今回の事故でも多くの犠牲者を出したバスの事故について思う事がある。
本当に悲しい事故であり、腹立たしいことでもある。 家族は絶望に打ちひしがれていることでしょう。
本人も大きな夢があったに違いありません。
私は、最初にあのニュースを見たとき、受注額の金額を聞いて????ん?普通よりいいんじゃないの?と思いました。
基準の下限26万4千円を下回り、19万と言っていた。 ハッ? 基準額を守っているバス会社が日本のどこにあるのか教えてほしいものです。
旅行代理店から仕事をもらうのに都道府県が定める基準額を守っていたらすぐ倒産ですよ。
マスコミは何もわかっていませんね。 今頃日本全国のバス会社や旅行会社の社長はビビッているんじゃないでしょうか?
私は、旅行代理店も貸し切りバスの運転も経験があります。 一般旅行業務取扱主任者(現在の総合旅行取扱主任者)の資格もあります。運行管理者は講習を受けている最中に退社しました。
10年も前になりますが、当時のシーズンオフのバス代金はワンマンで一日5万円です。
一泊二日なら10万円ですね。
トップシーズンになっても一日8万~10万ガイドが付けば一日1万円プラスでしょう。
距離があればプラスアルファーですかね。
あくまでもツアー物です。一般の団体はもう少し高くなります。
広告のみでお客様を集める大手のツアー会社が安くしていったとも考えられますね。
T社やY社やH社など多数です。
ツアーはガイドレスで添乗員がガイドの真似をすることもありました。
普通大手のバス会社は、労働組合があり労働基準法に沿って業務を追行します。
しかし、組合の無い個人経営のバス会社には、法的拘束は関係ありません。
例えば、昔は670kmをこすとツーマン(ドライバーが二人)になります。今は500km夜間は400kmを超せばツーマンです。
しかし自分は朝、宿泊地を出発しお客様を降ろして車庫に回送して到着した時は、1.000kmになっていました。
勿論ワンマンです。8時に宿を出て会社に着いたのは翌日午前2時です。そして翌日(厳密に言うと当日)の出勤は午前6時です。
それも洗車をして帰りますから一時間は帰宅が遅くなります。
本来次の運行まで8時間あけなければなりません。 しかし運転士がいないのですから仕方ありませんね。
法的に8時間の休みがあったとしても、すぐに眠りにつけない人もいます。つまり、時間は空けても、イコール運転士が身体を休めることができたとは言えないのです。
ツーマンでドライバーが交代に休んだとしても、ウツラウツラ眠れず起きているのです。 つまり二人とも信用できないのです。
疑ったらキリがありませんが、そのような心配もあるという事です。
ここで社員の数が問題です。 法的にはバスの台数に対し120%のドライバーが必要になります。
ドライバーを休ませるための規則です。 しかし毎日100%の稼働率があるわけではないので、中小企業がそんなに社員を抱えたらこれもまた倒産してしまうでしょう。
どうやって、ごまかすか?
それは二重帳簿です。 実際の運行表と、法に基づいた運行表を作っています。 まぁ、事故等がなければどの機関も調べませんかね。
小泉政権の規制緩和でバス会社もタクシーも飽和状態です。 誰でもバス会社を作れるようになったからです。
昔はバス協会の会員の承諾とか色々あったんですよ。
もう一つマスコミが問題視しているのは、健康診断ですね。
後日受信していたことがわかったみたいですが、健康診断と言ってもレントゲン、バリューム検査、血液検査、視力、聴力等が一般的ですかね?
