歴史に学ぶ人事・経営論

横浜の社会保険労務士・行政書士関口英樹です。

残業が好き?~従業員の本音

2011-05-18 13:26:44 | 日記
 社労士として、中小企業の社長さんと話をしていると次のような話を聞きます。「うちの従業員は仕事熱心だ。遅くまで残業をし、帰ろうとしない」
 しかし従業員の本音は違うのです。従業員に聞いてみると、「帰りたくても帰れない雰囲気」「査定が下がる」「上司が帰らないから帰れない」というのが本音の場合が多いのです。社長さんは会社の中では一番偉いのです。天皇陛下と同じです。その社長さんに対し、「早く帰らせろ」とは言えないのです。
 従業員がこういった不満を抱えていると、業務にも支障がでてしまいます。しいては会社の経営にも支障がでるようになってしまいます。社長さんたるは従業員の心の中を把握し、不満を取り除いてあげなければいけません。自分から話しかけ、話しやすい雰囲気をつくるなどの対策が必要です。
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地震と行政書士業務

2011-05-03 10:49:25 | 日記
 今回の地震で、我々の業務にも少なからず影響があります。
私は行政書士業務では相続業務を多く扱っています。遺産分割協議書の作成です。4月1日から相続税が改正される予定でした。今まで相続税は相当のお金持ちしかかからないものでした。しかし今回の改正は基礎控除が大幅に下がり、ほとんどの中級家庭でも、相続税がかかることになる予定でした。この関係で、税理士さんとの連携を強めなくてはと思っていたところです。この法案が3月末に通過し、4月1日から施行される予定でした。しかし地震の影響でそれどころではなくなったのです。いったん保留となってしまいました。
 この法案がどうなるかは未定です。廃案になるかもしれません。さかのぼって適用されるかもしれません。
 政府の方針に振り回されるのは、我々の宿命かもしれません。
 
 
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