故郷へ恩返し

故郷を離れて早40年。私は、故郷に何かの恩返しをしたい。

ぶす

2017-03-06 04:36:25 | プロジェクトエンジニアー

「オーレ」というタイトルです。
気持ちよさそうに、何か歌っているようです。
自ら気づかない、良い顔をすることがあるのです。


プロジェクトをやっているときは、ゴールはこうだと自らに言い聞かせます。
なんとも遠い未来の予想図です。
山の姿さえ見えない麓にいるような気分です。

心配事はつきません。
1月末に空き家を借りる契約が済みました。
そのまんまの空き家です。

ごみを捨てて、必要な物をとりあえず洗って収納しました。
蓋を開けるまで分からない、建物と設備の修理箇所を洗い出しました。
やっと、修理箇所を特定して、修理をしています。
費用は嵩むばかりです。
労力も限界に近い。

そんな時です。
地域の方が力を貸してくれました。
俺にも手伝わせろと立ち上がってくれました。
出来るだけ独りでやろうとしました。
出来ることは限られていました。
独りでやれることが無くなるまで頑張ろうと思っていました。

そんな私を見かねて、助けが必要な時はいつでも言ってね。
と優しい言葉をかけてくれました。
「巻き込まない」がモットーです。

ちょっと違っていました。
楽しいことをすべてやってやろうとしていました。
「助けが必要な時に声をかけて」とは、
それは、「俺にも手伝わせろ」という意味だったのです。
やれやれです。
カフェ開店の日どりが決まりました。
安全衛生責任者の登録、営業許可の取得と手続きはまだあります。
美味しいものの勉強もしなければなりません。
まだまだ、山ほどの仕事があるのです。
これまでも一つずつ片付けてきました。
息切れになる頃に、地域の方や友人が助けてくれました。

地域おこしのプロフェッショナルとは、
「俺にも手伝わせろ」と言ってもらうことなのです。
面白がってもらうことなのです。
なんかやってるなと皆さんが注目しています。
やればできると見てくれています。
そうです。
やればできるんです。

面白いことを一人で抱え込むことが出来なくなりました。
面白いことだとばれちゃいました。
仕方がありません。
皆に面白いことを分かち合うしかありませんね。
と偉そうにいうこの頃です。

ぶすという 毒独り占め ばれちゃった

2017年3月6日
コメント
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