明智光秀の娘として生まれた明智玉(後の細川ガラシャ)。
16歳で細川家の嫡男、忠興と結婚。2人の子宝に恵まれ、何不自由ない、順風満帆な日々を送っていた。
しかし、人生を一変させる大事件が起こる。
父である光秀が、君主である信長を打ち取ったのだ(本能寺の変)。信長を慕っていた忠興は、激怒。山奥に幽閉した。
2年後、信長に代わり、権力を握った豊臣秀吉により、復縁を許可され、幽閉生活は終わった。
しかし、大阪の屋敷に移っても、ガラシャの心は晴れない。
忠興が外出を制限した上、父親に対し、手助けできなかったという良心の呵責に苦しんでいたのだ。
一日中、閉じこもり、子供の顔さえ、見ようとしない。
そんなガラシャに一筋の光が差し込む。
侍女の影響で、キリスト教に関心を抱き、夫忠興に内緒で、こっそりと教会に通い詰める。
「苦しみを一人で持ち続けるのではなく、キリストに委ねなさい」
という教えが、罪の意識から救ってくれたのだ。
そんなキリスト教に危機が訪れる。
秀吉が、宣教師を追放するよう命じた(バテレン追放令)。
忠興も、屋敷から、キリシタンを排除しようとした。
「よいか、キリシタンはならぬ。例え、そなたであってもだ。」
忠興は、ガラシャに告げた。
長い葛藤の末、ガラシャは思い切った行動をとる。
「殿、世の者が、私をキリシタンだと噂しております。
噂ではありません。私はキリシタンにございます。」忠興に信仰を告白。
「さようか、そなたには何を申しても聞くまい。好きにせよ。」
意外にも、忠興は信仰を認め、屋敷に礼拝堂まで作らせた。
自身の行動で、自らの道を切り開いたのだ。
そんな折、石田三成と徳川家康の対立が表面化。
両陣営の戦が目前に迫っていた。忠興は、家康の陣に加わる。
大阪の屋敷に残ったガラシャのもとに、石田方の使いが訪れた。
「御方様におかれましては、大阪城にお入り下さい。」
人質になるよう要求。
大阪には、家康に味方する武将の妻が、多く残っていた。彼女らを人質にすることで、戦意を喪失させるという三成の戦略だった。
「夫、忠興の戦いの妨げになります。その仰せには、従えません。」
数日後、再び使者が訪れ、次は武力に訴えると脅した。
覚悟を決めたガラシャは信頼を寄せている堀川という家臣を呼んだ。
「重ね重ね、大阪城に来るよう要求されている。
もし、屋敷に敵が押し入ったら、そなたに介錯(自刃の手助け)を頼みたい。」
死の準備を整え、礼拝堂で祈っていた折、石田方の兵が、屋敷を取り囲んだ。
堀川がガラシャの前に進み出、頭を深く下げ、刀を抜いた。
「よろしゅうございますか。」
「よい。」
夫、忠興と細川家の名誉を守るため、死を選んだのだ。
戦地で悲報を聞いた忠興は、悲しみに暮れ、敵意をむき出しにし、石田方と戦った。
どんな状況にあっても、自身の信念を貫き通す。
ガラシャの覚悟は、現代の経営者も、かくあるべきではないだろうか?
NPO法人こころTHE士業
定期勉強会のご案内
日時;令和3年4月17日(日)10時から
場所;横浜市中区役所別館1階(中区民活動センター)
アクセス;関内駅徒歩3分
主催者;NPO法人こころTHE士業
http://55634.la.coocan.jp/index.html
タイトル;建設業と社労士
~初歩の初歩~
講師;関口英樹
内容
コロナ禍にあっても、建設業は、明らかに伸びている元気のいい業種です。建設業を顧問に抱えることで、事務所の発展となること必定です。
しかしながら、労働保険番号が3つある、独自の助成金、下請・孫請け等特殊な契約形態、労働法令が未整備など、課題も多く、だからこそ、社労士の介入の余地があるのです。
労務・社保関係の特殊性が大きい建設業と社労士との関わりについてお話します。
NPO法人こころTHE士業とは
その名の通り、社労士を中心とした志の高い士業の勉強会です。
参加者のほとんどが、社労士、社労士試験受験生、
社労士を目指す方ですが、
それ以外の方のご参加も歓迎です。
終了後懇親会あり、懇親会費は実費
(コロナのため、開催なし)
私関口が、こころTHE士業さんの教壇に立つのは5回目です。
4回あることは5回ある。
ありがたいことです。
会場の関係で要申込です。
お申し込み、お問い合わせは上記主催者へ。
~中小企業の人事・法務担当~
〒221-0005
神奈川県横浜市神奈川区松見町1-12-12-3F
関口総合法務事務所
社会保険労務士・行政書士 関口 英樹
T&F 045-401-0842
携 帯 080-1174-9553
