緑の中を自転車漕いで、また森田さんに会ってきた。
数えてみたら話を聞くのは4回目だった。
追っかけか。
違うけど、でも好きなんだ。
相変わらずひと時もじっとせずに歩きながら、ジェットコースターみたいに話し続ける。
「僕らは138億年の圧倒的茫漠感の中で孤独に宇宙を横切って行く存在じゃないですか」
宇宙のインフレーションからソクラテスからAIまで。
嬉しそうに、キラキラの目で。
どこまでも遠く宇宙や紀元前へ飛んでいった話は、ちゃんと私たちの今いるところに帰って来る。
歴史の流れと宇宙、哲学、数学、言葉の根源的な話は、庭で草むしりをする森田さん経由で私たちの立つ生活に着地する。
「全く理解ができなくて一度も心が揃ってなくても、僕たちは共存できるという恩寵」
「人は本当に意味のあることができる。そうやって世界を少し良くすることができる」
森田さんの口から溢れた言の葉は、そんな風に私に触れ、私と私の住む世界を少し明度の高いものに変える。
「偶然性に立ちそれをつかむことによって出現する必然を仰ぎ見る」
それは、生きるという、知。
写真は光学迷彩モードで半ば透明な森田真生さん。
その後ちゃんとポーズもとってくれました。
数えてみたら話を聞くのは4回目だった。
追っかけか。
違うけど、でも好きなんだ。
相変わらずひと時もじっとせずに歩きながら、ジェットコースターみたいに話し続ける。
「僕らは138億年の圧倒的茫漠感の中で孤独に宇宙を横切って行く存在じゃないですか」
宇宙のインフレーションからソクラテスからAIまで。
嬉しそうに、キラキラの目で。
どこまでも遠く宇宙や紀元前へ飛んでいった話は、ちゃんと私たちの今いるところに帰って来る。
歴史の流れと宇宙、哲学、数学、言葉の根源的な話は、庭で草むしりをする森田さん経由で私たちの立つ生活に着地する。
「全く理解ができなくて一度も心が揃ってなくても、僕たちは共存できるという恩寵」
「人は本当に意味のあることができる。そうやって世界を少し良くすることができる」
森田さんの口から溢れた言の葉は、そんな風に私に触れ、私と私の住む世界を少し明度の高いものに変える。
「偶然性に立ちそれをつかむことによって出現する必然を仰ぎ見る」
それは、生きるという、知。
写真は光学迷彩モードで半ば透明な森田真生さん。
その後ちゃんとポーズもとってくれました。