冬のカマキリに見た、自然科学と法律の似ている点

　１１月の半ばをすぎ、冬に近づいているのですが、昨日は比較的暖かかったです。
　昨日、外回りをしているとカマキリとトンボを見つけました。小さい頃はよく取って遊んでいました。
　昆虫や爬虫類は変温動物です。気温が高いほど動きが活発になります。したがってエネルギーを消費するので、エサをたくさん食べなければなりません。気温が低いと動きが不活発になるのでエネルギーを消費せず、したがってエサを取らなくても大丈夫なのです。
　人間は恒温動物です。気温には関係なく、体温は一定に保たれています。
　昨日は温かかったため、動きが活発になり、エサが必要だったのでしょう。

　私は法律関係の仕事に就いていますが、法律と自然科学は似てると思うのです。自然科学において起こる出来事には理由があります。例えば前述したような変温動物の例です。法律も必ずといっていいほど、理由があります。「～法～条」というように法的根拠があるのです。
　

探偵と士業

　弁護士、司法書士、行政書士のような我々士業には、職権で他人の戸籍・住民票を取得することができます。行政書士の場合、行政書士会に行くと職務請求書という用紙が売っています。もちろん、資格者でなければ買えません。その職務請求書に必要事項を記入し、役所に提出すれば、他人の戸籍・住民票が取得できるのです。
　しかしそれは正当な業務を遂行する場合に限られます。例えば、遺産分割協議書を作成する場合、戸籍を取得し相続人が誰かを確定しなければなりません。また、風俗営業の許可申請書には、お店の責任者の住民票を添付しなければなりません。そういった取得理由が正当な理由です。
　探偵の中には、大金をつんでも職務請求書がほしいという業者もいるようです。しかし探偵に渡すためというのは、正当な理由ではありません。

会社経営者・管理職の方へ～有料セミナーのご案内

　このたび「勝つ企業のカタチ」という有料セミナーを開催することとなりました。横浜Bizマーケティング研究会との共催です。勝ち残る企業には、法則があります。武道に型があるのと同じです。そのカタについてのセミナーです。
　会社を大きくしたい、安定化させたいとお考えの会社経営者の方、売り上げが頭打ちとお考えの営業責任者の方のためのセミナーです。
　日時・場所は下記の通りです。
セミナー；「勝つ企業」のカタチ
日時；１２月１５日（木）１８：００～２０：３０
場所；横浜市開港記念館
セミナー終了後、懇親会を行います。新しいつながり、人脈をお求めの方はご参加下さい。
詳しくは当事務所のホームページをご覧ください。
http://www.hide2008.com/

我が母校東京農工大学の文化祭、昆虫料理

　私は現在はこういった職業ですが、農工大（東京農工大）の工学部出身です。ベンチャー企業の方とお話をする際、技術的なことをある程度理解できるのはメリットですが・・・。
　先日、子供と二人で府中にある農学部の文化祭に行ってきました。農学部のほうが乗馬コーナーや動物の触れ合いコーナーなどがあり、子供が喜ぶと思ったからです。
　そのなかで昆虫研究会による昆虫料理の試食会というとがあり、興味があるので行ってみました。カイコを醤油につけて食べたり、コオロギの佃煮のようなもの、トノサマバッタをパウダーにしたもの、カイコをパウダーにしてビスケットにしたものなどいろいろありました。私は全部一通り食べてみました。味は悪くはないです。子供はコオロギがお気に入りだったようでたくさん食べていました。
　母校はいいものです。

あらゆる人が絡む成年後見のシステム

　高齢になり、判断能力が衰えた方のために成年後見制度というのがあります。成年後見人になった人がご本人に代わり、銀行からお金をおろしたり悪徳業者と契約を結んでしまったときのために契約を解除できる制度です。我々のような専門家は、生業として成年後見人に就任することがあります。
　身寄りのないお年寄りや、親戚はいても諸事情により疎遠になっている方の場合、いろいろな方面からいろいろな支援が入ります。まず、介護関係の会社の方が身の回りの世話をします。そして市の高齢者担当の職員が事務的な処理をします。さらに社会福祉協議会（社協）の方が、金銭等の管理など我々が成年後見人に就任するまでの間のつなぎのための処理をしてくれます。
　一人のお年寄りを支えるため、たくさんの人が絡んでいるのです。日本は、こういったシステムがきっちり整っているのですね。

