日々乃家日誌 まにまに・てい子の日々の発見

母まにまにが娘てい子と始めた、日々の発見を綴るブログです。

鹿たち

2020年02月13日 | 旅行
そうだ鹿に会いに行こう、と思って電車に飛び乗った。

うららかに晴れた青い空に時々飛ぶ小雪。

何も調べずに駅から巡回バスに乗って適当に公園で降りた。

少し先に大きな楠があって人が集まっていたのでそちらに歩いていったら、あと5分ほどで鹿寄せをしますとのこと。

さすが、私。

係の人がホルンを吹くと、林の奥からぱらぱら鹿たちが走ってきた。

大仏も見なかったし阿修羅も弥勒も見なかったけど、たくさんの鹿を見て鹿欲が満たされた。

お裾分けの写真です。

























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鰊茄子

2020年02月11日 | 旅行
空は晴れて明るいのに雪がちらちらしている。
そういえばこの辺はお天気がいいのに細かい雨や雪が降ることがあるのを思い出した。

時間をずらしたら空くかと思っていたらお昼の営業が終わってしまって、お店はどこも閉まっている。

朝から歩き続けだから、もうどこかに入ろう。

グルメじゃないから高いものはいらないけれど、それでも全国チェーンじゃなくて土地のものを食べたい。
観光客向けのところには行きたくないけれど、落ち着いて温かくて普通に美味しいもの。

通りすぎそうになった店に「にしんそば」とあったので数歩戻って一人、と言った。

案内されたエレベーターで上がった3階は喧騒から離れて鴨川を見下ろす別世界。

運ばれてきた鰊茄子の茄子をひとくち食べてみる。
なにこれ。
鰊も崩してひとくち。
茄子に隠れるようなかわいい花麩。
地味にちんまりと控えるそぼろも。
うーん。

しれっとこんなもの食べているのか、京都の人は。
もういいわ、にしんそばでも食べてこか、って。
なんかちょっと腹たつ。

干した魚を味付けして煮たもの、それだけ聞いたらあんまり美味しそうじゃないけど。
それをこんな風にするのが文化なんだね。

ごちそうさまでした。






















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弟に会う

2020年02月10日 | 出会った人たち
弟の住む街を仕事で訪れたので連絡してご飯を食べた。

遠い街で暮らす彼に会うのは久しぶり。

駅で落ち合いタクシーで移動して、土地の料理をご馳走になった。

お鍋の向こうの人は懐かしく大切な人だけど、私の知らない間に知らない街で家族と仕事と生活を持つ大人になった。

ねえ私たち子どもだったのに私たちの子どもたちも大人になりそう。

ご飯のあとは大きな本屋さんで遊んでから、ワイヤードカフェでパフェみたいな飲み物を飲んだ。

下手だからいつも子どもに笑われるんだよねと言いながら、ふたりの顔がはみ出た自撮り写真を一枚だけ撮った。














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「魔法で人は殺せない」という本

2020年02月04日 | 日記

この本のお話には魔法陣が出てきます。

魔法を使うシャーロック・ホームズ…みたいな主人公。
ワトソンはいないけど可愛いメイドさんがお茶を入れて主人公を助けます。

魔法がバックファイアして術者の姿を変えたり、こどもが街でホムンクルスを買って事件が起きたり、歌う猫が出てきたり、ロックな双子のエンバーマー(遺体修復士)が出てきたり。

私が書いたのではないのですが、知っている人が書きました。

よかったら本屋さんやAmazonで探してみてください。









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中華料理店

2020年02月02日 | ホームスクール・ホームエデュケーション・不登校
お誕生日ご飯の場所を決めないまま前日になってしまったので、祝われる役の娘に何が食べたいのと聞いた。

海老マヨかな、と言うので中華に決定。

学校のそばに新しくできたみたいと娘が言うからそこで食事をすることにした。
(場所選びがとても苦手なので決めてもらえてうれしい)

新しいって言うけどここは数年前にも一人で来たことあるなあ。

娘が入院してた時。

時空が歪んでるみたいな不思議な駅ビルのここは彼女の病院の最寄駅だった。

どうも縁の重力地点があるようで、私たちはまたこの駅の周りで次の章を始めている。

過去が時々オーバーラップする背景で。

あちらのテーブルでは倒れそうな私が食器のふちにつかまるように食べている。
外見は普通の人に見えていても、中身は難民レベルにぼろぼろだったはず。

あのね、娘さん元気になりますよ。

とその人に言ってあげられたらいいんだけど。




















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