『晴れた日には・・・』

日々の雑感を綴ります。

まだ、死ぬと決まったわけじゃない!

2023年01月11日 | 新型コロナ

一夜明けて・・・・・・。

母の様子が気になったので、

10時頃、施設に問い合わせてみました。

 

『はい、熱もなく血圧も正常ですし、

 いつもと変わりもなく、お元気です。

 朝食は「今はいらん」と、召し上がりませんでしたが・・・・』

と、担当看護師さんが、とっても丁寧に、母の様子を説明してくれました。

 

そのことを姉たちとのグループラインで早速報告すると・・・・

 

(次姉) 一安心。

      でも今、喪服の確認しました。

      おばあちゃん(姑)の時以来だから、しわくちゃ!

      少し、広げておきますよ。

(長姉) 今から、準備しておくといいよね。

      私も今夜用意します。

      半襟もつけときます。

      ばあちゃんの着物も用意しておきます。

      納棺の時のため。

            ※ みんな、ちょっと気が早くないかえ?

 

(次姉) ほんとに陽性だったの?

      年寄りだから、熱も出ないのか?

      若い衆は38℃以上出て、苦しかった、と言ってましたが・・・・

(長姉) それから、〇子ちゃ(次姉のこと)

      いざという時は、うちに泊まってね。

      朝晩寒いかもしれないけど、2・3日だから、我慢してね。

            ※ ねえねえ、まだばあちゃん、死ぬと決まったわけではないんだけど・・・

 

次姉) ありがとうございます。

       お願いします。

(長姉) 用意しときますね。

      Y(甥)やH(姪)は、どうするのかね?

      二部屋ありますけどね。

(次姉) そうね、孫たちはどうするか? 嫁さんはどうするか、相談しておきますね。

       若い衆はホテルがいいかも。

           ※ 何度も言うようですが、まだばあちゃん、死ぬと決まったわけではないんですけど・・・

 

(私)  いろいろ、よろしくお願いします。

      それから、ばあちゃんの帷子なら家にありますよ。

            ※ 母は、父と自分の死に装束は、自分で縫って仕上げてありました。

(長姉)  帷子の上に、おじいさんが作ってあげた海外旅行に着て行った時の着物です。

       もらってあったので、入れてあげようかと思って。

       さんざん着たので満足です。

            ※ もう50年近く前になりますが、両親の初めての海外旅行先は、

              父が終戦を迎えた(捕虜になった)サイパン島でした。

 

(次姉)  洋服でもなんでも入れたらいいんじゃない?

       私は、ばあちゃんのスーツでもなんでも、夏物冬物、いっぱい入れました。

       好きな食べ物とかも。

       おじいさんの写真とか、家族皆で撮った写真とか。

(私)   そんなに入れて、火葬場の職員が嫌がらない?

(長姉)  燃やせるものなら、いいんじゃない?

(次姉)  箱の中だから、ね。

(私)   この際、ここで断捨離するんだ!

       じいちゃんの時もすればよかった。

(長姉)  そうだねー。ソン時は、わからなかったからねえ。

 

なんだか、二人とも(私も?)楽しそう・・・・・

 

ばあちゃんは、元気らしいんですけど・・・・・(笑)

まあ、心の準備は必要です・・・・よね。

 

 

 

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母がコロナに感染しました。

2023年01月11日 | 介護

昨夜遅く、

母の入居している高齢者施設から連絡があり、

母が「コロナ」に感染した、とのこと。

 

昨年末に、

施設入居者にコロナ感染者が出たが、

母は幸い陰性だった、との報告がありました。

が、今回は「陽性」とのことでした。

 

あれから施設では、

コロナ感染が収まる気配はなく、

むしろ、じわじわと入居者に広まっていた、

ということなのでしょう。

 

母の場合は、しかし無症状らしく、

発熱もないし、咳も出ていない、

ただ、ちょっと声が変わっていて、軽い風邪症状である、

とのことでしたが、

「何分にも高齢ですので、いつ急変するかわかりません。

 その際には、病院への搬送を希望されますか?」

と、「そのこと」をまず、打診をしたかったようでした。

 

さて・・・、と、

わたしは考えてしまいました。

 

「べつにいいです。」

と答えると、なんだか冷たいような気がするし、

「ぜひ、病院に連れて行ってください。」というと、

こんな高齢者なのに?、と思われるような気がして

答えを躊躇していましたが、

「できれば、病院への搬送をお願いしたいです。

 しかし、コロナ患者を扱っている病院のベッド数には限りがあり、

 母よりも優先すべき患者さんがいたら、その限りではありません。」(優等生!!)

と、答えました。

 

その後、さっそく

姉たち、息子たちに一応連絡を入れました。

 

母には高齢の上、持病(心房細動)があります。

コロナ感染者で亡くなった多くの方が、

「持病がある」とのことなので、

今は元気でも、何が起きるかわからないので、

そのこと一緒に伝えておきました。

 

心のどこかで、

覚悟をしておくように、ということです。

 

 

 

 

 

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