緑を抜け、海を見ながら、こういうところを通りたかったという道のりを辿り、年上の友だちに会いにいく。
この服でいいかな?と思ったけど、7月半ばに薄くて軽い夏服を着ない私なんてありえないからよしとする。
空の色と雲の強さが夏。
どんなにきついことがあっても、泣いても、空を見上げるだけで世界のうつくしさ気前のよさにびっくりする。
もしかしたらあんなに苦労をして死んじゃって、という人がいるかもしれないけど、明日死んだとしても自分は特別に幸福な人だったと思うと思う。
別れた人とも出会った喜びがあり、もう会わないとしても、過ごした時間は失われることはない。
喜びと感謝と、こころからの祝福を空に放つ。
みんな、ありがとう、と。