歴史に学ぶ人事・経営論

横浜の社会保険労務士・行政書士関口英樹です。

経営目標について

2016-02-03 09:08:55 | 日記
皆さんこんにちは!
今日は皆さんの会社の経営目標についてです。

犬公方とあだ名された徳川5代将軍綱吉。
彼は庶民を苦しめた天下の悪法、生類憐みの令を制定した。
お犬様を傷つけようなら、打ち首獄門だ。
ダメ君主として認識されている綱吉は、果たして本当にバカ殿だったのか。

江戸時代の初期、武士たちの荒々しい気質は、戦国のままであった。
当時、武士たちの間で、「辻斬り」が当然のごとく行われていた。
辻斬りとは、通りすがりの町人を、武士がいきなり切りつけるのだ。
武士たちは戦にあっては、刀を手にした相手と戦わなければならない。
つまり、武器を持ってない人を切れないようでは、刀を手にした侍など切ることなどできないという理屈だ。
戦の練習であり、試し切りである辻斬りが、公然と行われていたのだ。
また、江戸の町では、町輩と呼ばれる「ならず者」たちの殺人が横行していた。

つまり、当時の日本では、殺人は日常であり、珍しいことではなかったのだ。
(何百人もの死者がでても、報道されることのない現在の中東の内戦地区と同じ)

綱吉は、そんな人命軽視の世の中を憂いた。
武士達の流血沙汰を嫌い、人々に人名尊重の概念を植え付けようとしたのだ。

そのためには、「人を殺してはならない」などという生ぬるい法律ではダメだ。
当時の日本人の感覚を180度変えるには、もっと上の目標を設定する必要がある。
そこで、人間はおろか、動物さえも殺してはならないという法律を作る必要があったのだ。

「殺生」に対する日本人の感覚は、そのころから変わった。
つまり、綱吉は、殺人が当然だった日本人の感覚を180度変えた名君主、
だと思うのは、関口だけでしょうか。

このことは、%%name%%さんの会社の経営目標も同じだと思うのです。
社内で当然のごとく行われている社風をガラッと変えたい場合、もっと上の目標を設定する必要があるのです。

皆さんの経営目標を、関口に教えて下さい。
皆さんのご連絡、待ってます。




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~中小企業の法務担当~
社会保険労務士・行政書士 関 口 英 樹
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