社長はベンツに乗るべき？

　「社長はベンツに乗るべき」とか「ベンツに乗れない社長の会社は、将来がない」ということを言う人がいます。「うちの社長はベンツに乗ってる。ベンツに乗れない社長の下で働きたくないよな」と部下に対しお話する幹部もいます。要するにベンツに乗れない経済力の社長の会社は、儲かってないので将来がないということです。私はこれは間違いだと思います。　
　ベンツに乗っている社長をお客さんが見ると、「俺たちから金をむしり取ってベンツを乗り回してる」と受け取る人もいます。また、従業員の士気にとってマイナスです。「俺たちを安月給で働かせて、社長はベンツを乗り回してる」と従業員が感じると、会社や社長に対する忠誠心も下がり、ひいては会社の生産性のダウンにつながっていくと思います。
　もっとも従業員の給料も高く、ベンツに乗れる生活レベルの場合は別ですが・・・

あらゆることを克服する行政書士試験

　今年の行政書士試験は、今度の日曜（１１月１３日）に実施されます。私は毎年試験監督員をやっています。昨日、監督員の説明会がありました。
　去年私ははじめてチーフ監督員をやらせてもらいました。受験生の前で、注意事項などを読み上げる人です。今年ははじめて特例受験者の教室を担当することになりました。身体障害者の方などが受験する教室です。
　どういった方が受験するのか詳細は守秘義務のため申し上げられませんが、いろいろな障害等がある方のため、試験センターもできる限りの配慮をしているのです。また受験する方も、障害を乗り越えて受験しようとしているのです。

賃金の引下げ

　社労士として中小企業の社長さんに接していると、従業員の賃金を引き下げたいという話がでてきます。
　従業員にとって、会社からもらう給料が唯一の収入源です。これを引き下げると従業員の生活が脅かされます。よって原則は賃金の引下げはできません。
　とある社長が次のように言ってました。「日雇い労働者がサラリーマンを雇っている」と。従業員はサラリーマンであり、定期収入が期待できるのに対し、社長はそうはいきません。社長の収入は不安定です。１年後、１０年後に同じ収入があるかどうかは誰も約束してくれません。従業員に高い給料を払いたいのだけど、将来の不安もあるというのが社長の思いだと思います。
　給料の引下げをするための一般論はありません。業界の給料の水準に較べ高いか低いか、労働組合とよく話し合ったか等で判断します。従業員の同意が取れれば別です。会社がつぶれてしまえば労使共倒れになってしまいます。また、降格等の場合も賃金の引き下げには当たりません。
　会社・業界等によってケースバイケースです。

迷い猫のチラシを貼ることの可否

　先日、知り合いから「飼い猫が迷子になったから、見つけたら連絡してほしい」との連絡を受けました。その知り合いは、電柱に迷い猫のチラシを貼ると言い出しました。私はやめた方がいいとアドバイスしました。
　軽犯罪法という法律があります。その法律に「貼り札」について規定されています。許可なく他人の塀、電柱等に貼り札をすることを禁止しているのです。許可を受ければ貼っていいのです。しかし電柱の持ち主である東京電力はまず間違いなく許可はしないです。よって電柱にチラシを貼ると、この法律に違反してしまうのです。ただし、この法律には次のような規程があります。「この法律の適用にあたっては、国民の権利を不当に侵害してはならない。目的を逸脱して、他の目的のために乱用してはならない」
　ピンクチラシや不動産屋・金融業者のチラシなら、取り締まりを受けるのでしょうが、はたして迷い猫のチラシでこの法律の罰則を受けるのかは微妙なところです。
　私個人の考えでは、迷い猫のチラシ程度では取り締まりを受けるべきでないと考えています。法律を杓子定規に運用すべきではありません。法律はあくまで国民生活をよりよくするためのものなのですから。

大口一番街ふれあい秋まつり

　１１月５日（土）の１１時から１７時まで、横浜市神奈川区の京浜急行子安駅そばの大口一番街という商店街で、ふれあい秋まつりが開催されます。
　当日は、模擬店やフリマなど多数出店される予定です。イベント会場では、ブラバン・和太鼓などが行われます。イベント会場で私が空手の演武をさせていただくことになりました。ご興味のある方は、ぜひともご参加下さい。

空手の演武について

おはようございます。
横浜市神奈川区にある京浜急行の子安駅そばに「大口一番街」という商店街があります。その商店街で１１月５日（土）の１１時から１７時まで、「ふれあい秋まつり」が開催されます。模擬店やフリマなどが多数出店されます。
イベント会場で私が空手の演武をさせていただくこととなりました。
ご興味のある方はお越しいただければと存じます。