でもCTやMRIまでは撮りませんね。 健康診断はやるべきだと思います。 しかし、健康診断を受けなかったから事故に繋がったとも言い切れません。
原因は他にあったと思います。 基本的に運行管理者の点呼も受けず指示も貰わないで出発すようなダラケタ管理体制が仕事に対するプロ意識を失わせているのですね。
ドライバーの65歳というのも気になりますがね。 大型バスが苦手と本人が言っている場合は、運転ができないと思った方がいいですね。
免許を持っているのと運転できるというのは違うと思います。試験場のバスは中型位のサイズですからね。
12mのバスを引っ張るというのは、四方八方に注意が必要です。
慣れると気になりませんが、すぐには運転できません。
色々要因は、あるのですが私がここで言いたいのは、まだまだひどい会社が多くあるということです。
それと、小さなバス会社の若い運転手は素人と同じです。
ですから、私はバスツアーには参加しません。 危険だからです。
もう一つ、格安バスツアーを喜んで参加している方がいる限り、この値段の連鎖関係は無くなりません。
何故バス代が安くなるのか・・・? 簡単です。
高速料金は決まっています。宿泊代金も下限があります。 燃料費も値切れません。
食事代は800円から1000円以内です。
値段に幅があり、調整できるのは、バス代だけなのです。
最後にツアーを選ぶのは「あなた」です。
値段で決めるのはやめましょう。 事故は絶対無くなるとはいえませんが、リスクを減らすべきだと思います。
この辺にしておきます。まだまだ書きたいのですが、きりがないので・・・
本当に悲しい事故であり、腹立たしいことでもある。 家族は絶望に打ちひしがれていることでしょう。
本人も大きな夢があったに違いありません。
私は、最初にあのニュースを見たとき、受注額の金額を聞いて????ん?普通よりいいんじゃないの?と思いました。
基準の下限26万4千円を下回り、19万と言っていた。 ハッ? 基準額を守っているバス会社が日本のどこにあるのか教えてほしいものです。
旅行代理店から仕事をもらうのに都道府県が定める基準額を守っていたらすぐ倒産ですよ。
マスコミは何もわかっていませんね。 今頃日本全国のバス会社や旅行会社の社長はビビッているんじゃないでしょうか?
私は、旅行代理店も貸し切りバスの運転も経験があります。 一般旅行業務取扱主任者(現在の総合旅行取扱主任者)の資格もあります。運行管理者は講習を受けている最中に退社しました。
10年も前になりますが、当時のシーズンオフのバス代金はワンマンで一日5万円です。
一泊二日なら10万円ですね。
トップシーズンになっても一日8万~10万ガイドが付けば一日1万円プラスでしょう。
距離があればプラスアルファーですかね。
あくまでもツアー物です。一般の団体はもう少し高くなります。
広告のみでお客様を集める大手のツアー会社が安くしていったとも考えられますね。
T社やY社やH社など多数です。
ツアーはガイドレスで添乗員がガイドの真似をすることもありました。
普通大手のバス会社は、労働組合があり労働基準法に沿って業務を追行します。
しかし、組合の無い個人経営のバス会社には、法的拘束は関係ありません。
例えば、昔は670kmをこすとツーマン(ドライバーが二人)になります。今は500km夜間は400kmを超せばツーマンです。
しかし自分は朝、宿泊地を出発しお客様を降ろして車庫に回送して到着した時は、1.000kmになっていました。
勿論ワンマンです。8時に宿を出て会社に着いたのは翌日午前2時です。そして翌日(厳密に言うと当日)の出勤は午前6時です。
それも洗車をして帰りますから一時間は帰宅が遅くなります。
本来次の運行まで8時間あけなければなりません。 しかし運転士がいないのですから仕方ありませんね。
法的に8時間の休みがあったとしても、すぐに眠りにつけない人もいます。つまり、時間は空けても、イコール運転士が身体を休めることができたとは言えないのです。
ツーマンでドライバーが交代に休んだとしても、ウツラウツラ眠れず起きているのです。 つまり二人とも信用できないのです。
疑ったらキリがありませんが、そのような心配もあるという事です。
ここで社員の数が問題です。 法的にはバスの台数に対し120%のドライバーが必要になります。
ドライバーを休ませるための規則です。 しかし毎日100%の稼働率があるわけではないので、中小企業がそんなに社員を抱えたらこれもまた倒産してしまうでしょう。
どうやって、ごまかすか?
