おもかげ橋
2021-02-04 | 本
葉室 麟 著
16年前に故郷を追われ、江戸で暮らす弥市と喜平次。
国許から夫の椎原の安否を心配して出てきた初恋の女性を匿う事になる。
武士の身分を捨て飛脚問屋に婿入りした喜平治、道場で指導する弥市。
初恋の女性に会い、心が揺れる。
国許では弥市と喜平次が身をもって失脚させた男が二人を撃とうと動き出す。
題名に惹かれて借りてきました。
性格の異なる二人が初恋の女性に寄せる思いがとても爽やかに書かれていてました。
それとは裏腹に、二人が失脚させた男の最後は壮絶でした。‘ばけ物’と書かれているだけありました。
私も葉室 麟の本好きです。
爽やかで心が洗われますね。
のりのりさんも読んだ事あるんですね。
葉室麟の本は、まだ数冊しか読んでないですが、
もっと読みたいです。
まだ読書量はのりのりさんには比べ物にならないです。