2月13日(土) 本日のJOG=45分
この時期は、本来なら毎年市民マラソンなど各地であるはずなんだけど、コロナ禍で全てなくなってしまった。
コロナ以外に、時期的に大相撲も野球も試合がなくてスポーツの楽しみがあまりない。
せいぜい沖縄でキャンプを張るプロ野球の新人選手たちの情報が僅かながらの楽しみですが、現地は無観客のために賑わいはありませんね。
てなわけで、野球ネタ。
先日、NHKBSで放送されていた「あの試合をもう一度!スポーツ名勝負」という番組で、98年の夏の甲子園準決勝『横浜VS明徳義塾』の試合を再放送していて、それを観た。
オレは高校野球ファンじゃなくてあまり見ないのですが、松坂ファンなのですよ。23年前の若い松坂君はカワユイ!(笑)
前日のPL高校戦で17回を完投して250球投げた松坂大輔は、先発を外れ4番でレフトだった。松坂を温存した横浜は、袴塚君が先発したが中盤に明徳に打たれて8回表で0-6で負けていた。
普通ならほぼ諦めだよね。しかし勝負は下駄を履くまで分からない。その裏の横浜が4点を返して2点差となり、9回には松坂を投入する。松坂が3人で抑えると、その裏に横浜が怒涛の猛攻を見せて、そのままサヨナラ勝ちするという名勝負。
勝負の行方を知っているのに、手に汗握るというか、観ているとつい力が入ってしまういい試合だった。
明徳の先発寺本君も実にいい球を投げており、改めてこの負けはキツイだろうなと同情するが、高校野球はいつでもこうだ。
高校野球、早く観たい。
同様に、2007年の日本シリーズ『中日VS日本ハム』で、中日が日本一になった夢の完全試合も録画して観た。
当時、自分もTVで観ていたのだけど、改めて感動したくて初回から優勝後の落合監督のインタビューまでの完全再放送をワクワクドキドキして観た。
シーズンでは巨人がリーグ優勝して中日は2位。クライマックスシリーズで阪神戦2連勝、巨人戦3連勝の負けなしで日本ハムに挑んだ。
日本シリーズでは、札幌ドームで1-1でタイ。ナゴヤドームで2連勝してこれを勝てば日本一のところまで来ていた。
リーチをかけた中日は、山井大介が先発し、8回まで1-0で勝っていて、あと1回抑えると完全試合で優勝というすごい試合。
一方、日ハムの初戦で唯一勝っているダルビッシュ有も7回11奪三振の素晴らしい投球だったが、2回に平田の犠牲フライで1失点する。さらに山井がそれを凌駕する出来で、8回終了まで一人も塁に出さない完璧なピッチング。
もう中日ファンは、誰もが山井の完全試合を祈るような気持ちで見守っていた。
9回に満員のナゴヤドームはどよめく。ヤマイ!ヤマイ!と山井コールが響き渡る中、「ピッチャー、山井に変わりまして岩瀬」のアナウンスでさらにどよめく。
落合監督は冷徹なのか冷静なのか、山井の完投をあっさり断ち切って、抑えの切り札岩瀬仁紀にスイッチした。
岩瀬は完璧に3人で抑えて、見事に「スイッチ完全試合」を成し遂げたがもちろん記録には残らない。プロ野球ファンの記憶にしっかりと残る試合だった。
後に岩瀬は「絶対出たくなかった」と言っていたが、そりゃ鉄の心臓でも緊張するだろう。
キャッチャーだった谷繁は、森コーチに「山井はどうだ?」と聞かれ、「本人に聞いてほしい」とは言ったが「球速が落ちているし球が集まっている。岩瀬に替えた方がいいと思う」と言ったそう。
ただし、「自分が監督ならば、ここは続投させる」のだそうだ。そのくらい、落合監督の選択は難しいものだったということだ。
面白いねえ野球は。早くシーズン始まらないかな。
それにしても、見ていてみんな若いし、当時のチームは優勝できるほどの実力者ばかりだ。
アライバこと荒木、井端コンビ、森野、主砲のウッズ、中村紀に福留、立浪がいて、キャッチャーは谷繁に固定。
投手陣は、川上、中田、朝倉、小笠原、山本昌、そして岩瀬のほかに浅尾や平井が抑えにいた。