それは二重帳簿です。 実際の運行表と、法に基づいた運行表を作っています。 まぁ、事故等がなければどの機関も調べませんかね。
小泉政権の規制緩和でバス会社もタクシーも飽和状態です。 誰でもバス会社を作れるようになったからです。
昔はバス協会の会員の承諾とか色々あったんですよ。
もう一つマスコミが問題視しているのは、健康診断ですね。
後日受信していたことがわかったみたいですが、健康診断と言ってもレントゲン、バリューム検査、血液検査、視力、聴力等が一般的ですかね?
でもCTやMRIまでは撮りませんね。 健康診断はやるべきだと思います。 しかし、健康診断を受けなかったから事故に繋がったとも言い切れません。
原因は他にあったと思います。 基本的に運行管理者の点呼も受けず指示も貰わないで出発すようなダラケタ管理体制が仕事に対するプロ意識を失わせているのですね。
ドライバーの65歳というのも気になりますがね。 大型バスが苦手と本人が言っている場合は、運転ができないと思った方がいいですね。
免許を持っているのと運転できるというのは違うと思います。試験場のバスは中型位のサイズですからね。
12mのバスを引っ張るというのは、四方八方に注意が必要です。
慣れると気になりませんが、すぐには運転できません。
色々要因は、あるのですが私がここで言いたいのは、まだまだひどい会社が多くあるということです。
それと、小さなバス会社の若い運転手は素人と同じです。
ですから、私はバスツアーには参加しません。 危険だからです。
もう一つ、格安バスツアーを喜んで参加している方がいる限り、この値段の連鎖関係は無くなりません。
何故バス代が安くなるのか・・・? 簡単です。
高速料金は決まっています。宿泊代金も下限があります。 燃料費も値切れません。
食事代は800円から1000円以内です。
値段に幅があり、調整できるのは、バス代だけなのです。
最後にツアーを選ぶのは「あなた」です。
値段で決めるのはやめましょう。 事故は絶対無くなるとはいえませんが、リスクを減らすべきだと思います。
この辺にしておきます。まだまだ書きたいのですが、きりがないので・・・
安いには安いなりの理由がありますね
今回の旅行会社とバス会社だけでなく、業界全体の問題だと
マスコミのどこかで特集してくれるといいんですけどねぇ
都市間の夜行バスは安価で便利です。
ですから、安全安心の輸送機関になるよう各社努力をしなければいけませんね。
私の父親も自衛隊で殆どの運転免許を所得して、新聞屋を辞めてから利府の自動車学校の送迎バスの運転手をしていました。私の家の前にバスを横付けしてトイレに戻って来た事もあります。生徒をバスに大勢乗せたまま。トイレの問題も大変ですよね。
バスの運転は資質が絶対必要ですね。私にはどうやっても無理です。プロ野球選手よりも尊敬しますよ。私は軽ワンボックスが精々ですわ。
実は私、バスのコストダウンも疑っています。今のクルマはとことんコストカットをしていますからね。見えないところで。シャーシの剛性とか、サスペンション、ブレーキとか。
今のFF車のサスペンションなんて殆どトーションビームで真っ直ぐ走らないし、雨や雪、ダートは簡単に横滑りするし、コーナーはヨレヨレです。30年前の車の方が基本性能は高いと思える程ですよ。
今回の事故は起きて当然ですよ。私は睡眠時無呼吸症候群でC-PAPを付けて寝ていますが、完璧に睡眠取れている人って本当に少ないですし。よくやっていると思いますよ。
それと格差社会も根底にあると思います。事故が無くなる訳なんてありませんね。
バスの構造は、非常に弱いと思います。シャーシーは必要最小限でしょう。 中二階では特にトランクスペースが広く、まるで空洞です。フロントガラスも大きくなり、視野も広くなっています。横はすべて窓ですからね。
怖くなりますよ。