歴史に学ぶ人事・経営論

横浜の社会保険労務士・行政書士関口英樹です。

ハウスダストアレルギーと行政書士業務

2010-05-29 10:39:34 | 日記
私はハウスダストアレルギーが最高レベルです。埃っぽいところに行くと、くしゃみが止まりません。先日、喉の痛みとくしゃみがでたので耳鼻科に行きました。耳鼻科で診察し薬をもらいました。しかし重要なことを忘れていたのです。それは前述のハウスダストアレルギーだということを医者に伝え忘れたのです。
私が行政書士として依頼者と契約する場合、業務委託契約書を交わします。「依頼者は行政書士に対し、業務の処理に必要な資料を提示し、業務の処理に積極的に協力する」旨の条項があります。つまり業務をする上で必要な事柄は、お互い包み隠さず積極的に開示しあうということです。業務の円滑な遂行に必要不可欠です。
このことは私が医者に診察してもらう場合も当てはまります。ハウスダストだということを一言伝えていれば、処方する薬が変わったかもしれません。
仕事を受任する立場と依頼する立場が入れ替わった時でも、受任する立場の人の事を考えるないと駄目ですね。
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行政書士証票は役に立たない?

2010-05-26 10:59:20 | 日記
我々行政書士は行政書士証票を持っています。運転免許証大の大きさで、顔写真、名前、事務所の住所、登録番号などが記載されています。同業者の間で、「行政書士証票は役に立たない」という声を聞きます。ツタヤでレンタルする際、行政書士証票を提示したところ、本人確認の証明書と認められないそうです。また職権で住民票を取得する場合など、役所の窓口で行政書士証票と運転免許証の両方の提示が求められます。運転免許証には自宅の住所が記載されているので、提示することに抵抗がある同業者もいます。
この謎が最近解けました。行政書士証票は「公の証明書」ではないのです。「公の証明書」とは、行政が発行する証明書です。行政書士証票は、行政書士会という民間団体が発行するものだからです。この理屈からすると宅建免許は知事が発行する「公の証明書」に該当します。
宅建の免許を提示すれば運転免許を提示しなくともいいのか、ツタヤでレンタルできるのか、持っている方に教えていただきたいものです。
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私の勤務は月月火水木金金

2010-05-24 13:27:04 | 日記
「月月火水木金金」という軍歌があります。別に軍国主義者でもなんでもありません(笑)。「帝国海軍の厳しい猛特訓に土曜も日曜もない。月月火水木金金じゃ。」というのが名前の由来です。
私だけでなく自営業者は、まさに月月火水木金金だと思います。「自由業は不自由業」という言葉もあります。依頼人の都合に合わせる必要があるからです。私がサラリーマンをしていた時、残業はいやなものでした。休日出勤は、仕方なくやっていたものです。しかし独立開業した今は、夜遅く仕事をしようが日曜にしようが全く苦になりません。依頼人の顔や気持ちなどが思い浮かぶからです。つまりやらされているのではなく、やっているからなのです。独立しなくとも、自分が主体となって仕事ができれば最高です。
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プレゼンの極意はしゃべらないことと見つけたり

2010-05-18 10:16:14 | 日記
本業の合間に予備校の非常勤講師をしています。そのため、一般市民向けの「相続・遺言」などのセミナー講師として声をかけていただくことがあります。プレゼンの技術を磨くため、プレゼンセミナーに参加してきました。我々自営業者は「学ぶ」ことを怠っていては駄目です。
得るものがとても多い、有意義なセミナーでした。講師の方は「大学の演劇部出身なの?」と感じるほど、ジェスチャーが大げさなのですがそれが自然な動きなのです。講師という役を演じきっている役者のようでした。一番学んだことは「間が大切」ということです。私が教壇に立つ時、「多くのことを伝えなければ」とつい、しゃべりすぎることがあります。しかし多少違和感を感じるくらい、「間を空ける」ことが大切なのだと感じました。間が空いている間、聞き手はいろいろなことを感じ取るのです。その感じ取る余地を与えなければならないのです。売れない営業マンほど、よくしゃべるというのは有名な話です。つまり「しゃべりすぎない」ということが大事なのです。言葉に発しなくとも、動作で伝えることもできます。つまり「言葉は口だけでなく、全身でしゃべるもの」なのだということです。
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インコのぴーちゃんと自営業

2010-05-14 15:49:55 | 日記
セキセイインコのぴーちゃんを飼っています。よくなつきかわいいです。かごから出してあげると嬉しそうに飛び回ります。
我々自由業者とサラリーマンなどの給料取りとは、大空を自由に飛び回る鳥と鳥かごの中で飼われた鳥に例えられると思います。鳥かごの中の鳥は、エサには不自由しません。しかし大空を自由に飛び交うことはできません。給料取りは鳥かごの中の鳥です。確実に給料をもらえます。しかし平日は毎日出勤し、自由がありません。
一方、大空を自由に飛び回る鳥は、エサにありつけず飢え死にしてしまうかもしれません。しかし大空を自由に飛び交うことができるのです。我々自由業者もまたしかりです。つまり定期収入があるわけではありませんが、スケジュールはある程度管理できます。
どちらも一長一短です。
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潮干狩りとバカ養子

