リトル・リチャードさん

5月14日(木）　本日のJOG=45分
中日新聞を読んでいますが、この頃はずっと薄っぺらくて、自粛自粛で広告もなければ記事を書くネタもないんだよなあ、なんて思いますよね。
その中で、有名人の訃報のお知らせだけはなくなることはありません。
高齢化社会ですから仕方ありませんが、オレの好きな音楽界のスターたちも70代以上になっています。

先日、5月9日にR&Rの王様リトル・リチャードが亡くなられたというニュースも新聞で読みました。享年87歳。
3年前に90歳で亡くなったチャック・ベリーと並んで、R&R界の巨頭でした。またオレたちの時代が一つ終わったんですかね。
若い頃アメリカン・グラフィティなどを聴いて、すごい昔の人と思っていましたが、つい先日まではお元気だったということを知り、逆に驚きました。

リトル・リチャードといえば、ザ・ビートルズもカバーしているし、大好きなオールディーズのライブでも定番で演奏する大ヒット曲があります。
あのシャウトするハイトーンボイスにしびれ、エイトビートの激しいリズムにしびれた青少年は、今も昔も世界各地にいるはず。
ポール・マッカートニーもリトル・リチャードの大ファンだったということで、Long Tall Sallyを歌っていますが、ビートルズの曲の中でも最高のノリでの演奏です。
若かりしザ・ビートルズが彼を囲んだ写真があります。



ポールはこの写真をインスタグラムに載せて追悼したそうです。
その中で、
「“Tutti Frutti”から“Long Tall Sally”、“Good Golly, Miss Molly”、“Lucille”まで、ティーンエイジャーだった頃にリトル・リチャードは僕の人生に登場して叫んだ。」
「僕のやっていることの多くがリトル・リチャードや彼のスタイルのおかげなんだ。」
などと述べたとのこと。

自分たちが憧れて、50年も経っていまだに真面目にコピーしている、ザ・ビートルズのポール・マッカートニーが、アイドルとしていたリトル・リチャードさん。
感慨深いものがあります。

ご冥福を祈ります。