歴史に学ぶ人事・経営論

横浜の社会保険労務士・行政書士関口英樹です。

コロナの助成金

2020-04-30 10:17:32 | 歴史に学ぶ人事経営論
私関口は、ウイルス以上に、経済危機を恐れています。
コロナ禍が去っても、経済の立て直しには期間がかかるという見解もあります。
また、この調子だと、連休明けに自粛モードが解除されるのか微妙です。
そういった中、政府の支援(助成金)を期待しつつ、座して待っているだけでいいのだろうか?

資金が潤沢にあるお金持ちの会社は、それでいいでしょう。
そうでない会社は、知恵を出すべきではないでしょうか。
この状況下でも、売り上げを伸ばしている会社もあるのです。

とあるコンビニ
巣ごもり需要を見込んだ商品を、売り場に充実させる。
近隣のスポーツクラブが休館になったことを受け、プロテインを撤去。
生鮮食品や菓子、ケーキ等の商品を充実させる。
その読みは、見事に当たり、売り上げ増となる。

トヨタ自動車
フェイスシールドの作成を開始。
モノつくりの技術を活用し、需要を見込んだ製品を製造する。

私関口は、強く言いたい。
「政府が支援(助成金)してくれない」「コロナのせいだ」
などと言い訳をしている時点で、経営者、経営幹部ではないのだ。
他人(政府)に頼るな、自分で努力せよ。

こういった時期だからこそ、アイデアを出すことで、お互い乗り越えましょう。


~中小企業の人事・法務担当~
〒221-0005
神奈川県横浜市神奈川区松見町1-12-12-3F
関口総合法務事務所
社会保険労務士・行政書士 関口 英樹
℡&F 045-401-0842
携 帯 080-1174-9553
E-mail hide@hide2008.com
http://www.hide2008.com/
★社会保険・就業規則等の人事労務手続
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コロナの助成金

2020-04-26 18:10:53 | 歴史に学ぶ人事経営論
この厳しい時期をチャンスととらえ、新たなビジネスを模索している会社があります。

とあるタクシー会社
お使い代行業務を開始。
外出自粛している方をターゲットに、買い物代行という新たなビジネスを開始する。

とある和紙メーカー
和紙を素材にしたマスクの製造販売を開始。
需要と供給が一致した新たなビジネスなのです。

とあるサラリーマン
会社が休業となったことを受け、副業が認められるようになる。そこで、シラス漁師の求人に応募し採用される。
最も大切な食に関わる職業に就くことで、新たな人生を切り開くことができた。

私関口は、ウイルス以上に経済危機を危惧しています。
地球に再び氷河期が訪れたという危機感を持つべきなのです。
「そのうち、コロナの影響は去るだろう」「政府が支援してくれる」などと思っている会社は、氷河期に絶滅した恐竜と同じなのです。
氷河期に生き残るべく、温かい毛皮を蓄え、時勢に適応し進化していった哺乳類が、地球の覇者となったのです。

それと同様、この時期に試行錯誤していく会社が生き残り、そうでない会社は、淘汰されていくでしょう。
「それはその業種だからできたのだ」「うちの会社はできない」
そんな言い訳をしたところで、絶体絶命のピンチになった8時45分に、印籠を手にした黄門様は表れません。

政府の助成金を指をくわえて待っているような会社は、滅びゆく恐竜と同じであるという危機意識を持ってほしいのです。
逆に、この時期だからこその新たなビジネスを試行錯誤している会社は、氷河期をたくましく生き抜いた哺乳類のごとく、今後も繁栄し続けるはずなのです。

ダーウィンの進化論によると、強い者が生き残るのではなく、環境に適応した者が生き残るのです。
今こそ、旧態依然の体質を変える改革・革新のチャンスなのです。


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段取りの件

2020-04-26 12:13:00 | 歴史に学ぶ人事経営論
天下分け目の関ケ原の合戦を前に、徳川家康は、裏工作を図るべく、召し抱えている山岡道阿弥を呼んだ。
彼は甲賀忍者であり、後に幕府創業の功臣となる人物だ。
「今のところ、敵方である西軍のほうが優勢である。西軍の武将を、我が東軍に寝返らせたいと思う。今こそ、甲賀忍者の力を結集し、寝返り工作を行ってほしいのだが、どうじゃ?」
「はい、我が家臣を、西軍の武将小早川秀秋と脇坂安治に仕官させております。そこから西軍の内情を探ってみます。」
「期待しておるぞ。」
「承知。」
道阿弥は、小早川家に仕官させている部下(スパイ)から、貴重な情報を得た。
「そもそも、秀秋は戦いに乗り気ではなく、家康と戦うことを迷っているようです。」
「小早川は、押せば寝返る。しかしながら、この工作の成否は、合戦の行方を大きく左右する。それゆえ、慎重に行わなければならない。」
そう考えた道阿弥は、熱を入れて寝返り工作を行う。
かくして、合戦当日、小早川秀秋の裏切りにより、西軍は総崩れとなった。
この裏切りこそが、戦国乱世に終止符を打ったといっても過言ではない。
まさに、歴史を変えた裏工作だ。
現代の会社経営においても、裏工作とまではいかないが、段取りは重要ではないだろうか。

