『乳幼児の発達』とか『保育の原理』とか『発達心理学』とか
子どもの成長期については、ある程度勉強したからわかっていたはずだったけれど
孫の成長を目の前で見ていると、
いちいち、感心してしまう場面に出合うことが多くあります。
そして、自分の子どもは、こんなふうに見てこなかったことを
今更ながら残念に思っています。
でも、きっと多くの親御さんがそうだったことでしょう。
生きるのに(仕事に子育てに家庭のことにもろもろに)精いっぱいだったもの。
チーちゃんの時にも感心したのに
その時期を過ぎると忘れてしまうものですね。
でも、我が家には「次」がいますから。
今、ナオちゃんはネエネ(チーちゃん)の真似をして遊んでいます。
「模倣」が始まったのは、
ナオちゃんの場合、1歳半を過ぎた頃でした。
ちょうど、片言を話し始めた時期と重なります。
一人遊びしながら、何やらしきりにしゃべっていますが、
何を言っているのか理解できません。
階段で、ネエネのお化粧道具の入ったバッグを持ってきて
ハンカチを広げ、鏡を見て化粧をするそぶりをします。
かあかを真似たネエネを見ての、ナオちゃんの遊びです。
シルバニアファミリーのお部屋で遊ぶ時も同じです。
うさぎの人形を、なにやらしゃべりながら動かしています。
メルちゃんには、お弁当のスパゲッティを上手に食べさせます。
まだ生まれて、一年と九か月。
手・指・足・体全体を使っていろんな動きをし
家の中の見取り図を頭に入れ(どのおもちゃはどこの部屋か理解し)
言葉は通じないけどきちんと意思表示をし、
宇宙語(笑)のような言葉をしゃべり
家族をよく見ていて、真似をする。
「人間」て、すごいなあ・・・・。