う~ん。黄金時代だったなあ。
この時期は、本来なら毎年市民マラソンなど各地であるはずなんだけど、コロナ禍で全てなくなってしまった。
コロナ以外に、時期的に大相撲も野球も試合がなくてスポーツの楽しみがあまりない。
せいぜい沖縄でキャンプを張るプロ野球の新人選手たちの情報が僅かながらの楽しみですが、現地は無観客のために賑わいはありませんね。
てなわけで、野球ネタ。
先日、NHKBSで放送されていた「あの試合をもう一度!スポーツ名勝負」という番組で、98年の夏の甲子園準決勝『横浜VS明徳義塾』の試合を再放送していて、それを観た。
オレは高校野球ファンじゃなくてあまり見ないのですが、松坂ファンなのですよ。23年前の若い松坂君はカワユイ!(笑)
前日のPL高校戦で17回を完投して250球投げた松坂大輔は、先発を外れ4番でレフトだった。松坂を温存した横浜は、袴塚君が先発したが中盤に明徳に打たれて8回表で0-6で負けていた。
普通ならほぼ諦めだよね。しかし勝負は下駄を履くまで分からない。その裏の横浜が4点を返して2点差となり、9回には松坂を投入する。松坂が3人で抑えると、その裏に横浜が怒涛の猛攻を見せて、そのままサヨナラ勝ちするという名勝負。
勝負の行方を知っているのに、手に汗握るというか、観ているとつい力が入ってしまういい試合だった。
明徳の先発寺本君も実にいい球を投げており、改めてこの負けはキツイだろうなと同情するが、高校野球はいつでもこうだ。
高校野球、早く観たい。
同様に、2007年の日本シリーズ『中日VS日本ハム』で、中日が日本一になった夢の完全試合も録画して観た。
当時、自分もTVで観ていたのだけど、改めて感動したくて初回から優勝後の落合監督のインタビューまでの完全再放送をワクワクドキドキして観た。
シーズンでは巨人がリーグ優勝して中日は2位。クライマックスシリーズで阪神戦2連勝、巨人戦3連勝の負けなしで日本ハムに挑んだ。
日本シリーズでは、札幌ドームで1-1でタイ。ナゴヤドームで2連勝してこれを勝てば日本一のところまで来ていた。
リーチをかけた中日は、山井大介が先発し、8回まで1-0で勝っていて、あと1回抑えると完全試合で優勝というすごい試合。
一方、日ハムの初戦で唯一勝っているダルビッシュ有も7回11奪三振の素晴らしい投球だったが、2回に平田の犠牲フライで1失点する。さらに山井がそれを凌駕する出来で、8回終了まで一人も塁に出さない完璧なピッチング。
もう中日ファンは、誰もが山井の完全試合を祈るような気持ちで見守っていた。
9回に満員のナゴヤドームはどよめく。ヤマイ!ヤマイ!と山井コールが響き渡る中、「ピッチャー、山井に変わりまして岩瀬」のアナウンスでさらにどよめく。
落合監督は冷徹なのか冷静なのか、山井の完投をあっさり断ち切って、抑えの切り札岩瀬仁紀にスイッチした。
岩瀬は完璧に3人で抑えて、見事に「スイッチ完全試合」を成し遂げたがもちろん記録には残らない。プロ野球ファンの記憶にしっかりと残る試合だった。
後に岩瀬は「絶対出たくなかった」と言っていたが、そりゃ鉄の心臓でも緊張するだろう。
キャッチャーだった谷繁は、森コーチに「山井はどうだ?」と聞かれ、「本人に聞いてほしい」とは言ったが「球速が落ちているし球が集まっている。岩瀬に替えた方がいいと思う」と言ったそう。
ただし、「自分が監督ならば、ここは続投させる」のだそうだ。そのくらい、落合監督の選択は難しいものだったということだ。
面白いねえ野球は。早くシーズン始まらないかな。
それにしても、見ていてみんな若いし、当時のチームは優勝できるほどの実力者ばかりだ。
アライバこと荒木、井端コンビ、森野、主砲のウッズ、中村紀に福留、立浪がいて、キャッチャーは谷繁に固定。
投手陣は、川上、中田、朝倉、小笠原、山本昌、そして岩瀬のほかに浅尾や平井が抑えにいた。
う~ん。黄金時代だったなあ。