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コロナの助成金

2020-04-16 20:07:19 | 歴史に学ぶ人事経営論
この厳しい時期をチャンスととらえ、新たなビジネスを開始している会社があります。
とあるタクシー会社
お使い代行業務を開始。外出自粛している方をターゲットに、買い物代行という新たなビジネスを開始する。
とある和紙メーカー
和紙を素材にしたマスクの製造販売を開始。需要と供給が一致した新たなビジネスなのです。
とあるサラリーマン
会社が休業となったことを受け、会社が副業を認めるようになる。そこで、シラス漁師の求人に応募し採用される。最も大切な食に関わる職業に就くことで、新たな人生を切り開くことができた。
今この時期は、地球が氷河期になった以来の危機感を持ってほしいのです。
「そのうち、コロナの影響は去るだろう」「政府が支援してくれる」などと思っている会社は、氷河期に絶滅した恐竜と同じ運命となるでしょう。
氷河期に生き残るべく、温かい毛皮を蓄え、時勢に適応し進化していった哺乳類が、地球の覇者となったように、この時期に試行錯誤していく会社が生き残り、そうでない会社は、滅んでいくでしょう。
ダーウィンの進化論によると、強い者が生き残るのではなく、環境に適応した者が生き残るのです。
「それはその業種だからできたのだ」「うちの業界はできない」そんな言い訳をしたところで、誰も支援してくれません。
今、何も手を打たず政府の助成金を期待している会社は、滅びゆく恐竜と同じ運命となるでしょう。逆に、試行錯誤している会社は、氷河期をたくましく生き抜いた哺乳類のごとく、経済界の覇者となるでしょう。
今が改革・革新の時期なのです。

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新型コロナの助成金

2020-04-12 17:28:11 | 歴史に学ぶ人事経営論
休業要請した業種について、補償をするか否かにあっては、国と知事とで、お互い責任を押し付け合っている状況です。
つまり、期待はできません。しかし、この時期に、営業努力をすることで、自身で資金を得ている店舗(会社)もあるのです。

とある街の小さな映画館
休業している間も、賃料などのコストがかかります。そこで、配給権を持っている映画をネットで有料配信するビジネスを新たに開始。

とあるラーメン屋さん
ラーメン作りを中止し、店員一同、手作りのマスクを販売。品薄の中、社会貢献にもなり、ビジネスとしても成立する。

つまり、工夫しだいで頑張っているところは、頑張っているのです。
「それは、その業種だからできたのだ」「うちの業界ではできない」などの言い訳を言ったところで、事態は好転しません。また、白馬に乗った王子様が支援してくれるわけでもありません。
「どうしたら、助成金がもらえるのか」を必死に考える暇があったら、この時期をいかに乗り越えるか試行錯誤している会社を、私関口は応援したい。

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新型コロナウイルスの助成金

2020-04-09 10:41:22 | 歴史に学ぶ人事経営論
ハッキリ言って、天から金が降ってくる打ち出の小槌など、存在しません。
政府も、休業要請した業種については、補償をしない旨、明言しています。

雇用調整助成金も追加措置が取られてますが、申請後、支給決定まで半年から場合によっては1年かかるとのこと。
休業補償の9割支給のはずが、実際には、5割しか助成されなかったという例もあります。
平均賃金の算出法に、会社と役所に見解の違いがあったためです。
さらには、労基署の調査を受け入れることが要件のため、いろいろ指摘され、倍返し以上の損失になる例も。

リーマンショックの際も、たくさんの会社が倒産しましたが、政府は手助けなどしませんでした。

とある料亭の事例。
コロナの影響をモロに受け、客足が遠のきました。
そこで、料亭の個室を、シェアオフィスとして時間貸ししたところ、連日、満室の状態が続いているのです。
テレワークとなったが、家では集中して仕事ができない。
料亭は個室だから集団での接触はない上、ちょっと贅沢な食事を食べられる。
そういったニーズを、見事に捉えたのです。

とある老舗の呉服店。
呉服の生地でマスクの製造販売を行ったところ、爆発的に売れたのです。
マスク不足の中、需要と供給が見事に一致したのです。

つまり、こういったピンチのときこそ、チャンスなのです。

コロナが過ぎ去るのをただただ待つ、あるいは政府の支援を指をくわえて待っている。
そういった会社は、氷河期を生き抜けなかった恐竜と同じなのです。

ダーウィンの進化論によると、強い者が生き残るのではなく、環境に適合した者が生き残るのです。
今、この時期こそ、改革・革新のときなのです。
この時期をチャンスととらえ、お互い前向きに乗り越えましょう。


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