駄楽器駄日記(ドラム、パーカッション)

ロッキンローラーの打楽器日記

3.11カフェサイモン・ライブ/SOUL FINGER

2011年03月12日 | ソウル・フィンガー
3月11日(金)
ご存知のように、国内史上最大の大地震と大津波と大火災によって、戦争以外では史上最大の大惨事と思われる、広範囲に及ぶ大規模な被害がありました。
被害にあわれたたくさんの方々には、お見舞い申し上げるほか何もできないですが、とにかく地震と津波という自然の脅威には改めて驚きと恐怖を隠せません。
とにかく、一刻も早い被害の鎮静化と救助、復興と復旧を祈るばかりであります。
そんな中、TVの実況中継などで被害の状況が徐々に分かってきたそのころ、こんな能天気なことをしていていいのかとも思わないわけでもなかったのですが、被害のなかった浜松では、予定通りに定例のライブが行われました。

ということで、あまり調子づかない程度にライブレポを行いたいと思います。
まさかこんな日になろうとは誰しも予想だにしなかったのですが、毎月第2金曜日には、たいへん楽しみにしている定期ライブというわけで、張り切って支度しておりました。
仕事の段取りとか、機材等や衣装なども、メンバーそれぞれに準備万端でこの日を迎えていました。
先月はというと、これもまた思いもよらぬ大雪に見舞われて、自分とボーカル陣の愛知人は浜松までたどり着けるかという心配したものですが、なんとか無事に到着することができまして、ありがたかったです。
そして今回は、太平洋岸の津波警報によって鉄道などは交通がマヒしていましたが、道路には影響もなくて会場のカフェ・サイモンには予定より少し遅れて無事たどり着くことができました。
地域的に運が良かっただけかもしれませんが、とにかくありがたいの一言です。
20時少し前に到着。
すると、何と凄い男がいるではありませんか。

“男”江口コウちゃんであります。(ちなみに後ろでギターを弾くのは、山村こうちゃん)
言わずと知れた、名古屋ケントスなどで活躍する「リッツ」のボーカリストですね。
実は、この日は静岡ケントスでのボーカルの仕事に向かう途中で、電車が止まってしまい、静岡までたどり着けずに、浜松にいた!(笑)
そんなワケで、この日はソウルフィンガーのゲストとして、アキラ&チハル&コウという超豪華なトリプルボーカルが実現してしまったということです。

ファーストステージでは、チハルちゃんが事情で遅れまして、代わりにコウちゃんが女形を勤めました(んなワケない!)

MCでは、「チハルちゃんが筋トレで肉体改造したらこんなにガタイがよくなっちゃった~!」って言ってましたけどね(笑)
まあ、とにかくロックンロールづくしで激しいステージになりました。
オレも負けじと頑張りましたが、今回のドラムセットが、いつもよりよく鳴るキットでしたのでラッキー。

普段は浜松のスタジオに置いてあった、古いパールのメイプルのキット。
むかし、あるスタジオが閉店した時に、使用していた楽器を業者に売却した際、買い手がつかないぐらいひどい状態で放置されていたドラムセットです。(ただしフロアタムはなかった)
それをドラム教室のルートで安く手に入れて、ボロボロのカバリングをはがして、手作業でラッカーを何回も塗り直して修理しました。
BD22、フロア16、タム12と13インチの深胴セット。
タムはさすがに使い込んだタムだけに鳴りは抜群で、さらにリムズでマウント仕様に改造しました。
お気に入りのロック向きのキットです。

スネアはTAMAのPSS146ですね。
バキンバキン鳴ります。
そんなわけで、ガッツリとロック仕様のライブとなりました。
楽しかった~。

ということで、レポは今回は軽く流させていただきました。
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