2010-05-11 15:47:04 | 日記
横浜市金沢区にある海の公園に潮干狩りに出かけました。3~6月ころがシーズンなのですが、全く採れませんでした。地元の方に聞いてみるとその日は一番採れない日だそうです。
潮干狩りに一番適している日は、最も干潮になる日です。満潮と干潮は1日に2度ずつ起きます。そして満潮と干潮の差が一番大きくなる日が大潮の日です。その大潮の日は月と太陽の引力の関係で約2週間のサイクルで訪れます。その大潮の日が最も潮干狩りに適しているのです。そんなことも知らず、潮干狩りに一番適さない小潮の日に潮干狩りに行ったわけです。
さてその昔、船橋では青柳のことをバカカイと呼んでいました。そのあたりでよく採れたそうです。シーズンになると漁師達は人を雇って、大量のバカカイを採っていました。乱獲による漁獲量の減少を心配した漁師達は集会を開きました。そして「バカカイを採ることができるのは、漁師とその家族に限る」という協定を結び、人を雇うことを禁じたのです。しかしある漁師だけは出稼ぎに来た男に漁をさせていました。「協定違反ではないか」と詰め寄ると「あれはうちの養子だ」と答えるのです。シーズンの時期だけ養子縁組をし、終わると解消するのです。他の漁師達も「その手があるのか」と同じ手を使い、結局どこの漁師も出稼ぎ者を雇い、バカガイを採る人の数は変わらなかったというお話です。
民法の養子縁組制度をうまく利用したお話です。
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ネガティブシンキングと行政書士

2010-05-08 18:53:13 | 日記
昨日、5月7日(土)に放送された「たけしのニッポンのミカタ」は、私にとって大変参考になるものでした。ネガティブな思考が成功のカギという内容です。とある企業の口下手なトップセールスマンが紹介されていました。彼は自分の口下手は治らないと考え、自らの弱点と向き合うことでトップセールスマンとなったのです。具体的には文章によって営業されていました。
我々行政書士にとってのネガティブシンキングは、ズバリ低級資格だと私は思います。他の資格業に比べ、難易度的に受かりやすい。しかしそのことで「街の法律家」という行政書士会のキャッチフレーズが生まれたのだと思います。ポジティブに考えればしきりが低い、身近な存在ということになるのでしょう。
私も依頼を受けたら、なるべく依頼者とたくさん接するようにしています。依頼者に来てもらうのではなく、可能な限り私が依頼者のもとに出向くようにしています。
ネガティブなことをポジティブに考える、とて勉強になることです。
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神田古本屋街と銭湯

2010-05-07 17:14:25 | 日記
神田の古本屋街が好きでよく行きます。いろいろな本屋をはしごしていると時間を忘れてしまいます。神田のように古本屋が密集している地域はよくあります。しかし銭湯が密集している地域はありません。古物商も銭湯も営業許可が必要ですが、理由は以下のとおりです。
古本屋を営むには、警察の古物商の営業許可が必要です。銭湯を営むには、保健所の営業許可が必要です。
新たに銭湯を営むには、既存の銭湯と一定距離離れてなければなりません。しかし古物商には距離的制限はありません。古物商が営業許可を取らなければならないのは、盗品が持ち込まれる可能性があるからです。よって警察の許可が必要になります。一方、銭湯が営業許可を取らなければならないのは既存の銭湯を保護するためです。銭湯は住民の公衆衛生上なくてはならないものです。風呂がない家もありえるからです。
このように同じ許可でも、盗品の捜査のためだったり、既存業者の保護だったり理由は様々なのです。
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行政書士の悩み

2010-05-06 21:37:37 | 日記
行政書士と言ってもベテランから新人まで、様々です。また、行政書士の業務は多岐にわたっているので、得意分野・不得意分野があります。不得意分野の依頼を受けた場合、役所に電話して問い合わせることがあります。初歩的な質問をする場合、「行政書士です」と名乗るとみっともないので、一般人を装って問い合わせるのです。しかしベテランの役所の担当者が対応すると、この人は一般人ではなく何らかの専門家だと気付かれることがあります。こちらが「行政書士です」と名乗ると態度が一変します。「行政書士なら知ってて当たり前だろ」というような対応をされます。しかし前述のように一口に行政書士といっても様々なのです。
昔はカツラをかぶり変装して、役所に問い合わせに行った人もいるようです。依頼人から見ればプロであるという認識を意識し、職務に当たりたいと思います。
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お酒は投資?

2010-05-02 23:31:15 | 日記
我々個人事業主は給料取りと違い、定期的に収入があるわけではありません。そのような私にとって「浪費を惜しんで投資を惜しむな」は鉄則であると考えています。投資とは研修会の会費や書籍などです。我々には仕事を教えてくれる上司はいないので、研修会・書籍などで法改正や通達の改正などの情報を仕入れます。浪費の最たるものはギャンブルやタバコです。お酒はというと難しいとこです。なぜなら我々にとって人脈は必要不可欠なのです。そして人脈を作るには、お酒があったほうがいいと思うからです。難しい依頼を受けた場合、お酒を酌み交わした先輩に聞けば、助けてくれたりするものです。同業者はもちろん、同業者以外のあらゆる人脈が必要です。
先日、私が行政書士試験勉強をしていた時に通っていた予備校の講師の先生を交え、その先生の同門の同業者の飲み会がありました。いろいろな同業者の貴重な話を聞け、刺激にもなります。
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