックともいえる反応をしていたことが気になった。
例えば、中日新聞では「イルカ漁映画 議論はまず見てから」という社説を載せていた。
“意見や情報を発信する自由がしばしば妨げられ、異論が封じられるようでは民主主義が危うい。公的機関はもとより市民一人ひとりにも、「表現の自由」を支え、守り抜く責務がある。
いつまで同じことを繰り返すのか。自分と違う意見を無理やり葬り、脅された側もあっさり屈してしまう。和歌山県太地町のイルカ漁を批判する米国のドキュメンタリー映画「ザ・コーヴ」をめぐる事態はそういうことである。”
と、手厳しい。
がしかし、この映画って、「オレたちの愛する可愛いイルカを殺して食ってやがる野蛮な国民を叩け」という意図のもとに、ニッポン叩きのために構成され、普段は見せない現場を盗撮し、血の海を強調したりと悪意を持ってグロく編集された映画なんだろうし、これは一種のプロパガンダなんだろうと思う。
いくらクジラやイルカを食わないからって、悪趣味そのものじゃないか?
オレたちだって、肉も食うけど場の牛肉や豚肉や鶏肉の血の海なんか見たら食欲なくすよ。
普通は関係者以外には見せないもんなんだ。
これを「表現の自由を脅かす」と口角泡を飛ばして論じられても説得力が感じられない。
なんで、ニッポンのマスメディアって他国の利益について、とことんお人良しなんでしょうか。
他国からの攻撃については同調して政府を叩き、理不尽に国益を損なうことに関しては、国際社会に言いたいことがあってもぐっと我慢し口を噤む。
一体、誰のためのメディアなんだろうか。
オレはこの映画、見たいとは思わない。
グロいのは嫌いだから。
ちなみに、イルカは体長が大きいものはクジラと呼ばれるらしい。
先日、TVで劇団ひとりが言ってたような気がする。