歴史に学ぶ人事・経営論

横浜の社会保険労務士・行政書士関口英樹です。

緒形拳の愛した中華料理店

2021-03-14 16:12:34 | 歴史に学ぶ人事経営論
横浜の鶴見で生まれ育った関口は、小さい頃、鶴見駅前の満州園でよく食べた。母親がテイクアウトして持って帰ってくれて家で食べたりもした。
何十年ぶりくらいに、満州園に訪れた。ビルの区画整理により、当時と場所は変わっているものの、味はそのまま。
当時、よく食べた焼きそばと餃子を注文。
ここの焼きそばは白くて太麺。餃子は看板メニュー。
ちなみに満州園は、横浜の俳優緒形拳が愛した店としても有名。緒形拳の家は、関口の実家から歩いて5分くらいのところにあって、小さい頃は、犬の散歩をしているところをよく見かけた。当時は、そんな有名な俳優とは露知らず・・・
それより、名店の味は最高!
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社内言語の共通化

2021-03-08 14:01:39 | 歴史に学ぶ人事経営論
江戸城では、朝廷の使者をお迎えする儀式が執り行われていた。
儀式の際、人々の面前で、吉良上野介にあざけられ、激怒した浅野内匠頭は、突発的に吉良を斬り付けた(松の廊下の刃傷事件)。
上野介は、深手を負ったものの、命に別状はなかった。
儀式の場を汚したとして、浅野は将軍徳川綱吉から切腹を命じられる。

江戸から届いた知らせは、藩士の切腹と藩の取り潰しだった。
お家取り潰しにより、家臣は家を失い、浪人となる。
赤穂浅野家空前の危機の際、藩のかじ取りを担っていたのは筆頭家老大石内蔵助だ。

大石は、浅野家家臣300名を一堂に集めた。
「各々方、いかにいたす。」
「城を枕に討ち死にじゃ。」「処分を受け入れよう。」
など、議論百出。しかしながら、「幕府に対し、命を懸けて抵抗しよう。」という意見が続出した。
「我らが今まで百年間、一族を養い、穏やかに暮らせていけたのは、お殿様のご恩で、禄を賜れたからこそ。よって、いざという時は、潔く死ぬべきではないか。」
ここに忠義の心を持つ忠臣が誕生した。
しかし、浅野の親戚からは、「幕府に逆らうべきでない。」という意見が届く。
幕府に逆らうと、一族全体が迷惑をこうむるためだ。

ここで大石は、2つの忠義に悩んでいた。
「亡き主君のために命を懸ける」「君主の一族に迷惑をかけない」
大石は、苦渋の決断の末、赤穂城の明け渡しを決断。
君主の無念を晴らすには、吉良邸に討ち入りすべし、しかし、浅野家の家臣の行く末を思えば、
まずはお家再興。これこそが、大石の責務だった。
「ご家老は、お家再興などと生ぬるいことを言っておられる。こうなったら、我らだけで討ち入りすべきじゃ。」
大石が、お家再興を優先することに強い不満を抱いた堀部安兵衛ら、すぐにでも吉良を斬ろうとする家臣たちが集まり始めた。

つまり、大石の考える忠義と、家臣の考える忠義とは、異なっていたのだ。
大石は、家老なので、赤穂藩を潰さず、継続させるという大局的な広い全体の考えを持っていた。
それに対し、家臣である堀部は、亡き君主の遺志を遂げることこそ、忠義であると考えたのだ。

経営者と社員との、立場の違いによるギャップをなくすため、
社内言語の共通化が必要なのは、現在のビジネスでも同じではないか。
皆さんの会社では、どのように社内言語の共通化を図ってますか。


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