歴史に学ぶ人事・経営論

横浜の社会保険労務士・行政書士関口英樹です。

契約書の件

2018-11-27 10:00:09 | 日記
今日は皆さん方、決済権者が多く扱う契約書についてです。

関白となった豊臣秀吉に、待望の実の子秀頼が生まれる。
この時から、秀吉は、愛情のすべてを秀頼に注ぐようになる。

そしてこれこそが、晩年の秀吉の大きな心配事でもあった。
「わしも余命幾ばくも無い。わし亡き後、諸大名らに秀頼への忠誠を誓わせねばならぬ」

そう考えた秀吉は、秀頼に忠誠を誓約する起請文を作成。
徳川家康、毛利輝元など、多数の大名に血判署名させたのだ。

しかしながら秀吉亡き後、家康含め諸大名は、血判状を遵守しようとせず、豊臣家に反旗を翻ることになる。
血判状など、単なる紙切れに過ぎず、人の心を押さえつけることなど、できなかったのだ。

決済権者である皆さんがお仕事柄、多く扱う契約書。
「雇用契約書、業務委託契約書、請負契約書などは、所詮紙切れに過ぎない」
とまで言ってしまうと、言い過ぎとなるでしょう。
後々争い事にならないために、両当事者の決め事を文書化することは非常に大切です。

しかしながら契約とは、「人と人との信頼関係に基づくもの」
だと思うのは、関口だけでしょうか?
紙切れで、人の心を縛ることなどできないのです。
この見解につき、ぜひぜひ皆さんのご意見をお聞かせください。
ご意見、待っております。


平成30年に雇用保険料率、最低賃金が変更になりました。
平成29年に厚生年金保険料が変更されました。
平成29年に、育児介護休業法が改正され、
育児介護休業規程の大幅改正が必要となりました。
毎年数回、必ず改正される労働法令の改正に、対応できてますか。

平成30年に古物営業法が改正されました。
許可業者にあっては、平成32年までに手続きしないと
許可が取り消しになってしまいます。

ご質問は、遠慮なく。


~中小企業の人事・法務担当~
社会保険労務士・行政書士 関口 英樹
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