「七十歳死亡法案、可決」 垣谷 美雨 著
ちょっと衝撃的な題名でした。
我が家も88歳の義母と93歳の父が離れて暮らしています。
この1、2ヶ月の間にそれぞれ救急車騒動、入院、手術。
賛否両論あると思いますが、この本を読んでいてこういう案もありかな、と思ってしまいました。
「水のかたち 」上・下 宮本 輝 著
文庫本で借りました。
50歳主婦志乃子、閉店する近所の喫茶店の店主から貰った鼠志野の茶碗と文机。
そこから彼女の平凡だった人生が大きく変わり始めます。
ジャズや料理の話など、特に下巻では興味深く読むことができました。
「残り者」 朝井 まかて 著
4月10日、大奥が江戸城を退去する日。
5人の女がそれぞれの理由で残った。
混乱の中で残った5人の立場は異なれど、一夜を共に過ごす中で、それぞれ残った理由が明らかになってくる。
天璋院への思いを感じる一冊でした。