E-mail hide@hide2008.com
http://www.hide2008.com/
★社会保険・就業規則等の人事労務手続
★特別加入(社長・一人親方の労災)
★建設・産廃・宅建・運輸等の許認可
★請負契約書・合意書等の企業法務書類
<労使一体・攻防一体の経営をサポート>
16歳で細川家の嫡男、忠興と結婚。2人の子宝に恵まれ、何不自由ない、順風満帆な日々を送っていた。
しかし、人生を一変させる大事件が起こる。
父である光秀が、君主である信長を打ち取ったのだ(本能寺の変)。信長を慕っていた忠興は、激怒。山奥に幽閉した。
2年後、信長に代わり、権力を握った豊臣秀吉により、復縁を許可され、幽閉生活は終わった。
しかし、大阪の屋敷に移っても、ガラシャの心は晴れない。
忠興が外出を制限した上、父親に対し、手助けできなかったという良心の呵責に苦しんでいたのだ。
一日中、閉じこもり、子供の顔さえ、見ようとしない。
そんなガラシャに一筋の光が差し込む。
侍女の影響で、キリスト教に関心を抱き、夫忠興に内緒で、こっそりと教会に通い詰める。
「苦しみを一人で持ち続けるのではなく、キリストに委ねなさい」
という教えが、罪の意識から救ってくれたのだ。
そんなキリスト教に危機が訪れる。
秀吉が、宣教師を追放するよう命じた(バテレン追放令)。
忠興も、屋敷から、キリシタンを排除しようとした。
「よいか、キリシタンはならぬ。例え、そなたであってもだ。」
忠興は、ガラシャに告げた。
長い葛藤の末、ガラシャは思い切った行動をとる。
「殿、世の者が、私をキリシタンだと噂しております。
噂ではありません。私はキリシタンにございます。」忠興に信仰を告白。
「さようか、そなたには何を申しても聞くまい。好きにせよ。」
意外にも、忠興は信仰を認め、屋敷に礼拝堂まで作らせた。
自身の行動で、自らの道を切り開いたのだ。
そんな折、石田三成と徳川家康の対立が表面化。
両陣営の戦が目前に迫っていた。忠興は、家康の陣に加わる。
大阪の屋敷に残ったガラシャのもとに、石田方の使いが訪れた。
「御方様におかれましては、大阪城にお入り下さい。」
人質になるよう要求。
大阪には、家康に味方する武将の妻が、多く残っていた。彼女らを人質にすることで、戦意を喪失させるという三成の戦略だった。
「夫、忠興の戦いの妨げになります。その仰せには、従えません。」
数日後、再び使者が訪れ、次は武力に訴えると脅した。
覚悟を決めたガラシャは信頼を寄せている堀川という家臣を呼んだ。
「重ね重ね、大阪城に来るよう要求されている。
もし、屋敷に敵が押し入ったら、そなたに介錯(自刃の手助け)を頼みたい。」
死の準備を整え、礼拝堂で祈っていた折、石田方の兵が、屋敷を取り囲んだ。
堀川がガラシャの前に進み出、頭を深く下げ、刀を抜いた。
「よろしゅうございますか。」
「よい。」
夫、忠興と細川家の名誉を守るため、死を選んだのだ。
戦地で悲報を聞いた忠興は、悲しみに暮れ、敵意をむき出しにし、石田方と戦った。
どんな状況にあっても、自身の信念を貫き通す。
ガラシャの覚悟は、現代の経営者も、かくあるべきではないだろうか?
NPO法人こころTHE士業
定期勉強会のご案内
日時;令和3年4月17日(日)10時から
場所;横浜市中区役所別館1階(中区民活動センター)
アクセス;関内駅徒歩3分
主催者;NPO法人こころTHE士業
http://55634.la.coocan.jp/index.html
タイトル;建設業と社労士
~初歩の初歩~
講師;関口英樹
内容
コロナ禍にあっても、建設業は、明らかに伸びている元気のいい業種です。建設業を顧問に抱えることで、事務所の発展となること必定です。
しかしながら、労働保険番号が3つある、独自の助成金、下請・孫請け等特殊な契約形態、労働法令が未整備など、課題も多く、だからこそ、社労士の介入の余地があるのです。
労務・社保関係の特殊性が大きい建設業と社労士との関わりについてお話します。
NPO法人こころTHE士業とは
その名の通り、社労士を中心とした志の高い士業の勉強会です。
参加者のほとんどが、社労士、社労士試験受験生、
社労士を目指す方ですが、
それ以外の方のご参加も歓迎です。
終了後懇親会あり、懇親会費は実費
(コロナのため、開催なし)
私関口が、こころTHE士業さんの教壇に立つのは5回目です。
4回あることは5回ある。
ありがたいことです。
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