歴史に学ぶ人事・経営論

横浜の社会保険労務士・行政書士関口英樹です。

助成金の財源について

2021-02-11 09:38:50 | 歴史に学ぶ人事経営論
飲食店が、時短営業に応じた際に支給される時短営業協力金。
私関口が、協力金の申請の依頼を請けているスナックの経営者から、次の問い合わせ。
「協力金は、時短営業ではなく、休業しても出るのか?
2、3時間くらい営業するくらいなら、休業しようと思うのだが、どうだ?」

しかし、その後、常連のお客からの電話により、その考えを改めたそうだ。
「1時間でも2時間でもいいから行きたい。今日は空いているか?」

コロナ禍が去った後、あるいは自治体の財源が底をついた場合、やがて、協力金は打ち切られる。
そうなってしまったら、政府も自治体も守ってくれない。
お客さんあっての商売なのだ。

時短営業協力金という名前だが、休業でも、もらえる。
しかし、休業してしまうと、常連客が離れてしまう可能性もあるのだ。

「いつまでも、あると思うな政府の支援と親の金」


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部下を見捨てる経営戦略について

2021-02-10 19:57:28 | 歴史に学ぶ人事経営論
わずか2千の織田信長軍が、迫りくる今川義元の2万5千の大軍を打ち負かした。
(桶狭間の戦い)
決戦の当日、早馬がもたらす戦況の報告は、織田軍にとって、不利なものばかりであった。
「申し上げます。丸根砦、鷲津砦の2つの砦が、敵の手に落ちました。」

信長が本陣から確認すると、前線の2つの砦から、火の手が上がっていた。
すぐに味方を助けに向かうことが、当時の戦国大名の常識的な考えだ。

(「義元軍は、2つの砦を攻めるため、兵力を割いているはずだ。
つまり、義元の本陣は、手薄になっているに違いない。」)

そう考えた信長は、すぐさま軍勢を引き連れ、義元の本陣に奇襲をかけた。
信長の読み通り、義元の本隊は手薄になっていた。
不意をつかれた義元軍は大混乱に陥る。
かくして、義元の首は打ち取られた。
従うべき大将を失った今川軍は、総崩れとなった。

守るべき仲間を見捨て、義元の首を取りに行く。
「見殺し作戦」が功を奏し、信長の名が、全国に知れ渡った。

もし、皆さんが信長の立場なら、どのような判断を下しますか?
皆さんのご意見、お待ちしております。


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